« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »

2014.06.29

カード会社から資料が届く(香港&クルーズ)

 2014年6月29日、数日前にJCBに要求しておいた香港や海外旅行に関する資料が届いた。

 届いた資料は以下のとおりである。

 ショッピングガード保険について
 ANA DUTY FREE SHOP(成田空港)について
 JCB海外サービスガイド
 優待ガイド 香港/マカオ
 JCB空港優待ガイド

 結構お得に活用できそうなので、香港のJCBプラザラウンジにも行ってみようかと思っている。
 海外旅行保険の内容も確認できた。この他に入る必要はなさそうである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.25

宿を予約する(奥日光2014)

 2014年夏の旅行について、母は当初「谷川温泉に行ってみたい」と言っており、そうすると谷川温泉からアクセスが容易で歩けるところはどこだろうとボチボチとリサーチをしていた。
 ところが、そろそろ予約をしようかと思い始めた頃に再び母に確認してみたところ「あら、中禅寺湖に行くんでしょ」とおっしゃるのだ。

 私の今までのリサーチはどうしてくれるのだと思いつつ、数年前から母が「一度、泊まってみたい」と言い続けている中禅寺金谷ホテルを予約した。

 母と私の夏の旅行は、概ね「自然を歩く」のと「美味しいものを食べる」のと「温泉に入る」ことが目的である。
 1泊2日のプランを早速考えようと思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.23

勝浦旅行記の入口を作る

御宿の朝 ここは2014年6月にタラソテラピー目当てで一人旅を敢行した、勝浦旅行記の入口である。(と書きながら、この写真は御宿の海である。)
 この1泊2日の旅行にかかった費用は、一人分約42000円だった。


 以下の日程をクリックすると、その日の旅行記に飛べるようになっている。


1日目その1 2014年6月15日(日曜日)


1日目その2 2014年6月15日(日曜日)


2日目 2014年6月16日(月曜日)


 


持ち物リスト(勝浦編)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.22

勝浦旅行記2日目

2014年6月16日(月曜日)


 日の出の時刻に目が覚めたけれど、窓の外を覗いたら、「海から上がる日の出」が見られなさそうだったので、そのままベッドに逆戻りした。
 お部屋の窓は真東を向いている訳ではなさそうだ。
 もう一度起きたのは7時過ぎで、テレビのニュースを見ながら支度をし、7時半過ぎに朝食に降りた。


朝食 やはり、お部屋に灯っていた電気は伊達ではなく、結構たくさんの人が朝食会場であるレストランに集っていた。自分のことを棚に上げて、この時期にみなさん何をしに御宿に来ているのだろうと思う。
 サヤンテラスの売りの一つが、「バスケットに朝食を詰めて、どこででも召し上がって頂いて結構です」という朝食だ。お部屋に持ち帰ってもいいし、レストラン内で食べてもいいし、海辺に持ち出してもOKである。
 テラスのデッキチェアで朝食をいただいた。


 日射しが強いけれど、パラソルでできた日陰にデッキチェアを移動させれば涼しい風が吹いて気持ちいい。
 りんごジュース、コーヒー、パン2種類(オーブントースターで温めることができる)、ハム、チーズ、鶏ささみの胡麻ソース和え、アボガドディップ、サーモン等々のサンドイッチ用の具をカップにつめ、フルーツカクテルにヨーグルトをかける。
 我ながら完璧な朝食である。
 最近の私の弱っている胃腸には若干多すぎたかしらと思いつつ、ゆっくりといただいた。


海 テラスで一休みし、ちょっとだけ砂浜を歩いた。サンダルが砂まみれになったのですぐに戻る。
 お部屋でさらに一休みし、9時過ぎにチェックアウトした。
 ここで精算したときに、パック料金がホテルで精算なら、昨日のランチは昨日のうちにテルムマラン・パシフィークで精算しなくちゃいけなかったことに気がついた。
 案内にはちゃんと「ホテルで精算」と書いてあったけれど、うっかりパック料金も含めて全てをテルムマラン・パシフィークで最後に精算すると思い込んでいた。
 なるほど、スタッフの方が怪訝な顔をしていたのにも納得である。今日の帰りにちゃんと払わなくては無銭飲食になってしまう。


 昨日のテルムマラン・パシフィークからホテルへの送りはテルムマラン・パシフィークのマイクロバスで、今日のホテルからテルムマラン・パシフィークへの送りはホテルの車だった。
 ほぼ海沿いを走って行く。ぼーっと海を眺める。
 送ってくださったスタッフの方に「意外と涼しくて驚きました。」と言うと、梅雨入りしが先週は蒸し暑かったけれど、お天気が良いと今頃が一番いいですね、という話だ。もちろん夏がピークシーズンだけれど、その分、道も渋滞して大変なことになるらしい。


 「テルムマラン・パシフィークっていいんですか?」と若干不思議そうに尋ねられたのが可笑しい。「リピーターもいらっしゃるし、ホテルと提携しているので一度体験してくださいとも言われるんですけど、泳げないんです。」と言われて驚いた。
 テルムマラン・パシフィークの話は置いておいて「地元の方じゃないんですか?」と聞いてみたら、「内房の出身で海沿いで育っているんですが。」と苦笑いしつつおっしゃる。
 テルムマラン・パシフィーク広報担当の気分になって、「泳げなくても全く大丈夫です。」、「基本的にプールの中を歩きます。」、「少し年配の男性が結構お一人でいらっしゃってました。」等と熱く語った。


 10時前にテルムマラン・パシフィークに到着した。受付で再びキャリーケースを預け、館内用バッグとロッカーキーをもらう。
 帰りの送迎バスの時間を尋ねると、乗ろうと思っていた特急にちょうどいい時間の送迎がない。特急の時間を勘違いしていたかしらと思いつつ、15時半発の送迎バスを予約した。明日も出勤だし、昨日の夜は結構ぐったりしたし、ちょっと勿体ないんじゃないかと思いつつ、早めに切り上げることにする。


