「旅行博2009」に行く
東京ビッグサイトで開催されている2009年の旅行博は、9月18日(金曜日)は旅行業界関係者のみ入場可で、一般人の私たちが行けるのは、19日(土曜日)と20日(日曜日)の2日間である。
旅行好きの人は、5連休の最初の2日間に旅行の予定を入れてしまっているだろうし、そんなに混雑しないのではないかと甘い期待を抱いて、数日前に前売り券(1000円)を購入してあったので、昨日(2009年9月19日)、張り切って朝から出かけてきた。
会場に着いたのが、10時過ぎだったと思う。
ゆりかもめは空いていたし、駅からビッグサイトに向かう道もそれほど混雑していなかった。
やはり、日程のせいだろうか。
そして、今年の旅行博は、東ホールの1から3のみで(セミナー等は別)、何だか年々会場が狭くなってきているのではないかという気がした。
私の今回の旅行博における目的は、主に2つで、「グアテマラの情報を集める」「台湾の情報を集める」の2つに尽きる。
真っ先に、グアテマラのブースに出かけた。
現地の旅行社の方が対応してくださり、ベストシーズンは2月であること(アティトラン湖の景色はやはり乾期でないと霧が出て見えなかったりするらしい)、グアテマラシティの治安はあまりよくないこと、日本からグアテマラを訪れる観光客は年間6000人程度であること、ティカル遺跡の近くにある遺跡(名前は忘れたけど、メモが残っている)はお勧めであること、アティトラン湖畔に草木染めの工房が集まった村があること、インディへナの人から織物を教えてもらうオプショナルも可能なこと、などなどを教えていただく。
ほぼ、グアテマラ旅行のイメージができあがった感じである。
台湾のブースに行ったら、何故か「このホテルはオープンしたばかりなんです」という宣伝を3つくらい連続で聞く羽目になった。
台湾は今ホテルの建設ラッシュなんだろうか。
とりあえず、これで当初の目的は達した。
あとは。
グアムのブースでダンスを見ていたら、おじさんが貝で作ったネックレスをかけてくれたり、
カンボジアのブースに行ってアンコールワットの第三回廊の工事が終わるのはいつかと尋ねたら、政府でも知らないと笑われたり、
ベネズエラのブースでエンジェルフォールのベストシーズンはいつかと尋ねて3〜4月だと意外な答えに驚いていたらコーヒーをもらえてしまったり、
ケニアのブースでダンスを見て、あちこち覗いたけれど、ここのダンサーが一番楽しそうに踊っているよと思ったり、
カナダのブースでクィーンシャーロット島について尋ねたら、政府観光局の出展だったのだけれど、たまたま対応してくれたのが日本でクィーンシャーロット島に行くツアーを主催している会社の人で、2009年には参加者3名でツアーを催行したと教えてくれた。しかし、時期としては6月半ばから引っ張っても7月20日くらいまでだと言われて、そこはなかなか休みが取りにくいんだよなと暗い気持ちになったり、
ポリネシアンハープの演奏を聴いたり、
そういえば見ようと思っていた関口知宏のトークショーに行きそびれたことに、サインをもらうための行列を見て気づいたり、
チュニジアのブースに行ったら、どうも個人でチュニジア好きが高じてちらしを作り無料でメール相談に応じているおじさんに捕まって説明を受け、ベストシーズンは8月だと意外なことを言われたり、
アブダビのブースで写真集をもらって30年前とはだいぶ街の様子が変わっているようだと感慨にふけり、ついでに同じブースで名前をアラビア語で書いてもらったり・・・。
ランチは、ホテルのブースが集まっている一角で、「旅行博限定、ふかひれが1枚入った焼きそばが、飲み物とデザートもついて1200円」という呼び声につられて買い求め、美味しくいただいた。
もっとも、「美味しいのに勿体ない!」とかなりがんばって完食したら、あとでやっぱり胃が痛くなった。
セイロン紅茶を買うかどうか、チュニジアのローズウォーターを買うかどうか迷ったのだけれど、結局、買い物はせず、14時前に会場を後にした。
やはり時間がたつにつれ混雑も激しくなってくる。
少しでも詳しく話を聞くためには、早めに出かけた方がいいようだった。
私はほとんど参加しなかったけれど、例えば抽選会とかワインの試飲などなどは、午後も早い時間に「本日は終了しました」という張り紙が出たりしていた。
パンフレット類はかなり厳選してもらったつもりだったのだけれど、やっぱりかなりの重さになった。
家に帰り着いたときにはかなりクタクタで、栄養補給が必要だとコーヒーとチーズケーキでおやつにしてしまったくらいだった。
でも、楽しかった。
何だか初めて旅行博を満喫したという感じがした。
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