香港&クルーズ旅行記1日目その1
2014年8月16日(土曜日)
今回は、久々の個人旅行である。ツアーではなく海外に行くのは何年ぶりだろう。
久々に個人手配で旅行に行くからこそ3泊4日のクルーズ旅行にし、その出発地として香港を選んだ。
キャリーケースは空港宅配で送ってある。6時半過ぎに身軽に自宅を出て、出発の1時間半前には羽田空港国際線ターミナルに到着した。羽田空港の国際線ターミナルは小さいし、事前にJALのサイトからWebチェックインしてあるので、そんなに急いで行く必要はない。
国際線ターミナルの江戸小路も流石に9時前だと閉まっているお店が多い。少しうろうろしただけで、8時半過ぎに荷物も預けて出国した。
休憩しようと利用したスカイラウンジアネックスでは、早朝だけ簡単なパンが提供されている。
時間帯のせいか空いていたし、外が見える大きな窓があって飛行機も眺めることができた。しばしぼーっとする。
羽田10時発のJAL29便は、ほぼ定刻通りに出発したと思う。
オンデマンドの映画の中に「アナと雪の女王」があったので、いい機会だと思って見る。
画面も小さいし、イヤホンで聴いているから「歌の上手さ」を堪能できるところまで行かないものの、とりあえずストーリーとキャラは何となく理解出来た。
出発後、1時間くらいで機内食が出た。「和みの彩り空膳」という名前のお弁当っぽい機内食でお品書きがついている。
鰆の西京焼きと人参茶飯とか、切り干し大根とインゲン豆とか、やっぱりメニューがお弁当風だ。
お腹は空いていなかったけれど、食べ始めると意外とパクパクと食べられた。この後配られたハーゲンダッツのマンゴーアイスクリームもペロリといただいた。
これから香港で食べまくる予定なのに、到着前からこんなに食べていいものだろうか。
機内で香港の入国カードが配られた。
ツアーでは、入国カードも旅行社から記入済みのものをもらったり、添乗員さんが書いてくれたりすることが多かったから、自分でもらって自分で書くのは久しぶりだ。
何だか新鮮だわ! と思いながら、ガイドブックの「記入例」を見てせっせと書き込んだ。
香港には現地時間の13時過ぎに到着した。気温32度で、日本とそう変わらない感じだ。
入国審査も多少並んだもののスムーズに終了した。
銀行の両替窓口が並んだ一角にATMがあり、国際キャッシュカードを使って、日本の銀行口座から現地通貨を降ろすことにした。初チャレンジである。
この英語の意味が判らない〜、適当に選んで大丈夫なのか? などと思いながら、念のためプリントアウトして行った手順書を見つつ操作し、何とか無事に500香港ドルを手にすることができた。
このときのレートは1香港ドルが13円強だった。
市内に向かうためエアポートシャトルの切符をクレジットカードで買おうとしたら、pin入力で何故か弾かれてしまった。
何度か試して上手く行かず、窓口のお兄さんに「別のカードないの?」と言われ、もう1枚持っていたカードで無事に決済はできた。
しかし、出発前に暗証番号や限度額は確認したし、大体、キャッシングはできたのに何故? と私の頭は大混乱である。今回の旅行は、ほとんど現金を持ってきていないし、クルーズ船ではクレジットカード決済が断然便利なので、カードが使えないのは本当に困る。
大混乱しつつ、いつまでも空港で混乱していてもどうにもならないので、14時10分発のエアポートエクスプレスで九龍駅に向かった。
エアポートエクスプレスは結構お高い(九龍駅までの往復で160香港ドル)ので、あまり利用者はいないらしい。ガラガラである。
渋滞がなくて早く、車内も広いし快適だ。トンネルが少なく、窓から景色が眺められるのも嬉しい。
20分余りで九龍駅に到着した。
九龍駅からは、各方面別に無料のシャトルバスが運行されている。巡回するホテル名がバス停に書かれていて判りやすい。
シャトルバスを利用して、本日の宿であるマルコポーロ・香港ホテルに向かった。九龍駅から割と近く、15分ほどで到着する。
楽天トラベルで予約してあることを伝えると、禁煙かつバスタブつきの部屋を指定した筈が、どちらかしか用意できないから選べとフロントのお姉さんに言われた。
禁煙ルームでなくても、もの凄くたばこ臭かったら変えてもらえばいいやとバスタブ付きをお願いする。