 10時10分から、最初のプログラムである「バンジェ」が始まる。
 温海水のバスタブに浸かり、足先から肩まで移動するジェット水流で全身をマッサージするというプログラムである。ジェット水流でできた泡風呂、という感じだ。
 10分たったところでスタッフの方が様子を見に来てくれ、深呼吸をすると空気中にある水の細かい泡を体内に取り込むことができるので、エアロゾルと同じ効果がありますと教えてくれた。
 20分間、ゆったりと浸かる。20分は結構長い。


 そのままリラクゼーションルームで外から入る風の涼しさを感じつつ休憩し、11時からパッシブストレッチである。
 私が選んだ宿泊プランには、「グループトリートメント一つ」が含まれていたけれど、テルムマラン・パシフィークではこのグループトリートメントプログラムの見直し中で今は実施していない。代わりに、スタッフの方とマンツーマンのストレッチを10分に短縮して入れてくれたようだ。
 先ほど、バンジェを担当してくださったスタッフが、引き続き担当してくれる。


 用意されたTシャツと短パンを着て、ストレッチの開始である。
 「どこか重点的にやってもらいたいところがありますか?」と聞かれて、「肩、腰、背中です!」と即答する。「つまり上半身ですね。」と苦笑され、ストレッチが始まった。
 手首を持って引っ張ったり回したり肩をほぐすところから始まる。その手首を持つときにタオルで包むのが心配りだなぁと思う。
 肩に移ったところで、「凄い張ってますね。」と言われる。いつものことなので「そうみたいです。」と答える。
 「僅か10分ですが。」とスタッフの方が繰り返すのが不思議だった。どうやら、普通にプログラムとして実施するときは30分かけるようだ。


 これで本日のプログラムは終了である。あとはアクアトニックプールを満喫し、ランチを食べ、帰るだけだ。
 アクアトニックプールを巡り始めて少しすると、スタッフから「アウフグースを行います。」というアナウンスがあった。それは行かなければと移動する。今日の香りはグレープフルーツだ。
 昨日の16時と同じか少し多いくらいの方がいる。女性が多い。ウィークデイ会員になって通っている方が多いようだ。プールもそうだし、日曜日である昨日よりも人が多いくらいだ。


 昨日、今日とアクアトニックプールで歩き、プログラムを受けている効果か、昨日よりも断然発汗が早い。身体がやっとタラソテラピーの効果を顕し始めているのかも知れない。
 自分の腕を見て、玉のような汗とはこのことだと思う。
 もっとも、バスタオルを扇ぐスタッフの方の方は、玉どころではなく、滝のような汗だ。この暑い中で身体を使っているのだからその体力には驚嘆する。「今日は、16時の回も私がやります。」と言っているのを聞いて、さらに驚いた。


 フィットネスプールが空いていたので、スイミングキャップを借りて久々に泳いだ。
 すっかり忘れていたけれど、このプールに満たされているのは海水である。水の中で目を開けようものならとんでもない目に遭う。クロールで泳ぎ始めて危険に気付き、平泳ぎに切り替えた。
 平泳ぎなんて久しぶりだし、そもそも得意でない。一往復しただけで、「股関節を使った!」という気分になり、満足した。
 本格的に泳ごうと思ったら、ゴーグルが必要である。


サラダランチ アクアトニックプールをもう一周し、切りが良かったのでカフェでランチをいただいた。
 昨日の反省を元に、バスローブの下にバスタオルを巻く。やはりこの方が快適だ。
 「2日続けてのご利用ありがとうございます。」と言われたから、多分、1泊2日で利用する人よりも、1dayプランで利用する人の方が多いのだろう。そういえば、昨日の駅からの送迎で一緒だった女性二人組も今日は見かけていない。


 迷わずサラダランチをお願いすると、山盛りサラダが現れて驚いた。
 「マウンテンサラダ」とどこかに書いてあったものの、マウンテン過ぎである。カフェの方は「でも、みなさんペロリとお召し上がりになります。」と言う。
 食べても食べてもなくならない。生野菜も多く、昨日のお魚ランチよりも食べ応えがあるくらいだ。
 ゆっくりいただき、今日も食後にハーブティをお願いしたところ、ジンジャー等が入った燃焼系のハーブティだった。スパイシーで美味しい。


 リラクゼーションルームで食後の休憩をとっても良かったけれど、今朝、プールを通らずにアクアトニックプールの外のテラスに行けることが判明したので、テラスのデッキチェアで休んだ。
 アクアトニックプールに人っ子一人いないことに驚いた。多分、ウィークデイ会員の方は、午前中に来ることが多いのだと思う。
 ひさしのお陰で直射日光が当たらないデッキチェアを確保し、いい風に吹かれつつ、30分くらいお昼寝した。極楽である。


 貧乏性の私は30分もすると目が覚めて「よーし、プールだ!」と張り切ってしまう。リラクゼーションとははるか遠く離れたところにいるような気がする。これも性分だ。
 14時くらいから、最後の仕上げに、アクアトニックプールを巡り始めた。
 途中で年配の男性がいらっしゃるまでは広いプールを独り占め状態だった。贅沢かつ申し訳ないことである。
 昨日のツアーで教わったことを思い出しつつ、ゆっくり2周巡ったところで時間となった。


 14時半過ぎにプールから上がり、身支度を調える。
 水着の脱水機があったり、シャワーブースにはシャンプー・リンス・ボディソープが備え付けられていたり、化粧水やドライヤーはパウダールームにあるし、私のように「気にしない」タイプの人間ならほとんど手ぶらで来ても大丈夫というところが素晴らしい。
 時間に余裕をみてあるし、スペース的にも余裕があるので、のんびりできる。


 フロントでロッカーキー返し、精算をお願いすると、やはり今日の分のランチしか計上されていないようだ。昨日、精算してもらい忘れてしまったのでと自己申告して、2日分のランチを精算してもらう。
 ショップも併設されていて、フランス産**の化粧水等々が並んでいる。海藻のバスクリームに心惹かれたけれど、残念ながら普通サイズのボトルは売り切れてしまっていた。1回分のミニボトルならあったけれど、コストパフォーマンスがいきなり悪くなるような気がして購入を見送る。


 15時半発の送迎バスは、何人ものスタッフのお見送りを受けて出発した。7〜8人は乗っていたと思うけれど、何だか申し訳ないような気分になってしまう。
 15分くらいで勝浦駅に到着した。駅前をぐるりと見回しても、干物をメインにするお土産物屋さんしか見当たらない。母から「干物は買ってあるからいらない。」と出発前に釘を刺されていたので、本当にお土産を何一つ買わない旅行になった。我ながら、珍しいことである。


 15時59分発の特急わかしおに乗り、行きの反省に基いてポメラは使わず、持参していた文庫本などをのんびり読む。
 車で来る人もいると受付のスタッフの方が言っていたけれど、せっかくタラソテラピーでほぐれても2時間運転して帰るのはかなり大変そうだなぁと思う。
 今の時期だから自由席で問題なく座れるけれど、夏になったらとても無理なんだろうなという気がする。
 途中下車して電車を乗り継ぎ、18時過ぎくらいに自宅に到着した。


 勝浦旅行記1日目その2 <-

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.21

勝浦旅行記1日目その2

2014年6月15日(日曜日)


 アクアトニックプールに戻って、適当にうろうろしていると、フィットネスプールにいるスタッフの方にロックオンされているような気がした。
 何か目立つようなことをしてるかなぁと思っていたところ、15時10分から受けるピシーナ・リラクゼーションの担当スタッフの方だった。
 こちらは、受付で一緒だった女性二人組と3人での施術である。


 ピシーナ・リラクゼーションでは、フィットネスプールを使い(従って、スイミングキャップが必要となる)、棒状の浮き具を首の下と足首の下に置いて浮くのがまず第一段階だ。
 そこから、セラピストの誘導で海水の浮力に身を任せて脱力し、水面に浮かびながら“水の揺らぎ”を全身で感じることで、心身の疲れを癒すという。
 温かい海水の揺らぎは、まるで胎内回帰を想わせる心地よい感覚になる、らしい。


 フィットネスプールは、アクアトニックプールと繋がっている。フィットネスプールの方が若干水温が高めに設定されていて、それだけでリラックスできる。
 最初は、プールサイドに設けられた手すりのようなところに足首を置き、首の下に棒状の浮き具を置いてとりあえず浮いてみる。そうやって浮いていると、頭上にある窓の向こうに雲が見えて何だか楽しい。その雲が見たかったのと、天上からの日光が眩しかったので頭の位置をずらそうと水をかいてみる。
 寝ることを意識してと言われて目を瞑っていたら、スタッフの方が足首の下に浮き具を入れてくれ、ビニルのようなものを全身に被せられた。保温のためだろうか。


 眠れちゃえばベストだろうと思う。しかし、浮くのは簡単だけれど全身の力を抜くのはなかなか難しく、何だかお手洗いに行きたいような行きたくないような微妙な感じもあって、逆に覚醒した感じになった。良かったのか悪かったのか、微妙なところだ。
 何となくリラックスできなかった理由の一つは、モーター音だと思う。耳は水中にあったので、循環なのかジェット水流なのか、そういったものを動かすモーター音がずっと聞こえていた。モーター音を消すことはできなくても、例えばBGMを流すことはできないのかなぁと思ったりした。


 浮き具を引っ張ってスタッフの方が移動させてくれることで、自分の身体の動きを感じたり、自分は止まって浮かんでいるだけでも周りの水が動いているのが感じられたり、水と自分の動きを感じられるというのはなかなか新鮮だ。
 上を向いて長い時間浮くという経験は初めてで、陽の光が射したところに、細かな水滴が漂っているのがよく見え、ここにいるだけでエアロゾルに近い効果がありそうだと思う。
 ピシーナ・リラクゼーションが一番やってみたいプログラムだったので、満足である。


 ピシーナ・リラクゼーションが終わるとすぐ、アウフグースが16時から予定されていた。同じスタッフがそのまま担当してくれるらしい。
 もう1回参加した。
 この回は参加者が10人くらいいたと思う。また、扇いでくれる人が男性だから、天上にバスタオルが当たる音がかなり激しい。天井にあったライトが壊れているのは、バスタオルで叩いためらしい。可笑しい。
 人数が多い分、一人一人に向けて扇いで風を送るので全体の時間も長めになり、そのためか、午前中に比べて汗が噴き出してきて文字通りの「玉の汗」になって驚いた。


 17時半発の送迎バスに乗るため、アウフグースの後はもう1周ゆっくりとアクアトニックプールを楽しみ、16時半くらいにプールから上がった。
 更衣室に戻ってシャワーを浴びる。ボディソープ、シャンプー、リンスが備え付けられている。海水にずっと濡れていた髪は流石にキシキシしていて、盛大に泡を立てて洗う。
 水着をゆすいで脱水機にかける。脱水機の横には水着を入れるためのビニル袋まで用意されていて、至れり尽くせりである。
 シャワーを浴びた後、更衣室を利用して着替え、パウダールームのドライヤーで髪を乾かす。
 もっと時間がかかるかと思ったら、30分くらいで用意を終えることができた。


 ロッカーキーを返し、まだ時間があったので、少し外に出てみる。芝生が綺麗に植えられ、テニスコートやバスケットコートが並ぶ。ここに泊まればもっと長くアクアトニックプルを楽しむこともできるし、かなり広いらしい敷地内を散歩することもできるなぁと思う。
 実際、ジョギングをしている人が何人もいる。


サヤン・テラスのお部屋 そうこうしているうちに送迎バスが来て、勝浦駅まで行く人と私と5〜6人を乗せて出発した。
 帰りは下り坂だからか来るときよりも早く、15分くらいで勝浦駅に到着した。そこからさらに車で10〜15分ほど走って、本日の宿であるサヤン・テラスに到着した。
 チェックインすると、5階のオーシャンフロントのお部屋だった。嬉しい。
 夕食の時間を尋ねられ、18時半からでお願いする。


お部屋の窓から チェックインのときにもらったinformationの紙には、部屋番号の他、館内施設の案内、冷蔵庫の中のミネラルウォーターはサービスであること、周辺マップ、朝食は7時からであることなどの案内の他に、明日の天気や最高気温と最低気温、降水確率、満潮時刻や日の出の時刻などが書かれてある。
 オーシャンフロントのお部屋に泊まったら、日の出の時間は気になるに決まっている。行き届いているなぁと感心する。
 お部屋にはバスローブやアメニティが入った篭があり、スリッパとバスローブはロビーやレストランでは禁止、地下にある大浴場への往復はOKということだった。