wi-fiのパスワードを教えてもらい、チェックイン終了である。
食事なしで1泊30000円近くもするのだから当たり前だけれど、快適なお部屋である。香港のホテルとは思えないほど広い。
バスタブの他にシャワーブースもあり、宿泊者は私一人なのにタオル類も3セットずつある。海外のホテルで歯磨きセットが用意されているのを見たのは初めてだ。
お茶セットのカップも可愛い。これは、この後のクルーズ船内でも思ったけれど、何故こうやって用意されているお茶の中に烏龍茶が含まれていないのだろう。香港では一番ポピュラーの飲み物ではないんだろうか。
お水が2本と果物が置かれ、デスクの引き出しに日本人スタッフからのメッセージが入っていた。困ったことがあったら呼んでくださいと書いてある。親切だ。
荷物を少し整理して、早速出かけた。
このホテルを利用した理由は、明日乗船するスーパースター・ヴァーゴが停泊するフェリーターミナルに直結しているハーバーシティ内に立地していることに尽きる。夏の香港だから雨に降られる可能性は高いし、タクシーを使うにしても雨が降ったらやっぱり大変である。
フェリーターミナルまで雨に濡れずに歩いて行けるホテルがあるのなら、その利便性を尊び、お値段が高くても目をつぶろうじゃないかと思った。
ハーバーシティ内にホテルは3軒あり、フェリーターミナルやスターフェリー乗り場に近い方がお値段が高い。そこはお値段を考慮し、マルコ・ポーロホテルはフェリーターミナルとは反対側の端にある。どういうルートで行けば楽で早いのかを確認すべく、まず偵察だ。
下見の結果、ホテルロビーとハーバーシティ2階が直結しており、そこからひたすら真っ直ぐ反対側の端を目指せばフェリーターミナルに行けることが判明した。
その途中、ATMがあったので試してみると、先ほど使えなかったカードでキャッシングすることができた。一安心である。
クルーズ船は既に入港していて、香港の人達がパシャパシャと写真を撮っていた。そんなに珍しいのか? 4日おきに香港に戻ってきているのでは? と思う。もしかしたら、明日乗船する予定の人たちだったのかも知れない。
そのまま外に出て、今日の夜の乗船を予約してあるアクア・ルナの乗り場であるピア1を探したけれどよく判らなかった。乗船時刻が近くなったら並ぶ人もいるだろうし、大体の位置が判ればいいだろう。
ハーバーシティの向かい側にあるJCBプラザに行き、マッサージの予約をお願いした。JCBプラザを通すと割引になる。
スタッフのお姉さんにこの近くで何軒かの候補を挙げてもらい、足健というお店の足つぼ45分+全身45分の90分コースを21時から予約した。トータル90分で300香港ドルならまぁまぁではないだろうか。
ポーチなど色々入っている籠を示されて「どれか一つお選びください。」と言ってもらい、このバッグをいただいた。JCBプラザ利用特典である。
もらった地図を見ると「足健」の近くに奇華餅家があるらしい。お店の場所の確認を兼ねて、職場へのお土産を買いに行く。
一番人気だというパンダクッキーのセットは残念ながら売り切れていた。色々と迷った末、職場へのお土産としてアーモンドクッキーを選んだ。なかなか美味しそうである。
パンダクッキーを3枚、オマケでもらえたのも嬉しい。
今日はたまたま晴れているけれど、明日も晴れるか判らないし、最終日は夕方に香港に戻ってきて夜中に出国する。
動けるうちに動いておこうと、ペニンシュラ・ホテルのペニンシュラ・ブティックに向かった。
日本人のお客さんで大盛況である。
家へのお土産にアフタヌーンティーでも供されているという紅茶を買い、自分用にペニンシュラ・ベアの模様のトートバッグを購入した。JCBカードで購入すると1割引になる。
ハーバーシティ内のシティ・スーパーを覗き、発記甜品のマンゴーパンケーキを夜食用に買った。
注文したら、別の場所にあるレジに行って支払いをし、その伝票を持ってお店に戻って商品と交換という、なかなか判りにくいシステムだ。うろうろきょろきょろしていたら、お店のお姉さんが身振り手振りで説明してくれた。
荷物が多く重くなってきたので、一度、ホテルのお部屋に戻った。
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