 しばしの休憩の後、レストランに行くと、窓際の席に案内された。
 海が見えて気持ちがいい。
 お隣に年配のカップルがいらしただけで、他にお客さんはいないようだ。こちらのホテルのレストラン、ルザットは地元の方にも人気だとどこかで読んだような気がするけど、日曜の夜は少ないのかしらと思う。
 お隣のテーブルでレストランのスタッフの方と話しているのが聞こえて来たところでは、テレビの撮影があったため、今日は我々2組のみの営業としたらしい。


冷前菜 飲み物を1杯サービスしますと言っていただいて、タラソテラピーの後はお酒は控えましょうと言われたなぁと思いつつ、白ワインをお願いする。スタッフのお姉さんが一瞬「え?」という顔をしていたから、多分、私がタラソテラピーを受けて来たことを知っていたんだろう。驚かせて申し訳ない。
 最初の冷前菜は、野菜のスティックサラダ(アンチョビを使ったソースが沿えてあってバーニャ・カウダ風である)、鰻のゼリー寄せ、ミニトマトのマリネというラインアップだ。
 爽やかで美味しい。
 海を見ながら美味しいお料理をいただけるなんて、幸せである。


サザエのエスカルゴ風バター焼き 続いて供された温前菜は「御宿産さざえのエスカルゴ風バター焼き」である。
 チェックインのときに「苦手な食材は?」と聞かれ、季節外れだと思いつつ「牡蠣。」と答えた。さざえも決して得意ではない。
 でも、ガーリックの利いたバター焼きにされたこのさざえは歯ごたえもプリプリしていて、肝の部分は取り除かれ、さざえが若干苦手な私でも美味しくいただくことができた。
 自分でも意外だったくらいだ。


ガスパチョ スープは、地野菜のガスパチョである。
 敢えて言うなら、このスープが一番微妙だったかも知れない。優しい味だけれど、その分、パンチがないというか、もっと野菜野菜していてもいいのになぁと思う。
 色からしてトマトが使われていることは確かだけれど、あとメインになっている野菜は何だろう? と考えてもなかなか思い浮かばないという感じだ。そして、トマト味が強い訳ではない。
 メインはキュウリだったんじゃないかというのが私の推測だ。レストランのスタッフの方に聞いてみれば良かったと思う。


アクアパッツァ メインのお魚料理は、イサキと夏野菜のアクアパッツァである。
 この頃になると、陽は完全に沈んで、外は薄暮といった感じである。上の方に浮かぶ雲が薄くピンク色に染まり、レストランの前にあるデッキに松明のような火が燃やされる。
 いかにも海辺のリゾートという雰囲気でなかなか良い。
 お隣のテーブルは常連の方らしく、今回も連泊されているようだ。レストランのスタッフの方とも話が弾んでいて、そのおこぼれで色々とホテルの情報を把握できた。


いすみポーク メインの二皿目のお肉料理は、いすみポーク 西京味噌のマリネバジルの香り である。
 西京味噌を使ったソースが美味しい。かなり淡白に仕上げられたポークにも、添えられた野菜にもよく合う。
 真ん中にデンと置かれたコーンに困惑し、思わずレストランスタッフの方を呼び止めて「このまま食べられるんですか?」 と聞いた。「皮だけ剥いていただいて、そのままどうぞ。」というお返事で、確かにナイフで簡単に切れるし、コリコリというかポリポリというか、変わった食感が楽しめた。


パンナコッタとコーヒー デザートには桃とマンゴーのパンナコッタと濃い珈琲をいただく。お隣からは「デザートに工夫が足りない! フルーツを添えただけじゃないか!」という厳しい論評が聞こえて来たけれど、なかなか美味しい。
 濃く入れられたコーヒーととても合っていて、満足した。
 コースをいただくのに1時間以上かけ、ゆっくりさせてもらった。


 食休みを兼ねてテラスに出て、子どもが揺らしているのが見えて気になっていたブランコに乗り、ゆっくり揺らす。
 見上げるとホテルのお部屋が見え、部屋の明かりが結構ついていることに驚いた。6月の日曜の夜にこれだけお客さんがいるのは、正直に言って少し意外だ。サーフィンをしている人はいたけれど、泳ぐにはまだちょっと早いだろう。
 このときも涼しい風が吹いていて、その風も潮風だけれどベタっとしておらず、快適だった。


 アルコールを飲んだからか、アクアトニックプールで張り切りすぎたのか、お部屋に戻ったら、何だかぐったりとしてしまった。
 このまま眠れそうだ。
 地下の大浴場に行くかどうかかなり迷い、今日は一日中プールに浸かっていたようなものだし、さらにお湯に浸からなくてもいいような気もする。
 軽くシャワーだけ浴びて、本や通っているセミナーの宿題など色々と持参していたけれど、結局、「大改造!! 劇的 ビフォーアフター」と、「ドラマスペシャル 事件究明医 IMATの奇跡2」ををハシゴしてしまった。


 勝浦旅行記1日目その1 <- -> 勝浦旅行記2日目

| | コメント (0) | トラックバック (0)

勝浦旅行記1日目その1

2014年6月15日(日曜日)


外房線の車窓 勝浦駅に10時35分に送迎バスが来るので、それに間に合うよう家を8時半前に出た。
 普通電車でも行けるし、特急利用の場合とそれほど所要時間は変わらない。しかし、送迎バスが特急の到着に合わせてあるので、結局、待ち時間が長くなる。1000円弱を払って特急わかしおを利用した。


 日曜の午前中に外房に向かう特急自由席はガラガラで、席は選び放題だ。
 ちょっと済ませたい用事があったので久しぶりにポメラを引っ張り出して持参し、特急の車内でぱちぱち打っていたら車酔いのようになってしまった。
 外房線は揺れる。そして、海はほとんど見えない。窓の外に見えるのは田園風景である。


テルムマラン・パシフィーク 10時半少し前に勝浦駅に到着し、駅のホームに降りたら、送迎バスがロータリーに駐まっているのが見えた。
 早速、乗り込む。
 他の乗客は女性二人組のみだ。車で来る人が多いのか、土日をかけて泊まりがけで来ている人が多いのか、その辺りはちょっと判らない。
 勝浦駅から走ること30分弱、最後は坂道を上り続けて、マイクロバスは広大な敷地の一角に立つテルムマラン・パシフィークに到着した。


 やはりこの時間の受付は先ほどの女性二人組と私だけのようだ。
 転がしてきたキャリーケースを預かってもらい、予約であることを告げると、即座に本日のメニューが示された。14時からアルゴパック、15時10分からピシーナ・リラクゼーションである。
 館内案内図とともにその紙はクリアファイルに挟まれ、ロッカーキーを渡され、館内用バッグにバスタオルとフェイスタオルが2組入れられて渡されて、「早速ご案内します。」と言われた。
 手際が良い。


 ロッカールームに行き、決められたロッカーを開けるとバスローブが入っていた。「バスタオルとフェイスタオル一組は最後に水着から着替えるときにお使いください。」と言われてロッカーに収め、更衣室(一人ずつ着替えられるようになっている。デパートの試着室のような感じだ)、シャワー、トイレ、パウダールームと案内してもらって、「水着に着替えてください。10分後にお待ちしています。」と言われた。案内の続きがあるようだ
 更衣室に入ると鏡があり、椅子が用意され、至れり尽くせりである。
 持参した水着に着替える。パウダールームにクレンジングも用意してありますと案内されたけれど、元々お化粧をしない私の場合は関係ない。バスローブを羽織り、持参したサンダルに履き替えて出発である。


 水着とサンダルは有料でレンタルすることもできる。
 もしワンピースの水着しか持っていなかったら、セパレートの水着を借りた方がいいかも知れない。ほとんど1日水着で過ごすことになるし、アクアトニックプールその他の施術の効果で、結構お手洗いに行きたくなる。セパレートの方が便利だ。
 カフェやリラクゼーションルームの場所を教えてもらいながら、アクアトニックプールまで連れて行ってもらう。
 壁にバスローブやバッグをかけるフックが用意され、サンダルを脱ぎ、シャワーを浴びてアクアトニックプールに向かう。髪が長い人はまとめるかキャップを被ってくださいと言われる。ヘアゴムとスイミングキャップは無料で貸出がある。


 テルムマラン・パシフィーク内は「リラックスのため」写真撮影禁止である。カメラ小僧の私でも、それはそうだろうと思う。
 アクアトニックプールは、「毎日勝浦沖で汲み上げられる新鮮な海水が33〜36度に温められ、ジェット水圧が13のゾーンに設定されていて、プールの中を13のゾーンを巡るように歩くことで、海水の浮力とジェットの水流が筋肉の緊張を解きほぐし、高い運動効果を得ることができる」プールである。
 海水プールで水中歩行し、ジェット水流で全身の筋肉の凝りをほぐし、循環機能も高めましょう、というコンセプトだ。


 案内してくれたスタッフの方によると、「順路に沿って3周くらいすると効果が高いと言われていますが、1周した後はデッキチェアーバスでゆっくりされる方が多いですね。」というお話だった。
 11時10分過ぎにのんびりと歩き始めたところ、別のスタッフから「11時30分からサウナでアウフグースを行います。」とメガホンを使っての案内があり、せっかくなので参加することにした。


 プールに用意されたレモンとミント入りのお水を飲んでからサウナに向かう。冷たいこのお水と、廊下には常温のお水も用意されているから、水分補給は十分できる。
 海水が身体についたままのサウナはどうなんだろうと軽くシャワーを浴び、身体を拭いて(フェイスタオルはアクアトニックプールにたくさん用意され、いつでも交換可能である)サウナに向かった。


 行ってみたら、私と、常連らしい年配の男性の二人だけだった。贅沢な気分だ。
 アウフグースとは、熱したサウナストーンに、香りのついた水をかけて蒸気を発生させ、タオルで扇いで熱風を起こすというドイツ式のサウナ浴の方法である。
 この日は、ユーカリの香りだった。


 スタッフがバスタオルを振り回して香りをサウナ全体に広げ、上部が100度で下部が70度という温度差をなくし、一人一人に向けて扇いでその熱風を送ることでサウナ効果を高めるという。
 人数が少なかったせいか、扇いだ後も「1〜2分、このままでいてください。」と言われた。サウナが苦手な私でも、ユーカリの香りのおかげで楽しむことができた。


 シャワーを浴びてプールに戻り、先ほどの続きをやろうかと思っていたら、サウナで扇いでくれたスタッフの女性が「ツアーを行います。」と声をかけてくれた。「アクアトニックプールの効果的な使い方を20分くらいでご案内します。」と言われ、初めて行った私はもちろん参加を決めた。
 参加者は、私を含めて5名である。
 サウナでご一緒した男性も「毎週末、時間を決めて来ている。」とおっしゃっていたし、年間会員になって定期的に健康作りのために一人で通っているという感じの方が多いようだ。


 歩行浴ゾーンから始まって、水流に沿ってまずは歩いてみましょう、水流に逆らって歩いてみましょう、今の倍の歩幅で歩いてみましょう、手を振ってみましょう、足は踵から付けましょう、小石のあるゾーンでは特に足の裏に刺激を与えてみましょう、とこれだけで結構疲れる。
 意識して歩くって重要ね、と思う。
 スタッフの女性からは「意識しすぎると、右足と右腕を同時に出すようなギクシャクしたおかしな動きになります。」とコメントがあった。なるほど、その通りである。


 システムジェット・サービカルでは身体を左右に揺らして首の後ろ側に水流を当ててみましょう、システムジェット・ランバーでは、膝の曲げ伸ばしをして腰から背中にかけて水流を当ててみましょう、さらにジャンプしてみましょう、と指導がある。
 ずっと同じ場所に当て続けると、かなり強い水流なので、確かに揉み返しがありそうだ。


 バブルバスやバックマッサージ(温)のコーナーは、プールよりも水温を若干高くしてあり、冷えた身体を温め、そして背中に水流を当てつつ肩を上げ下ろししたり、胸を張ったりストレッチを行う。
 遊泳流水路と名付けられてはいるゾーンで泳ぐのは大変そうなので大股で歩き、最後は、フロアージェットといって床から上に向けて吹き上げているジェット水流に身を任せて浮かぶ。
 基本は「内蔵を痛めるので水流はお腹には当てないでください」という注意書きの通りだけれど、フロアージェットだけは、うつぶせの姿勢でふわっと身体を水に浮かせるのが基本だ。もちろん仰向けになって浮かぶこともできて、なかなか楽しい。


 20分のツアーはここで終了し、ツアーでは入らなかった屋外のバブルバスでしばしのんびりする。
 意外なくらい涼しい。
 日射しは強いけれど、日陰に入ってしまえば風は涼しく、快適である。目を凝らすと遠くに青い海も見えている。


 午後のスケジュールも詰まっているし、ずっと海水プールに浸かっていてお腹も空いたので、館内のカフェにランチを食べに行った。
 ここで失敗したのは、シャワーを浴びて身体を拭き、水着の上から直接バスローブを羽織ったことだ。水着に残っていた水分をどんどんバスローブが吸ってしまい、重く冷たくなって行くとは知らなかった。
 後になって常連の方を観察したところ、バスタオルを撒いてからバスローブを着ている方が多い。明日はそうしようと思う。


お魚ランチ カフェではテラス席を選んだ。
 ランチは、バゲットサンド、サラダランチ、お肉のランチにお魚のランチと4種類から選ぶことができる。
 やはり勝浦に来たらお魚でしょうと思い、お魚のランチをお願いした。
 注文を取りに来た方が見せてくれた鉢植えは、ジャックの豆の木と書いてあって、本当に豆(というよりは実という大きさである)がぱっくりと二つに割れ、その間から木が生えてきている。この写真の奥に写っているのがその「豆の木」だ。
 「カフェのどこかに置いておきますので、次に来たときに見てみてくださいね。」と言われ、「明日また来ます」と心の中で答える。


 お魚のランチは、この日は、南瓜の冷製スープにグリーンサラダ、鱸の白ワイン蒸しにパンが付いた。美味しい。お魚も野菜も新鮮な味がする。
 風も気持ちよく吹いていて、のんびりと頂く。
 食後はコーヒー、紅茶、ハーブティから選ぶことができ、ハーブティをお願いしたら、日替わりで用意されているらしく、この日は「小麦をメインにしたデトックス効果のあるお茶です。」という説明だった。
 1時間くらいかけて、ゆっくりとランチをいただいた。


 14時からアルゴパックというプログラムの予定だったので、アクアトニックプールには戻らず、食休みを兼ねてリラクゼーションルームでのんびりする。デッキチェアが並べられ、少し照明が落とされ、窓から涼しい風が入ってきて、BGMが低くかかっている。
 時間までうとうとした。
 次の予定が入っていなかったら、2時間くらい瀑睡していたかも知れない。


 アルゴパックは、アルゴセラピー(海藻療法)の一つだ。
 フランスの何とかという(教えてもらってけれど覚えられなかった)海藻から作られたペーストは、代謝を高めるヨウ素を豊富に含んでいて、その他にもミネラル、ビタミン、多糖類も豊富だ。
 これを全身に塗ってもらい、ビニルで包まれ、さらにビニルに空気を入れて保温できるようになっているシートを被せてもらう。ベッド自体も温められていて、これは「寝てください」と言われているようなものだ。
 あまりにも眠かったので私はパスしたけれど、このアルゴパックをやってもらっている間、オプションでフェイシャルマッサージをしてもらうこともできるらしい。


 10分くらいたったところでスタッフの方が確認に来て、トータル20分、ぽかぽかうとうとしていた。
 時間になって「あまり汗が出ていませんね。」と驚かれた。確かに、私は異様に新陳代謝が良くて岩盤浴などでも寝転んだ瞬間から汗が噴き出すようなタイプだけれど、このアルゴパックのときは全く汗をかかなかった。
 かなり身体が狂ってきているんだろうなぁと思う。
 スタッフの方が「色が白くて痩せている人は冷え性の場合が多い、そうするとのぼせてしまう方も結構いらっしゃる。」とおっしゃる。逆にベッドの温度を上げてなるべくたくさん汗をかこうという方もいるそうだ。「それが目的ではありませんのでね。」とおっしゃる様子が何となく可笑しかった。


-> 勝浦旅行記1日目その2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.18

「香港 (タビトモ)」を購入する

 2014年夏に香港発着のクルーズ船旅行を計画した。
 最初はツアーに申し込んだのだけれど、申し込んだ旅行社の対応に不満があったことと、行き帰りの飛行機を選べないのも窮屈だし、香港だったら一人でうろうろしても大丈夫そうである。
 結局、往復の飛行機と、クルーズ前のホテル1泊、クルーズと別々に手配した。

 そうなると、数時間ずつとはいえ香港で遊べる時間が生まれるし、食事だってしなくてはならない。
 ガイドブックの1冊も欲しいということで、数種類を見比べて検討した結果、タビトモシリーズの「香港」を購入した。

 決め手は、「やりたいこと」でまとめるのではなく、「地域」でまとめられていたことである。
 久々の一人旅だし、香港の8月はとんでもなく暑い上に雨も多いらしい。だったら、宿を取った場所からそれほど移動せずにあれこれを済ませてしまいたい。
 「絶対にあの店で買い物がしたい」とか、「絶対にあの店で食べたい」という執着もない方なので、尚更である。

 そして、サイズ的にもちょうど良かった。
 「地球の歩き方」は、長期旅行にはともかく、ぶらぶら行くだけの旅行には大きすぎるし重すぎる。そして、読むのに時間がかかりすぎる。

 今は、このガイドブックを読み込んでいるところである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.16

無事、帰宅する(勝浦)

 2014年6月15日(日曜日)から、一泊二日で千葉県勝浦に行って来た。
 目的は、タラソテラピーである。

 のんびりゆっくりしてきた。
 のんびりゆっくりしに行ったのに、ついつい、仕事のことやヤなことを考えてしまうのが、私のダメなところである。
 でも、やっぱりのんびりゆっくりできて有り難い。

 この旅行でかかった費用は、概算41700円だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.15

勝浦旅行に出発する

 2014年6月15日から1泊2日で、勝浦に行ってくる。
 4月に異動の希望が叶わず残留が決まったときから、何か癒やしが必要だと旅行を計画していたのだ。仕事その他諸々の理由により1回延期し、やっと行くことができる。嬉しい。

 ひとり旅だし、目的はズバリ「癒やし」だし、ただひたすら、のんびりしてこようと思っている。

 ここのところ、重い荷物を持ち歩くのが辛いし、雨の心配もなさそうなので、大した量ではないのだけれどキャリーケースで出かけることにした。
 持ち物リストは以下に。

続きを読む "勝浦旅行に出発する"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.01

中米3ヶ国旅行記6日目その3

2012年12月20日(木曜日)


 昼食をいただくリオ・ドゥルセという街まで1時間くらいかかるという説明で、再びお手洗いを済ませておく。
 リオは川、ドゥルセは甘い、という意味だ。つまりドルチェだなと納得する。ドゥルセ川は、その街から40kmくらいでカリブ海に注ぎ込む。
 お手洗いでちょうど、もう一方のツアーの添乗員さんと入れ違いになったところ、ふとみると、個室内にバインダーノートが置いてある。悪いかなと思いつつめくってみると、どう見ても日本語である。恐らく先ほどの添乗員さんのノートだろう。


 お手洗いから出たところで周りを見回してみたけれど、彼女がこちらに向かっている様子はない。どうやら気がついていないようだ。ちょっと不安になりつつ、「このノート、違いますか?」と聞いてみたところ、「バインダーだけでした? カメラありませんでした?」と泡を食ってバッグをかき回している。幸い、カメラは元々バッグの中に入っていた。
 「このノート、命より大切なんです。」とおっしゃるので、いつもは「命の次に大切なパスポートです」って強調しているのになぁと可笑しくなって、「そうですね〜、パスポートは再発行できますけど、ノートはできませんからね〜。」と返した。


昼食レストラン  昼食をいただくレストランはRANCHON MARYという、川に面した、リゾートっぽいなかなか素敵なところである。今回のツアーで行ったレストランの中で一番素敵だったと思う。
 メニューは、グリーンサラダ、タパードスというガリフナ料理、これにライスがつき、フルーツとコーヒーである。
 タパードスは、ココナツミルク風味の海鮮スープで、ブイヤベースよりもこってりしている。魚介の味がしみ出ていて美味しい。えびや蟹も入っている。バナナも入っているところがポイントだ。
 美味しかったのに、これがもの凄いボリュームで、とても飲みきれなかったのが申し訳ない。


カクテル 昨夜のお酒もご一緒した方に「飲まない?」と誘っていただき、「この辺りっぽいカクテルはない?」とお店の方に聞いて一緒に注文してくださった。
 7米ドルだから、お安くはない。
 味の方は、「うーん、ジュース? にお酒が入っていることは判る? かな?」というのが二人の共通した感想である。ラム酒が入っていたと思うけれど、如何せん、野外レストランで風は吹いているものの暑いし、お腹は空いているし、喉は渇いているし、今ひとつ「味わう」という感じに行かなかったのが申し訳ない。


リオ・ドゥルセ 15時過ぎにレストランを出発し、5分も走らないうちに写真ストップとなった。
 リオ・ドゥルセである。
 この橋は、1980年に完成した全長500mの橋だ。橋ができる前は渡し船を使っていたという。
 橋を挟んだ反対側は、イザバル湖で、グアテマラで一番の大きい湖だという。一番大きいのに深さが10mくらいしかないというのが驚きだ。
 川の上は風が吹き抜けていて、涼しい。帽子が飛ばされそうになった。
 ここは天然の港で、スペインが物資を運び出す基地になっていたため、それを狙った海賊などを防ぐために要塞が築かれていたという。今は、見学もできるように整備されているそうだ。


 午前中は日陰が少なく暑いキリグア遺跡をたっぷりと見学したし、オープンエアの気持ちのいいレストランで美味しい昼食を食べてお酒も飲んだし、あとは、夜までひたすらバス移動となれば眠気が差してくるに決まっている。
 キリグアから今夜の宿のあるフローレスまでは約5時間だという。
 昼食のときに添乗員さんから聞いた話では、この旅行社では通常ミラ・フローレス側(フローレス島の対岸)のホテルを押さえるけれど、今回は、マヤ暦が一巡するそのイベントのために大統領等々政府要人まで集まってくるため、フローレス島内のホテルになったそうだ。


 そもそも明日、ティカル遺跡に入れるのかどうかも実は確かではないらしい。
 それを売りにしたツアーを設定したのにそれでいいのかという気がしなくもないけれど、実際にそうだったのだから仕方がない。
 添乗員さん自ら、バス車内でマイクを持ち「実は私たちも明日のティカル遺跡見学に関しては確かな情報を全く持っていません。ここからは、先生とガイドさんとがお持ちの、現地の情報網や人脈が頼りです。」とキッパリ宣言していた。
 その「人脈」の一環ということなのか、もし一般の人の入場が制限されていても何とか特別許可が貰えるよう、宛先はどこだったか聞いて忘れたけれど、全員分のパスポート情報も送ってあります、と言う。
 大事業だ。


 16時前にベリーズ国境を掠めるモデスト・メンデスという場所を通過した。
 山の上にはベリーズ軍が見張り台を築き、陣取っている。旗が翻っているのですぐ判る。グアテマラとベリーズでは、圧倒的にベリーズの方が軍事力が大きいそうだ。
 ガイドさんは「歩いたら別にどこからでも入っちゃえそうですよね。」と笑う。確かに、面ではなく、線でもなく、点で国境を守っている訳だから、それほど厳重という感じではない。


 16時45分にお手洗い休憩となった。
 ずっとバスに乗りっぱなしだからか、15分という結構余裕のある時間設定である。ガソリンスタンドだから、お手洗いの数が多い訳ではないということもあるだろう。
 トイレ・チップ代わりにコーヒー味のキャンディを買う。
 外に5歳くらいの女の子がいて、写真を撮ってデジカメの画像を見せるとやっと笑ってくれた。スペイン語をしゃべれる方が彼女に話しかけ、キティちゃんのシールをあげていた。なるほど、コミュニケーションツールとしてキティちゃんやポケモンはかなり優秀なのだ。
 バスが出発すると、添乗員さんが今仕入れがおやつを配ってくれた。コンデンスミルクを固めたお菓子で、激甘だ。


 トイレ休憩後、割とすぐに果物検疫所に到着した。日によって検査の方法が違うそうで、ガイドさんも「今日はどんな検査でしょう。」などと言う。
 結局、貴重品だけ持って全員が下車し、車内の検査が行われることになった。
 どうしてこんなところで、国境でもないのに検査をするのかと思っていたら、高地からの果物は持ち込みが禁止されているという。
 前にガイドさんが「写真を撮っていい?」と聞いたらダメだと言われたということだったので諦めたけれど、ここには10代かしらというような若い兵隊さんがいて、みんなの注目の的だった。
 検査自体は3〜4分であっという間に終わった。


 ガイドさんがエル・ミラドールに徒歩で行き、泊まりがけで見学したときの話をしてくれる。
 徒歩である。63歳のときだそうである。驚きだ。ヘリコプターで行くツアーは徐々に出てきているけれど、徒歩は私には絶対無理だよなぁ、と思う。しかし、ヘリコプターで行くと、朝8時くらいに到着し、14時過ぎには出ないといけないので、見学できる範囲がかなり少なくなってしまうという話だ。
 グアテマラ政府としては、エル・ミラドールも世界遺産に指定したいけれど、如何せん、発掘されている遺跡が少ない。ガイドさんにしてみると、その「発掘途上」の感じが良かったという。
 聞けば彼女が行った前の晩にはジャガーが遺跡内に出没したりしていたそうだから、やはり、観光地として整備されるまでには結構な時間がかかりそうである。


残照 17時15分過ぎ頃、窓外に夕陽が傾いているのが見えた。
 マヤ長期暦の区切りの日の夕焼けである。
 バスが大きくカーブを切って、もう使われていない飛行場を迂回するように走っていたので、何とか夕日が見られる角度になり、「これが最後の夕日ということではない」と判ってはいるけれど、でもやっぱり必死になって狙った。
 先生も日が沈んでから「今のがマヤ暦今期最後の夕日でした。」とおっしゃっていた。


 日が沈んでからかなり強いスコールに見舞われたりしつつ、バスは1時間半走り続けて、19時頃、フローレス島に到着した。
 当初、「バスはフローレス島に入れず、荷物はミニバンに運んでもらって我々は橋を歩いて渡ってフローレス島に入ります。」と言われていたけれど、ルールが変わったのか、特別サービスなのか、フローレス島までバスで乗り入れることができた。
 歩く距離が短くなるのは有り難い。
 ホテルの前までバスで入ることはできないので、広場のような場所で下車する。
 今夜の宿は、ホテル・ペテンである。ペテン師のペテンではなく、ペテン県にちなんだか、フローレス島が浮かぶペテンイツァ湖にちなんだか、どちらかだろう。


ホテルのお部屋 ホテルはコロニアルな感じの建物で、部屋ごとにタイプが違うらしい。鍵でくじ引きになった。
 何でもいいだろうと思って最後に残った鍵をもらったら、男性お二方でしかしお二人とも一人参加というコンビが、「これじゃ、隣の部屋じゃない」とおっしゃる。大人同士なんだし、こんなに小さいホテルなのだし、隣じゃなくてもいいのでは・・・、と思わなくもなかったけれど、何だか視線を感じてお部屋の交換に応じた。
 そうしたら、何と、交換後のお部屋は内側の窓のないお部屋で、ちょっとショックだった。
 正確に言うと、窓はあるけれど、その窓は廊下に向いているので開ける訳にいかない。恐らくは今後の参考のためだろう、添乗員さんがわざわざ見に来たくらいだ。


 夕食のステーキ本日の夕食は、ホテルのレストランである。20時前には食べ始めることができて有り難い。
 メニューは、野菜スープ、自家製ソースがけ牛ステーキ、ケーキ、コーヒーだ。
 マヤ暦の大晦日だからか、フローレス島全体がお祭り騒ぎをしているし、湖の対岸で花火が上がっているのが見える。やはり「お祭り」なんだなぁと思う。
 galoというグアテマラのビール(5ドル)をいただきつつ食事をしていたら、突然、ブツンという感じで電気が消えた。停電らしい。
 ホテルスタッフの方々は、何ら動じることなくテキパキと立ち働いている。


 少しして、とりあえずレストランの照明は復活した。自家発電のようだ。どうやら、ホテルだけでなく、この一角は軒並み停電している様子である。
 夕食後も半分かそれ以上のお部屋で電気が点かなかったようだ。
 それなら早く戻っても仕方がないとホテルの玄関を出てみたけれど、島全体がわさわさしていて、観光客が気軽にふらふらできる雰囲気でもない。ツアーの方とホテルの看板の前で記念撮影をして、それで満足した。


 ホテルの中に戻ると、添乗員さんたちは、懐中電灯を持ってきたり、ろうそくを配ったり、てんやわんやである。
 怪我の功名というべきか、私のお部屋は何故か電気が点き、テレビも見られたし、コンセントも通電している。ただし、若干の不安を抱きつつ変圧器をつないでカメラの電池の充電を試みたところ、割とすぐ、変圧器の安全装置が作動して電気が切れていたから、かなり電圧が不安定だったようだ。
 多分、今貯まっているお湯がなくなったらシャワーを浴びることもできないだろうと、まずは手早くシャワーを浴びた。ぬるま湯よりもぬるいという感じの温度だけれど、風邪はひかずに済みそうである。


 テレビをつけると、ティカル遺跡からの生中継なのか、暗い中、火を焚いて儀式が行われているらしい映像を見ることができた。恐らくは、マヤ暦の新年を迎えるための儀式だろう。
 しかし、画面全体が暗い上、ナレーションは何語なのかも判らない。
 ずっと見ている集中力もないし、翌日も朝食が5時、ホテル出発は5時50分というハードスケジュールである。体力温存が大切と自分に言い聞かせ、22時半に就寝した。


 中米3ヶ国旅行記6日目その2 <- -> 中米3ヶ国旅行記7日目その1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »