« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »

2016.05.31

「緑の島スリランカのアーユルヴェーダ」を購入する

 インターネットでツアーを探し、ガイドブックを読んでいるうちに、何だかスリランカに行ってひたすらアーユルヴェーダを受ける旅行はどうだろうと思い始めた。

 インターネット上で公開されているアーユルヴェーダを受けたという旅行記で「緑の島スリランカのアーユルヴェーダ」という本が紹介されていたので、早速購入して読み始めた。
 アーユルヴェーダについての基本的な考え方などが説明され、著者が体験したアーユルヴェーダの施術などが紹介されている。

 アーユルヴェーダなんて、単語は聞いたことがあるものの、その中身はよく判らない。
 健康法なのか? くらいのイメージである。
 それなのに、何故、観光をほとんどせず、日本人向けに短めに作られたというメニューよりも少しだけ長く体験できる旅行を考えているのか自分でもよく判らない。
 しかし、惹かれるということは、多分それが必要な状態なんだろうと思う。

 アーユピヤサという日本人が経営する施設でアーユルヴェーダを受け、ここからならシギリヤ・ロックなどへの観光も可能そうである。
 あるいは、ジェフリー・バワが設計したホテルでアーユルヴェーダを受けるとすると、観光はほぼゼロという感じになりそうだ。

 どちらにしようか、かなり迷っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.28

八重山旅行記の入口を作る

由布島にて ここは八重山旅行記への入口である。


 数年前から母に「沖縄の離島に行きたい」と言われていて、やっと念願がかなった。
 今回は青空を見られることが少なかったのがちょっと残念。そして、自分が沖縄にハマらなかったのが意外だった。
 沖縄のベストシーズンっていつなのかしらと思っている。


 今回の旅行にかかった費用は一人分約135000円だった。かなりいいお値段なのはちょっと高級なツアーに参加したからだ。
 ここにはツアー代、食事代(飲み物やおやつなど)、交通費(自宅から最寄り駅まで)等が含まれているが、お土産代は含まれていない。


 以下の日程をクリックすると、その日の旅行記に飛べるようになっている。


1日目 2016年3月11日(金曜日)


2日目その1 2016年3月12日(土曜日)


2日目その2 2016年3月12日(土曜日)


3日目 2016年3月13日(日曜日)


 


持ち物リスト(八重山編)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.27

「aruco スリランカ」を購入する

 2016年夏の旅行の行き先を考えても、特に行きたいと思うところがなくて困っていた。

 そこで、何がきっかけだったか忘れてしまったけれど、スリランカがいいんじゃないかと思い始めた。
 しかし、現在、シギリヤ・レディの写真撮影が禁止されており、一時的な措置だと言われたまますでに半年以上が経っている。本当の一時的な措置なのであれば、ぜひ写真を撮れるときに訪問したい。

 スリランカといえば、紅茶である。
 ツアーを色々と見比べているうちに、ペラヘラ祭、ジェフリー・バワ、仏歯寺、ダイヤモンド、アーユルヴェーダ辺りがどうもスリランカのキーワードらしいことが判って来た。
 なかなか楽しそうだ。

 さらに調べるために、とりあえずスリランカのガイドブックを購入して、熟読しているところである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.23

秩父旅行記の入口を作る

秩父札所一番 ここは秩父旅行記への入口である。


 2016年のGWに、熊野古道ツアーでご一緒したお姉様方と3人で秩父へ温泉1泊旅行を決行した。
 「埼玉県で宿泊したい」「温泉に行きたい」という要件を満たす場所として探したのが秩父で、結果的になかなかよい旅行になったと思う。


 今回の旅行費用は一人分約21500円だった。
 ここには交通費、宿泊費、食事代、入場料等が含まれているが、お土産代は含まれていない。


 以下の日程をクリックすると、その日の旅行記に飛べるようになっている。


1日目 2016年5月4日(水曜日)


2日目 2016年5月5日(木曜日)


 


持ち物リスト(秩父編)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.22

八重山旅行記3日目

2016年3月13日(日曜日)


 5時に目が覚めた。
 二度寝を決め込んで、本格的に起き出したのは7時である。
 母と大浴場に行ったら貸切状態だった。カメラを持って来れば良かった! と思う。温泉ではないし、朝風呂を楽しもうという人は案外と少ないらしい。


ホテルの部屋から 起きたときから、何となく青空が見えるかも! と思っていたら、大浴場からお部屋に戻ってベランダに出てみると、青空がかなり広がっていた。
 嬉しい。
 やはり、太陽の光の下では海の色も明るく濃く見えて嬉しい。これが見たかったのよ! と母と二人で興奮し、写真を撮りまくった。
 海の向こうに見えているのは竹富島である。近い。


朝食 朝食は8時からという案内で、8時過ぎに行ったらすでに順番待ちの行列ができていた。
 それでも5番目くらいで割とすぐに入ることができた。
 相変わらず、旅行に来て朝食がビュッフェだと二人揃って洋食を選んでしまう。今日は朝も遅めだし、川平湾でグラスボートに乗ったらすぐに昼食なので、控えめにしておいた。
 グアバジュースが美味しい。
 普通にドラゴンフルーツが並んでいるところが流石、沖縄である。


海 朝食後、そのままお庭のプール、そしてすぐ目の前にある海まで行った。
 海の水が綺麗である。風はもの凄く強いものの、波はそれほど高くないようだ。
 小学生らしい男の子が裸足で海に入って遊んでいる。ちょっと寒そうだ。そろそろ海開きの石垣島とはいえ、何しろまだ3月である。
 お庭の四阿のようなところにブルーと白のリボンで飾り付けがされていて、どうやら結婚式の飾り付けらしい。
 この強風の中ではちょっと大変そうだ。


もう一度部屋から 売店に寄ってさらに色々とお土産を買い込み、部屋から海の眺めと竹富島の眺めを満喫し、チェックアウトした。
 10時10分出発で、川平湾に向かう。
 バスガイドさんがいて色々と話してくれたのに、すでにその大半を忘れているところが情けない。バスガイドさんが東南アジア系の顔立ちをしていらして、そのことをネタに随分と笑わせてくれたことを覚えている。


 川平湾に近づくにつれ、空に雲が広がり始めた。
 しかし、バスガイドさんによると、川平湾の海の色は、あまり天候とは関係ないらしい。雲一つない上天気の日でも美しい色が出ていないときもあれば、曇っていても綺麗なグラデーションが楽しめるときもあるそうだ。
 「川平湾はミシュラン・グリーンガイドで三つ星を獲得しています。」という説明もあった。しかし、実は「ミシュラン・グリーンガイド」が何なのかよく判っていない私である。とにかく「世界的に有名な観光地である」らしい。


川平湾 石垣リゾートグランヴィリオホテルからバスで40分弱で川平湾に到着した。
 まず、ツアーメンバー全員で記念撮影する。
 その後、海岸まで降りて川平マリンサービスのグラスボートに乗り、自由時間が20分くらいあって、集合場所まで上がって来てくださいと指示があった。
 向こうに見える山に雲がかなり低くかかっているものの、海の色は綺麗に出ている。この海の色は、マリンブルーというのか、エメラルドグリーンというのか、何というのだろう。


 グラスボートに乗り込んだ。
 約30分かけて回る。
 グラスボートの「グラス」の色づけは不要だよと思う。どうして概ね青系統の色が付いているのだろう。


グラスボートから珊瑚


 お魚はもっとたくさんカラフルなものが見られたし、珊瑚も綺麗に見えた。
 写真で再現できないのが残念である。
 引き潮満ち潮の関係で綺麗に見えたり砂が舞い上がってしまったりするようだ。このときはどんなコンディションだったのかよく判らなかった。
 ずっと下を見続けて船酔いが心配になり、周りの景色を眺めている方もいらした。


川平湾川平湾


 バスガイドさんから、小指くらいの珊瑚を拾って箸置きにされる方もいる、という話を聞いて、竹富島で拾った珊瑚もあるし、それならと浜に戻ってからしばらく珊瑚を探した。
 バスガイドさんによると、歯ブラシ等でよくよく洗い、漂白剤にしばらく浸け、それからもう一度歯ブラシ等でよくよくこすって洗うと真っ白になるという。ただ、「人骨と見間違うこともありますのでご注意ください。」と冗談半分に言われ、それはジョークにならない・・・、と思った。


 グラスボート乗り場の上から、琉球真珠のお店までは海沿いの散歩道を歩いてすぐだ。
 皆して移動し、お手洗いも含めて30分のフリータイムになった。
 お高いものはお高い。700万円のゴールドっぽいパールがあって、思わず見とれてしまう。
 そういう「いいもの」を見てしまうと、お手頃なお値段の品がよく見えなくなってしまうのも事実で、迷うまでもなく「買えない」という結論になった。
 真剣に買おうと思えば30分は短く、買えないわぁと思ってしまった後の30分は長い。店外に出て海を眺めて時間を潰した。


 琉球真珠のお店から30分くらいバスで走り、昼食をいただく和琉ダイニングみふねに到着した。
 このお店は、みんさー織のお店であるみんさー工芸館に併設されている。
 まず最初に、みんさー織の説明を軽く受けてから、昼食会場に移動した。


昼食 メニューは、島野菜と普通の豚とあぐー豚と石垣牛のしゃぶしゃぶである。
 左側が石垣牛、右側のお皿に豚肉が2種類並べられて供された。豚肉は、「違うな」ということは判ったけれど、お店の人の説明をすっかり聞き流してしまい、どちらが普通の豚でどちらがあぐー豚なのか判らないまま食べることになった。
 マヌケである。
 逆に言うと、「こっちの豚肉が異様に美味しいから絶対こっちがあぐー豚」という感じではなかったと思う。もっとも、私の舌がだめだめだという可能性も高い。


 13時40分の集合まで、みんさー工芸館の店内を色々と見て回った。
 みんさー織りのお店であると同時に、お土産物も色々と取り揃えられている。琉球ガラスのコップを母と二人分、色違いで購入する。
 これで勢いがついてしまい、八重山上布のテーブルセンターか壁掛けかといったサイズのものを一枚購入した。母と私の趣味が一致した稀有の例だ。涼しげでいい感じである。
 みんさー織りの手織り体験にチャレンジした方もいらした。ちょっと羨ましい。時間に限りがあるので、一番小さくて時間も短くて済むしおりを織っていたようだ。


 みんさー工芸館から石垣島空港まではバスで30分弱である。
 14時過ぎに空港に到着した。15時30分発のANA92便羽田空港行きであとは帰るだけだ。
 カウンターに結構な行列ができていたのでまずチェックインを済ませ、友人にお礼代わりに送るお菓子を探したり、甥っ子たちに海人の空港限定デザインのTシャツを買ったり、やることは結構あった。
 帰宅してから、母と「あまり買い物欲を刺激されなかったね。」と言い合った割に、こうして書き出すと結構お買い物をしていたようだ。


ジェラート 一通りお買い物欲を満足させ、セキュリティチェックを抜ける前に休憩した。
 添乗員さんから「ここが日本最南端のスタバです。」と教えてもらったスタバも気になりつつ、ここはやはり地元・石垣島のミルミル本舗のジェラートを食べるべきだろう。
 空港限定フレーバーもあって迷う。母は紅いもと塩黒糖、私はマンゴーとミルクという組み合わせを選んだ。
 もちろん、どれも美味しい。


 アナウンスによるとANA92便も満席だったらしい。
 定刻通りの18時15分に羽田空港に到着した。
 羽田空港の出発ロビーに一度上がって夕食のお弁当を購入する。この時間になると「空弁」もほぼ売り切れているということを学習した。ほとんど選ぶ余地がない。
 これまでは、羽田空港から自宅最寄り駅の一つ先の駅までバスを利用することが多かった。しかし、駅から少し離れた場所にバス停があって、少しの距離ではあるけれど歩かなくてはいけないのが面倒である。
 今回、自宅最寄り駅から20分くらいの駅までバスで行ったところ、改札前にバスが横付けされ、こちらの方が便利であることが判った。試してみるものである。


 お天気に恵まれたとは言えないものの、しかし雨に降られることがほとんどなく観光できたのはラッキーだった。
 沖縄に一度行けばハマって何度も行きたくなるかなぁと思っていたら、ハマらなかったのが自分でも意外な八重山旅行になった。
 帰宅してからずっと母は沖縄の天気予報を気にしていて「沖縄って雨が多いのね−。」としょっちゅう言っているのが可笑しい。ハマりはしなかったけれど、お天気リベンジはしてもいいなぁ、次は個人で何とか旅程を組んで行きたいなぁと思っている。


 八重山旅行記2日目その2 <- 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.13

秩父旅行記2日目

2016年5月5日(木曜日)


 3人がそれぞれににかけていた目覚ましが機能し、6時半に起床した。
 うだうだしてから温泉に向かう。部屋のお隣が温泉なので、多少うるさいものの、便利である。
 今朝も貸切状態だ。内風呂と露天風呂の両方を楽しむ。昨夜はお腹がいっぱいすぎてとても洗えなかったし、意外と暑くて汗をかいてしまっていたので、髪を洗ってサッパリした。
 お姉様方の話によると、私はもの凄くぐっすり眠っており、かつ歯ぎしりはしていなかったので奥歯は無事でしょうということだ。


朝食 8時少し前に「朝食の用意ができました。」と電話がかかってきた。
 本館のお食事処に行く。
 アクアファームのおじさんの予想通り、生卵の用意はなかった。その代わり、納豆とふりかけはご自由に、コーヒーもご自由に、他にお水とお茶の用意がありますという。
 テーブル一杯にごはんの友が並べられ、席についてからお櫃に入ったごはんと熱いお味噌汁が供された。


 美味しい。
 旅先での朝ごはんというのはどうしてこんなに美味しいのでしょうと思う。
 そしてまた、昨夜あれだけ食べて、その後はテレビを見て温泉に入ったものの寝て起きただけなのに、どうしてこんなにお腹が空いているのか本当に謎である。
 ごはんを軽く一膳おかわりし、ほぼ完食した。


 9時42分のバスは、宿から少し歩いた栃谷というバス停から乗ることになる。
 計算が面倒だったので、宿代プラスアルファの切りのいい金額を集め、私が会計係をして最後に精算することにさせてもらう。
 バスの路線図を見て、坂氷という途中のバス停で降りて羊山公園に行くことも検討したけれど、先に帰りの特急を押さえたかったのと、コインロッカーに荷物を預けて身軽になりたかったので、一度西武秩父駅まで行ってしまうことにする。


施食殿お寺の門 9時過ぎにチェックアウトし、もう一度、一番札所にお参りする。
 大きなリュックを背負った数人の若者のグループや、身軽な感じで来ている年配のグループ、女性お一人の方など、「きっと札所巡りを始めるのね」という方々もいらした。
 お姉様の気持ちも大分盛り上がり、西武鉄道と秩父鉄道が合同で開催している秩父札所めぐりハイキングに早速申し込むつもりらしい。


 栃谷のバス停まで5分くらい歩く間にも、白い藤の花などたくさんのお花を見ることができた。
 やっぱりお花が豊かな場所だなぁと思う。
 まだ午前中だし、それほど渋滞はしておらず、西武秩父駅まで30分弱で到着した。


 駅に着いたところで、帰りの特急券を購入するべく券売機に並んだ。
 順番が来て、15時台の特急から見て行ったら、軒並み満席である。後ろに並んだ方にはご迷惑ながら、15時台から前後に見て行ったら、まだ10時過ぎだというのに、13時50分発か、17時台の特急しか指定券を取ることができない。
 普通電車で乗り換えを繰り返し、立ったままで帰るのも辛そうだし、全員が翌日出勤の予定だったので、13時50分発の指定券を押さえた。
 お姉様のお一人から、間髪入れずに「そうしたらお弁当を買って車内でお昼ごはんを食べようね。」と言われる。否やはない。


 駅のコインロッカーに大きな荷物を預け、駅前にあったチケット売場で羊山公園の入場チケット(芝桜の時期だけ入園料300円が必要である)を購入する。
 チケットを購入したら、芝桜の絵はがきがもらえた。
 人の波が続いているので、駅から羊山公園まで迷うことはない。10分くらいで、臨時駐車場との間を結んでいるシャトルバスの乗り場に到着した。
 そこからは登り坂になるし、一人100円で芝桜の丘まで連れて行ってくれるというジャンボタクシーを利用する。


芝桜の丘武甲山と芝桜


 今年は桜も早かったし、そもそも芝桜まつりの期間がGWまでだったので、5月5日に訪れたのでは少し遅いのではないかという秘かな危惧は的中し、芝桜は8割方、咲き終わっていた。
 実際、「ピークを超えたので」という理由で、翌6日からは入場料無料になったくらいだから、本当に「最後の一花」といった段階である。
 それでも、スッキリ晴れ渡った青空をバックにした武甲山とその手前の深い緑、さらに手前の芝桜のピンクのグラデーションは綺麗だ。


芝桜芝桜 芝桜が濃く咲いている場所を探し、うろうろしながら「少し遅れた春」を満喫する。
 「芝桜の丘」という名前がついたその場所は、「丘」というよりは「谷」という感じで、一番下に降りると両脇にV字型に芝桜が咲く斜面が向かい合っている。
 絵はがきになっていた「白いハート」は残念ながらお花が終わっているようで、じっと目を凝らしても「知っているからハートのように見えるかも知れない」という感じだった。


武甲山と芝桜 武甲山と芝桜のツーショットを満喫した後、「秩父路の特産市」に移動した。ここも「入場料300円」の範囲内である。どうやら普段は野球場である場所に、屋台やテントを建ててお店を並べているようだ。
 みそポテトや芝桜寿司等々、食べ物を売るお店もたくさんあって、用意されたテーブルはほぼ人で埋まっている。
 はちみつのお店や、銘仙のお店、木工品のお店なども出ている。
 流石にまだお腹は空いておらず、我々3人の狙いは「冷たいもの」である。


イチゴジェラート ソフトクリームのお店も何軒か出ていて「牧場」などと書かれているとつい近寄ってしまう。
 そうして何軒か覗いた末にイチゴジェラートを選んだ。
 美味しい。
 冷たくて美味しいのはもちろんのこと、イチゴの味そのものといった感じだ。濃い!
 ミルクジェラートも売っていたので、両方買って合わせて食べれば良かったかもと思いついたのはあっという間に食べ終わった後だった。
 お店の名前なども忘れてしまった(というよりも、全くチェックしなかった)のが悔やまれる。


牧水の滝 イチゴジェラートを食べて満足し、再びジャンボタクシーに乗って駐車場まで連れて行ってもらった。
 既に12時近いけれど、続々と坂を登ってくる人達とすれ違う。
 ジャンボタクシーを降り、坂を下り始める。登ってきたときに気になっていた「牧水の滝」という看板を再び見て「行ってみようか。」と脇道に入ったところ、こんな可愛らしい滝があった。
 実は、この滝の下にさらに滝があって、下にあった滝の方が「牧水の滝」だったらしい。
 若山牧水は秩父を訪れて「秩父の春」と銘打たれた39首を詠んでいる。


 牧水の滝から割とすぐ近いところに、次の目的地であるちちぶ銘仙館があった。
 ここでの目当ては織体験である。私以外のお二方はお着物を着られる方なので、「銘仙」にも興味があるらしい。
 私は銘仙といわれると、竹久夢二の絵や、「大正ロマン」という言葉や、てれんという質感がイメージされる。
 そう言ったら「うーん。ちょっと違うかも。」「大柄なんだよね。」「先に糸を染めて、それで模様を出して行くんだよ。」というお返事だった。今ひとつイメージが湧かない。


織機織物 ちちぶ銘仙館は、羊山公園の入場券を見せると入館料が300円から50円引きになった。ちょっとトクした気分である。
 中に入ると、秩父銘仙のショップがあり、お着物を飾ったホールのようなお部屋ではミニコンサートが予定され、麦茶をサービスしてくださり、蚕の繭から絹糸を採るところから始まり、糸を紡いだり、染めたり、織ったりといった工程が判るように丁寧な展示がされていた。
 展示してある機械は、一部、今でも使っているようだ。


秩父銘仙 お姉様に「やっぱり織体験をやってみたい。」と言われて受付の方に聞いたところ、「今はお昼休みなので、1時頃からなら。」というお返事だ。
 大体30分コースの体験を13時からやって、13時50分の電車に間に合うかどうか微妙なところだ。間に合わなかったらそのときのことだと意見が一致し、体験を申し込む。
 体験開始まで展示物を見たりパンフレットを見ていたら、この銘仙館では「秩父銘仙後継者育成講座」が開催されていると書いてあった、3年間、土曜日に月3回、染めと織りの技術を学ぶことができるという。生徒の募集は3年ごとに行われる。


糸選び 13時過ぎから始まった「織体験」は、まず横糸を選ぶところから始まった。
 たくさんの糸巻があり、そこから4〜5色を選ぶようにと担当スタッフのおじさまに指示される。「できるだけ同じくらいの太さの糸を選ぶと良い」「ラメを入れると面白い」等のアドバイスをことごとく無視する結果となった私が選んだ糸がこれである。
 織り上がった後の反省点としては「太い糸は色が強く出る」ことと「1〜2色は白っぽい糸を入れた方が全体が締まる」ことを意識すべしということだろうか。
 この5本の糸を一緒に杼に巻き付けてゆく。大体50回くらいと指示された。


コースター 織ってゆくと、おじさまに「どうなるかと思ったけど意外といいじゃない。」と言われる。私の糸のチョイスに相当の危機感を持っていたらしい。
 それならそうと早く言ってくれればいいのに! と思う。
 10cm四方くらいのコースターは、20分弱で織り上がったと思う。「太い糸の方が早く織れるに違いない」というところだけは、私のヨミが当たった格好である。
 始めと終わりに白を入れると締まるということで、5mmくらい白い糸で織り、おじさまに始末をお願いする。
 「4〜5本ずつ取って玉結びをし、適当な長さに房を切れば完成」と教わった。


 3人が織り終わったときには13時半を過ぎていた。
 ダッシュである。
 急いで駅に戻り、コインロッカーから荷物を取り出し、駅弁を購入する。特急ちちぶの発車3分前くらいに乗り込むことができた。一安心である。
 席に着くなり、3人揃って、今織り上げてきたコースターの端の始末を始めたのが可笑しい。かなり真剣に糸の数を数え、数本ずつ玉結びにする。


岩魚すし 不器用なくせに雑な私はとっとと作業を終える。もう14時半を回り、お腹が空いている。
 特急ちちぶでは、1号車と7号車に自動販売機とお手洗いがある。お茶のペットボトルを購入し、真剣な表情で玉結びを続けているお姉様方に断って、先にお弁当を開いた。
 みな寿しというお店の岩魚すしである。
 美味しい。
 私はこのまま頂いた。同じお弁当を選んだお姉様は「ちょっと臭みがあるから、お醤油を少し付けるといい感じ」と言っていた。この辺りにグルメかグルメじゃないかの違いが出る。


 お姉様のお一方が「今日の夜食か明日のおやつに」と昨日到着時に購入していたおまんじゅう(というか、大福餅っぽい)を配ってくれた。ビニル袋の中で三つがお互いにくっつき合っていて、お姉様はそれを分解するのに苦労している。手がお餅だらけになっていた。餅つき後みたいである。
 臨時特急だったらしい特急秩父は15時半前に池袋駅に到着し、「また温泉に行きましょう!」とツアコンのご用命を受け、解散となった。


 秩父旅行記1日目 <-

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.11

高尾山ハイキング旅行記の入口を作る

4号路の吊り橋 ここは2016年のGWに友人と行った高尾山ハイキング旅行記の入口である。
 人生2回目、20年以上ぶりの高尾山だ。そのときはリフトを利用したので、麓から登って降りて来たのは初めてである。

 今回の旅行にかかった費用は、往復の交通費(suicaで乗ったので正確に把握していない)とお昼ごはんに買ったローソンのおにぎりを合わせて、大体2500円くらいだったと思う。

 以下の日程のリンクをクリックすると、ハイキング旅行記と持ち物リストに飛べるようになっている。

高尾山ハイキング旅行記 2016年5月1日(日曜日)

持ち物リスト(高尾山編)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.10

プライオリティパスを更新する

 今日(2016年5月10日)、3ヶ月後にプライオリティパスが有効期限切れとなるので更新手続きをするようメールが届いた。

 今年、海外旅行に行く予定や計画は全くないけれど、せっかくなので更新の手続きを取った。

 2週間くらいで新しいカードが届くそうだ。
 ぜひ活用したいものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.08

秩父旅行記1日目

2016年5月4日(水曜日)


 もう10年くらい前に熊野古道を歩くツアーでご一緒したお姉様方お二人と、その後もお食事会を開いたり、温泉旅行に行ったりしている。
 昨年に引き続き今年のGWにも温泉旅行に行くことになった。
 行き先は私の独断により、秩父である。近場で、かつ、一生のうちに47都道府県全てで宿泊するという私の目標を達成するために埼玉県に泊まろうと思ったことが選定の理由だ。


 池袋駅に11時に集合した。
 最初、西武線の改札口集合を指定したところ、「それは判りにくいと思う。」ということで、JR構内のユニクロ前集合に変更した。「エスカレーターを降りれば、ユニクロがある区画に行ける」という至れり尽くせりの指示だ。
 池袋駅のいけふくろうは実は割と判りにくい場所にあるし、JR構内だっていくつかに分断されているし、この集合場所と指定方法は上手いと思う。
 お一人が10分くらい遅刻したものの、我々が乗る特急秩父号は11時30分発である。西武池袋駅構内にあった福寿園で車内のおやつとしてヴァッフェルを購入する余裕もあった。


特急ちちぶ 西武秩父駅でもsuica等が使えることは確認済みだ。発券してあった特急券は、特急のホームに入るところでチェックがあったように思う。
 すでに待ち構えていた車両を見て「地味だね。」と言い合う。
 もっとも、外観は地味だけれど、車内はブルー系で統一され、座席間も広く、乗り心地は快適だ。
 7両編成でお手洗いと自動販売機が1号車と7号車にある。
 車内放送で満席だと言っていた。
 ちょうどお昼の時間帯だから周りにはお弁当を食べている人も多い。我々も先ほど購入したヴァッフェルをいただいてお腹を宥める。


 12時58分、西武秩父駅に到着した。
 宿のすぐそばにあるバス停に行くバスは14時30分発で、その前にお昼ごはんだ。
 一応、「ツアーコンダクター」としてお昼を食べるお店をいくつかチェックしていた。ところが! iPadに入れておいたら、何故かネットに繋げることができない。家に帰って来て再設定が必要だったから、どこかでネット環境の設定がおかしくなっていたらしい。
 そうなると、店名等はメモしてあったものの、お店の場所が判らない。
 お姉様のお一人が「私の勘で!」とおっしゃってくださり、その方が間違いないと歩き始めた。
 駅前に出ていたお弁当屋さんも含め、どこも混雑している。


三義屋とんみそ定食


 西武秩父駅から歩くこと3〜5分くらいのところで、「大当たりか大はずれかどっちかだと思う。」ともの凄いことをおっしゃりつつお姉様が指差したのが、三義屋である。
 精肉店がやっているお店のようだ。
 「ちょっと入りにくい。」と言い合いつつ中に入ると年配のご夫婦が出ていらした。カウンターに座り、やっぱりここはお肉でしょうと3人ともとんみそ定食をお願いする。他は、お魚の定食(一つはイワナだった)が2種類あったと思う。


 とんみそ定食って何だろうと思ったら、みそ漬けにした薄切りの豚肉を焼いたものがメインだった。キャベツの千切りとポテトサラダ、バナナが添えられる。
 ごはんにわかめのお味噌汁、山菜にお漬物が付いて完成だ。
 濃いめの味付けにごはんが進む。そしてまた、このごはんが美味しい。
 「大当たり」だった。


 駅に戻ってバスを待つ。
 西武秩父駅では、今、西武秩父仲見世通りを改築して温泉施設なども併設させようとしている。工事中だ。
 お土産物屋や食べ物屋、酒屋さんなどは営業していた。
 お姉様はこの酒屋さんで秩父錦という地元のお酒の試飲をしていた。帰りにお父上にお土産に買って帰ると言う。


 そうこうしているうちに時間になり、西武秩父駅14時30分発皆野駅行きのバスに乗り込んだ。
 このバスを逃すと、最寄りのバス停に行くバスは17時過ぎまでない。マイクロバスよりは大きい、普通の路線バスよりは小さいバスは座席が8割方埋まっている感じだ。
 羊山公園に行く車で道が渋滞し、通常は30分弱で行くところを40分くらいかかり、バス停「札所一番」に到着した。


旅籠一番 秩父三十四観音霊場の第一番札所である四萬部寺からすぐのところにある旅籠一番が本日のお宿である。
 同じバスに乗って同じバス停で降りたあと二組が同宿の方々のようだ。
 チェックインは入口横にある小さな建物(夜はシングルモルトバーになる)で行い、我々は道路を挟んだ向かい側にある別館のお部屋に案内された。
 お部屋が暗い! と思ったら、窓の外に崖が迫っていた。それは暗い筈である。


 古くて暗いという第一印象のためか、何となく湿っぽいような気もするお部屋でしばしまったりする。
 それぞれお茶やおやつを持って来ている。まったりの準備は万端だ。
 お土産の交換もいつものことで(もっとも私はいただくばっかりになってしまっている)、今回もしおりや入浴剤、歯ブラシなどなどをいただいた。
 ゆっくりおしゃべりもしたいし、18時の夕食までに四萬部寺にお参りもしたいし、温泉にも入りたい。
 16時くらいにお散歩に出た。


四萬部寺20160504_155915


 四萬部寺までは徒歩30秒である。流石に札所一番のお寺で、大型バスが何台も駐まれるような駐車場も用意されている。
 四萬部寺は「しまぶじ」と読む。
 本堂の正面の彫刻が凄い。地獄之図と極楽之図が彫られている。本堂の傷みが激しく、修復のための寄付を募っていた。
 左の写真で、右側に写っているのが施食殿で、中には八角輪蔵が納められている。


 施食殿の隣には秩父札所連合会事務所があり、巡礼用品などが売られていた。
 ご朱印帳を持って行くのを忘れたので、紙に書いたものをいただいて(300円)、家に帰って貼ることにした。
 お姉様のお一方が「秩父三十四観音霊場巡りをしたい!」とおっしゃり、紙に書いたものをいただこうというのを止め、秩父三十四観音霊場巡り専用の納経帳の購入をお勧めした。
 全てのお寺の名前が順番に書かれ、そのお寺にまつわる(と思われる)和歌がそれぞれに書かれている。
 一番札所の御朱印はすでに描かれており、日付だけ入れていただいていた。


 お宿に戻るには少し早いのでお散歩でもしようかと思ったら、宿の前にアクアファーム秩父という看板が出ていた。「卵」のお店なのか農場なのか、とにかく何だか気になるので行ってみることになった。
 道端やおうちのお庭に沢山のお花が咲いている。秩父って何だか凄いなぁと思う。もちろん季節だからということもあるだろう。


プリン 歩くこと数分で到着したアクアファーム秩父は、一言で言うと養鶏場だった。
 プレハブの建物があって、その中でパックに入った卵などが売られている。入口横に冷蔵庫があって、プリンが売られている。
 卵形のケースに入って1個600円。高い!
 しかし、ちょうど3個あるのも何かのご縁である。もう16時半になるところだけれど、温泉に入ればお腹も空き、夕食を食べられる隙間も空くだろうと購入し、その場でいただいた。
 ほとんどオレンジ色に近い色のプリンは、「詰まっている」感じがして美味しい。


 ここのご主人がお話好きな方で、彩美卵「輝」という卵のことを色々と教えてくださった。
 「何が違うんですか。」と端的に質問したところ、品種と餌が違うと即答だ。地鶏を掛け合わせていて、1羽が3〜4kgあるそうだ。またかなり凶暴な奴で、足の後ろのところについているトゲ(とは言わないような気もする)で長靴を突き抜けられ怪我してしまったとおっしゃる。
 奥様は棒を持って鶏を蹴散らしながら鳥小屋に入るらしい。


 壁に色紙がたくさん貼られていて、テレビでもかなり取り上げられているようだ。
 テレビの影響というのはもの凄くて、テレビに出て以降、プリンの売れ行きがもの凄いらしい。それで、今は「輝」という一番お高い卵を使ったプリンしか作れないとおっしゃる。
 でも、お勧めなのは、普通の(?)「彩美卵」のMサイズくらいだなぁとおっしゃる。それでも1パック500〜600円くらいだった。なかなか買う勇気が出ないお値段である。


 「明日の朝買って、家までずっと持ち歩いても大丈夫ですか?」と聞いたら、卵は気温30度を超えると細胞分裂が始まる(孵化の準備が始まる)ので、傷みやすくなるけれど、別に大丈夫だよ、でも重いからネットで買ってもらった方がいいかもね、というお話だった。
 毎週金曜に旅籠一番に卵を納めていて、土日に泊まると朝食に卵かけごはんが出るけれど、もう木曜だから食べ切っちゃっているだろうなというお話だ。残念である。


貸切風呂 お風呂は本館に二つ別館に一つある。
 本館の二つのうち一つはお部屋単位で貸切にできる。特に予約等は必要なく、使うときには「貸切中」の札を出しておいてくださいというお話だ。
 貸切ではないお風呂二つは、19時を境に男女で入れ替わる。
 本館に行ってみると、貸切が空いていたのでそちらに入ることにした。
 カランが二つある。貸切でない方のお風呂もカランは三つだから、大きさはそれほど違わない。


 二つあるカランも、二つ同時に使うとお湯の出が悪くなってしまう。何となく交替で洗い、お湯に浸かる。
 確か、島府の温泉を運んで来ているとどこかで読んだような気がする。無色無臭のお湯で、「いかにも温泉」な感じではない。
 そして、かなり熱いお湯だった。「扇風機が欲しいねー。」と言い合う。


夕食 そのまま本館のお食事処で夕食をいただいた。
 テーブル席になっていて、満席である。本日、こちらのお宿は満室のようだ。
 生ビールをお願いし、早速食べ始める。


 本日の夕食のメニューはこんな感じである。


 鶏香草焼き
 秩父吉田産大豆の湯葉さし
 薬膳信州産山伏茸のフライ
 徳島産鮎塩焼き
 季節の煮もの盛り合わせ
 越後湯沢よりこごみ胡麻あえ
 長崎産車海老にアボガド
 けんちん汁
 ごはん
 香のもの
 パンナコッタを季節の果物と小豆でサンドに


山伏茸 アクアファーム秩父のご主人が「これでもかって出てくるよ。」と言っていたのは、掛け値なしに本当のことだった。
 最初に並べられたお皿だけでもびっくりしたし、さらに鮎の塩焼き、山伏茸のフライ、ごはんと出てきたときにはどうしようかと思ったくらいだ。
 「ごはんは軽くお願いします」と頼んだらお茶碗で出してくださったけれど、普通はお櫃で供されるようだ。びっくりである。
 しかもこれが美味しくて、1時間以上時間をかけ、ゆっくりとほぼ完食した。


 お部屋に戻るとお布団が敷いてあった。
 3人ともお腹が苦しくて寝転がってしまう。
 とてもではないけれど、すぐお風呂に行くなんて無理である。お腹がいっぱい過ぎる。
 何となくテレビを見ながらおしゃべりする。


露天風呂 何とかお腹も落ち着いたところでお風呂に行ったのは22時近かったと思う。
 別館の1階にあるお風呂にだけは露天風呂がある。周りが見える訳ではないけれど、何だか嬉しい。
 夕方に入ったお風呂よりも温めで、外の風に吹かれつつのんびりじっくりと浸かることができた。


 23時くらいに部屋に戻り、お姉様のお一人はすぐに寝入ってしまい、もうお一方と私とお布団に入ってしばらくおしゃべりをしていた。
 「明日の朝、お散歩して、お風呂に入って、それから朝食を食べたい。」という話になり、目覚ましを6時半にセットし、寝る体制に入ったのは翌1時前だったと思う。


-> 秩父旅行記2日目

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.07

「心がほどける小さな旅」を読む

 益田ミリの「心がほどける小さな旅」を読み終えた最初の感想は「小さくないじゃん!」だった。

 小さな旅と銘打ちつつ、それは「近場へちょっと」という意味ではないようだ。
 行き先は、奥入瀬や鹿児島、釧路湿原等々、東京からは決して近くない場所である。

 ならば何をもって「小さな旅」と言っているのかというと、多分、「ちょっと思い立って」「ある一つのことを目的に」ふらっと出かけるところではないかと思う。

 コミックエッセイではなく、文章とイラストで構成されている。
 編集の方による「おすすめ情報」もなかなか気が利いていて、いい感じである。
 この本どおりに旅をしようとは思わなかったし、再現しようと意気込んだところですでに「心がほどける」「小さな」という趣旨から外れるだろう。
 でも、ちょっとこんな旅もいいかもなと思わせられた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.05

無事、帰宅する(秩父)

 2016年5月4日から1泊2日で、以前に熊野古道のツアーでご一緒したお姉様方と秩父に行って来た。

 羊山公園で芝桜が見られるといいなぁという割と緩い感じで出かけたところ、意外と気ぜわしく楽しんできた。
 帰りの西武特急秩父号の予約は早めに取っておいた方がいいようだ、今日の10時過ぎに駅で特急券を予約しようとしたら、13時50分と17時50分の間の指定券は全て売り切れていた。
 13時50分発の特急を選んだ結果、特に2日目の今日が気忙しくなったということだ。

 お姉様方は行き先が秩父というところに実は不安を感じていらっしゃったようで、帰って来てみれば「良かった」「個人で行っても意外と楽しめることが分かった」と言ってくださったので、企画兼ツアコンの私としては一安心である。
 お一方は、秩父三十四観音巡りを始めるとおっしゃっていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.04

秩父旅行に出発する

 雨の中の出発を覚悟していたけれど、晴れてきてほっとした。
 やっぱり最近の私はお天気に恵まれている気がする。

 今日から1泊2日で、以前、熊野古道ツアーでご一緒してからときどきごはんを食べたり温泉に行ったりしているお姉様方と秩父旅行に行ってくる。
 札所巡りをする訳ではなく、のんびりゆったり、おしゃべり三昧の旅になると思われる。
 大体、待ち合わせが池袋駅11時だから、出発からしてのんびりなのだ。

 できれば羊山公園の芝ザクラを見たいなあと思っているものの、きっともの凄く混雑していることだろう。

 一応、作成した持ち物リストは以下に。

続きを読む "秩父旅行に出発する"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.03

高尾山ハイキング旅行記

2016年5月1日(日曜日)


 朝からいいお天気でハイキング日和である。
 最高気温26度の予報に若干戦きつつ、リュックを背負って家を出る。半袖Tシャツに長袖シャツを羽織り、ウィンドブレーカを持つ代わりに折りたたみ傘やレインウエアはいらないだろうと荷物に入れなかった。
 凍らせたペットボトルの水を持ち、駅前のコンビニでおにぎりを買う。


 電車では幸い座ることができた。高尾駅で京王線に乗り換え、たまたま階段に一番近い車両に乗っていたので高尾山口駅ではお手洗いもあまり並ぶことなく利用できた。
 高尾駅での乗り換え口でも、高尾山口駅でも、特に女性用トイレには行列ができていた。
 駅に着いたところでペットボトルを見たらほとんど氷が溶けていなかったので、350mlの小さいお茶のペットボトルを買い足す。


 高尾山口駅改札に10時集合である。
 モンゴルツアーでご一緒した、山登りが趣味の女性と、フラダンスとアイススケートを習っている女性と、完全インドアの私という3人での高尾山ハイキングだ。
 私が到着したのが多分10時ジャストくらいで、お二方はすでに地図など見ながら相談されていた。
 しかし、その「相談している二人」を探すのが大変なくらいの人出だった。駅前は人で埋め尽くされている感じだ。高尾山がこんなに混雑しているとは! と驚く。


出発! 高尾山は今年4回目というリーダーに「舗装の道と土の道とどっちにする?」と聞かれた。
 土の道の方が涼しそうではあるけれど、足もとを気にしないでいい分だけ舗装の道の方が楽であるらしい。
 いわば、舗装された表道路の1号路と、土の裏道の6号路というところだろうか。
 ゴールデンウィーク中は、6号路は14時まで登り専用になっている。
 「楽」の一言に釣られ、「1号路に行きたいです!」と宣言した。どう考えても一番体力がない私である。「楽」という言葉に勝る呪文はない。


休憩ポイント 駅前が凄い人出から想像できるとおり、この1号路も大混雑である。
 渋谷の交差点を渡ったところの歩道くらいの混雑振りだ。道を間違えることだけはなさそうである。
 ちょっとした分岐点では、立ち止まってお水を飲んだり、あっという間に暑くなって上着を脱いだりする人達が集まっている。私も歩き出して早々に長袖シャツを脱いで半袖シャツ1枚になった。日焼けが心配だけれど、暑さには勝てない。
 周りの人がしゃべるのを聞いていると、どうやら高尾山はミシュラン三つ星の観光地ながら、それほど外国人の方は多くなさそうである。


 ゆっくりゆっくり、息が切れないくらいのペースで歩く。
 というか、歩いてもらう。
 子ども達は元気にスキップして登っているし、赤ちゃんを抱っこしたりベビーカーを押して登っているお母さんもいる。母と子は強い。
 「毎週、高尾山に登っています」という感じの年配の方はあまりいない。舗装道だからだろう。
 様々な感じの人々に抜かれつつ、それでも30分くらいで金比羅台への分岐に到着した。見晴らしのいいという金比羅台に回ることはせず、そのまま高尾山頂を目指す。


見下ろす この時点で既に結構ヘバっていた私も、こうして見下ろしてだいぶ登ってきていることを実感できると少しだけ元気が出た。
 「お腹が空いた」と言われ、持って来たはちみつ飴を配る。
 山っぽいものをと思い、今回、おやつにははちみつ飴とドライフルーツ(いちごとマンゴー)、そして干し梅を持って来ている。
 2週間くらい前には山桜が咲いていたという高尾山は、今は新緑の季節だ。緑がきれいだし、舗装道とはいっても木々の間を歩いて行けるので日射しは遮られる。
 風も涼しいし、ハイキング日和だ。


シャガ 道端には、シャガという花が群生して咲いている。
 他のお花はほとんど見かけないくらいだ。
 シャガは根っこが丈夫で、崖崩れを防ぐ効能があるらしい。種がないという話だから、誰かが「崖崩れを防ごう」と高尾山に大量に植えたのだろうか。
 歩き始めて45分くらいのところで、チョコレートをもらった。M&Mなら溶けずに手を汚さずに食べられると教えてもらい、なるほどと感心する。やはり「山歩きの知恵」みたいなものがあるんだなと思う。


リフト乗り場 歩き始めて1時間弱、10時50分くらいにリフト乗り場に到着した。
 20年くらい前に初めて高尾山に来たときはこのリフトに乗ったと思う。
 そして、リフトを降りてから山頂まで、薬王院の階段を回避して土の道を歩き、それでも遠くて大変でもの凄くヘバったという記憶がある。
 リフトから降りてくる人々はやはり軽装の人が多くて、流石にヒールの人は見かけなかったものの、素足にスニーカーを履いたお嬢さんやGパンの人などが一気に増えた。


八王子? ケーブルカー乗り場の辺りまで来ると、進行方向左手が一気に開ける。
 いい眺めだ。
 風も気持ちいい。
 山登りをされる方は、昨年にダイヤモンド富士を見るために高尾山に登り、そのときの帰りに見た夜景がとてもとても綺麗だったとおっしゃる。
 方向的に、多分、八王子を見下ろしていたのだと思う。お天気が良ければ、高尾山から新宿の高層ビル群やスカイツリー、筑波山まで見渡すことができるという。


蛸杉 モノレール乗り場からすぐのところに「蛸杉」がある。
 我ながらどうして肝心の根っこの部分を撮っていないのかと思う。この杉の木のポイントは根っこで、ある方向から見ると、蛸の足がにょろにょろクネクネと蠢いているように見える。
 ちょっと気持ち悪い。
 たくさんの人に根っこのところを踏まれ触られて弱ってしまったらしく、今は根っこの部分には触れないよう金網が張ってある。
 代わりに、石づくりの蛸の像が置かれていて、そちらは触り放題になっていた。「引っ張りだこ」という語呂合わせで、開運の御利益があるらしい。


薬王院階段 ところで、薬王院は、お寺なのか神社なのか、鳥居があるから神社じゃないか、お守りやお札が売られていたから神社じゃないか、しかしお堂からは読経の声が流れているからやっぱりお寺? と3人で言い合ったけれど、結論は出なかった。
 公式サイトを見ると、正式名称は高尾山薬王院有喜寺だというから、お寺が正解だ。
 今さらながらへーと思う。


薬王院 20年前には回避した階段を上る。上ってしまえばあっという間だ。一段一段が高いものの、階段の幅もあって上り易い階段である。当時の私に「階段を行った方が断然楽だよ」と教えたい気分である。
 階段を上がったところには極彩色の建物があった。御本社である。しめ縄もあって、やっぱり神社なのでは? と思う。
 お賽銭を上げ、お参りする。
 御朱印もいただけるようで、御朱印帳を持って来れば良かったなぁと思う。


高尾山頂 登り始めて1時間45分、高尾山頂に到着した。
 「山頂だ!」とか「登り切った!」とか「いい眺めだ!」とか、そういう感慨にふけりたいところではあるけれど、最初に思ったのは「凄い人!」だった。
 ケーブルカーで来た人、リフトで来た人、歩いて来た人、その全ての人たちが(全員ではないかも知れないけれど)、この山頂に集まっている! という感じだ。
 「高尾山頂」という看板のところで写真を撮ろうと列ができていて、「列を作って並ぶところが日本人だね。」と言われて笑ってしまった。


 準備万端のリーダーがビニルシートを用意してくれていて、お昼ごはんになった。
 「やっぱり、山のおにぎりは梅干しだよ」と買ったり作ったり3人とも梅干しのおにぎりを持ってきていたのが可笑しい。
 さらにさらに、キュウリの浅漬けや梅干しなども持参してくださっていて、ドライフルーツやチョコレートも出てきて、ぱくぱくと食べた。
 美味しい。
 気がつけばお腹もぺこぺこである。


 45分くらい休憩し、お手洗いも済ませる。
 このお手洗いが凄くて、2階建て、水洗トイレ完備である。2階は女性用のみ、1階は男性用と女性用があって、一方通行になっていた。


4号路 登りで見かけたぶどう酢のソフトクリームを帰りに食べようという計画もあったけれど、お腹もいっぱいになったし、行きと帰りは別の道を行きたいと、薬王院には寄らずに4号路に入った。
 「滑りやすいので、ちゃんとした装備がない人は行かないでください」といった趣旨の横断幕が掲げられている。3人ともくるぶしまでのトレッキングシューズだし、「ちゃんとした装備のある人」に入るだろう。
 4号路に入ってすぐのところは、整えられた木の階段である、
 しかし5分もしないうちに木の階段は終わり、その後は木の根や石でごつごつした土の道になる。
 確かにこれは「足もと注意」という感じだ。


吊り橋 山頂から30分ほどで吊り橋に到着した。
 4号路のハイライトである。
 てっきり、吊り橋と言いつつ、幅4m高さ2mくらいの観光用吊り橋なのかと思っていたら、かなりの高さの峡谷に渡された吊り橋で驚いた。
 高所恐怖症気味のある私には「ひええ」と言いたくなるくらいの高さがある。
 鉄のワイヤで吊られ、歩くところは堅い板が張ってあるので思ったほど揺れることもなく、無事に渡ることができた。
 この吊り橋がなかったときは4号路はなかったのか、それともうんと上流か下流に回り道していたか、どうしていたんだろうと言い合う。


見納めの景色 吊り橋から10分ほどで薬王院の山門に戻って来た。
 意外と時間がかかったなぁという印象だ。薬王院を抜けると、間に色々とイベントや売店があるし、気が紛れて早く感じるのかもしれない。
 ケーブルカー乗り場の辺りまでゆるゆると下り、「景色はここで見納めだよ」と言われて緑濃い景色を眺める。
 いいお天気だ。
 そういえば、空気が澄んでいる季節や時間帯だと高尾山頂から富士山を望めるらしい。今日は残念ながら白く霞んでしまっていたので、この景色が高尾山からのベストの景色である。


 ケーブルカー乗り場の先に、琵琶滝に向かう2号路の入口がある。こちらも「上級者向けです」という注意書きの看板があった。
 「この靴なら大丈夫だよね」と降り始める。
 あちこちにある看板や標識には英語や中国語、ハングルもあったけれど、この「上級者向け」の看板には日本語しかなく、かなり小さいお子さんを連れた外国人の方の一家が歩いていて、大丈夫かなぁと心配になった。こういうときに、「大丈夫ですか」と言える英語力がないのは申し訳ない。
 これは結構急な道だし、細い道でもある。
 途中、すれ違いざまに思いっきり転んだ方がいらして、驚いたくらいだ。何故か持っていたマキロンが唯一活躍した場面である。


琵琶滝 山頂から1時間、2号路に入って30分で琵琶滝に到着した。
 琵琶滝は修行のための滝で、近くまで行って眺めることはできない。
 滝としては細いし低いけれど、あの下で水に打たれるとなれば話は別である。
 「滝行をしてみたいけど、一人じゃイヤだ」「あの幅の滝だったら、二人いっぺんは無理だと思う」と論評(?)氏合う。


 下り始めたときから「喉が渇くね。」と言い合っていた。
 琵琶滝辺りまで降りてくると、明らかに気温は上がっているし、喉も渇く。水もしょっちゅう飲んでしまう。
 登っているときの方が汗をかいていたのに不思議だ。
 高尾山は標高599mとはいえ、やはり600m上がると気温は3度くらい下がるそうだ。水分補給は重要だよと改めて思う。


藤の花 琵琶滝から上を見上げると藤の花が見えた。
 多分、藤の花だと思う。
 野生の藤の花が咲いているということは、意外と高尾山の森も人の手が入っていないのかなぁと思う。
 シャガばかり見ていたので、この藤の花の登場は嬉しかった。
 季節には杉の木の上の方に蘭科の白いお花が咲き、そのお花を探して上を見ながら歩く人も多いそうだ。
 とても綺麗なお花だそうでちょっと見てみたいけれど、私が上を見ながら歩いたら、足もとがお留守になって見事にコケそうである。


6号路 琵琶滝から下は6号路に入る。
 登り専用にもするよね、というくらいの道幅しかない。川沿いの道で涼しげだし、今はほとんど上がって来る人もいないので歩きやすいものの、やはり混雑していたらちょっと怖いかも知れない。
 琵琶滝からケーブルカー(下)の乗り場まではあっという間で、山頂から90分で降りてくることができた。
 14時15分、到着である。
 登り始めてから4時間15分のハイキングだった。


 それにしても、何だか勿体ない気持ちになる。
 もっと歩いていてもいいなぁと思う。そう思えるくらいがちょうどいいのかも知れない。
 高尾山口駅までの道をぶらぶら歩き、ちょっとお土産物屋を覗いた。お饅頭なども美味しそうだ。しかし、職場にお土産を持って行くほどの距離でもなかろうという結論になる。
 高尾山口駅直結の最近出来た高尾山温泉の入口には「待ち時間はありません」の看板が出ていた。それでもかなり中は混雑していることだろう。
 我々は、14時半くらいの電車に乗り、さくっと解散した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.05.01

八重山旅行記2日目その2

2016年3月12日(土曜日)


 12時半の船で西表島から小浜島へ向かった。
 「ちゅらさん」の小浜島である。大体、西表島から船で30分強くらいかかる。
 小浜島に到着すると、船に乗ってきた人のほとんどが島内観光バスに乗りこんだように見えた。我々ツアーメンバーも何台かのバスに分かれ、一路、はいむるぶしに向かう。
 まずはお昼ごはんである。


ちゅらさん弁当 割と広いレストランに次々と観光バスで乗り付けた人々がやってきて、予め「ちゅらさん弁当」が用意されたテーブルにつく。
 この他に、八重山そばと何種類かのスープをバイキングで自由にいただくことができる。
 お弁当に入っていた海苔の佃煮(あーさー海苔)と肉味噌(あんだ味噌)が美味しくて、ホテルの売店で購入した。


 昼食後は、30分ほどの島内観光である。バスに乗って小浜島を巡る。
 小浜島には、今さっき昼食をいただいたはいむるぶしと、星野リゾート リゾナーレ小浜島の二つの大きなホテルがある。というか、ほとんどそれしかない。
 小浜島の人口600人くらいのうち、100人がこの二つのリゾートホテルのどちらかで働いている。もの凄い雇用創設である。ホテルが撤退しちゃったらどうなるんだろうと余計なことを考えてしまう。


シュガーロードちゅらさんの家


 小浜島といえば「ちゅらさん」である。
 ちゅらさんに出てきた、さとうきび畑を貫く真っ直ぐな道「シュガーロード」や、えりぃが生まれ育った家などが紹介される。
 当時、えりぃの家として撮影に使われていたお宅の方は石垣島で暮らしていて、それで自宅を撮影用に貸し出していたそうだ。今は退職されて自宅に戻っているので、えりぃの家は外観を拝見できるのみだ。
 それにしても、何とも寛容な話だなぁと思う。


西表島 西表島がすぐ近くに見える。小浜島と西表島との間の「水道」は、マンタがいることで有名だ。
 こんな曇り空だというのに、海の色が綺麗なことに驚く。
 昨日は土砂降りの雨だったと聞き、「土砂降りの雨の日に来たのじゃなくて良かった」という、「すっぱいブドウ」みたいな感想が浮かぶ。


 小浜島で印象に残ったのが、お墓である。お墓の一つ一つがもの凄く大きい。4畳半くらいは余裕でありそうだ。
 そして、「墓地」ではなくて、そのお墓がぽつりぽつりとサトウキビ畑の中にあったりするのが不思議だった。


海 島内観光のバスは、船の時間に間に合うように我々を港に連れ帰ってくれた。
 14時40分の船に乗り、竹富島に向かう。
 この船は、前の方は室内、後ろの方はデッキ風になっている。1回くらいは外の見える後方席に座ってみようと座ったところ、ほとんど人がいない理由が判明した。燃料のガソリン(?)の匂いが強いし、風が強くて寒いし、そして波飛沫がじゃばじゃばかかる。
 それでも、ガラス越しではない海の景色はやっぱり嬉しくて、海の色が綺麗だよなぁ、晴れていればさぞや、と見飽きずに眺め続けた。


 15時過ぎに竹富島に到着し、そのままバスに分乗して水牛車の乗り場に向かった。
 2台の水牛車に乗って出発である。
 我々の車を引いてくれた水牛のリュータくんはかなり賢い子らしい。御者を務めているおじさん曰く、4日でコースを覚え、もはやおじさんが指示をしなくても、コース通りに歩くのはもちろん、説明が必要な場所では自主的に停車し、おじさんが「(説明は)おわり」と言うと歩き出す。
 4tもあるという水牛車を引くだけでも凄いのに、内輪差も考えて角を曲がっているという。
 そして、話してくれているおじさんがかなり自慢げなのが何だか楽しい。


竹富島の家 沖縄といえば「安里屋ゆんた」で、今回のツアー中も何度となく聴いている。
 その安里屋ゆんたの本場は竹富島だ。この家に住んでいた美女が、どこかから来た役人の妾に望まれたけれど、身分違いを理由に断ったことを歌った歌だという。
 水牛車の内側には、標準語で歌詞が書かれた紙が貼られ、おじさんは八重山の言葉と標準語と両方で安里屋ゆんたを歌ってくださった。
 そして、この家の形は竹富島(八重山だったかも)の伝統的な家屋の形で、家に玄関はなく、かならず東西(だったと思う)に風が抜けるように建てられ、庭を入った家の前には塀が建てられている。


お祭り会場 竹富島では、11月5日から6日にかけて沖縄の踊りをひたすら踊るお祭りが行われている。その会場となる広場がコース上にある。
 紅型の衣裳が凄いらしい。
 ステージで踊った後、集落の家々を回って踊り、お酒をご馳走になり、その家の長男を最後に胴上げする。
 御者をしてくださっていたおじさんはどうやら集落の「世話役」のような方だったらしく、毎年おじさんの家は最後に踊りの方々がやってきて、もちろんその頃には踊り手の方々はへろへろのぼろぼろで、おじさんはこれまでに胴上げの途中で落とされ、2回も骨折しているそうだ。


 沖縄返還のとき、竹富島の人口は220人くらいで、最年少の方が70代だったそうだ。
 その後、人口が増えて今は300人くらいが住み、小中学校の生徒が合わせて43人いる。小中学校の規模は小浜島と同じくらいだ。
 竹富島の今の最長老の方は103歳で、高齢化率が高い一方、寝たきりの人は一人もいない。「健康長寿の島」だ。


 街並み保存のため、家を建てたり建て替えたりする際は、瓦屋根にすること、平屋にすること、石の塀を作ることが義務付けられている。アスファルト舗装も禁止で、家の前の白砂の道を毎日お掃除するのが「務め」だそうだ。
 おじさん曰く「雨が降っていると、道を掃除しなくていいから嬉しい。」ということだ。


 竹富島に電気と水道が通ったのは昭和47年以降のことで、それまで、集落は井戸を中心に作られ、月明かりで歩けるように白砂の道にしていたという。
 おじさん曰く「集落の周りのアスファルトの道を、我々は”高速”と呼んでいる。」ということで、何となく納得した。


水牛車 竹富島には駐在所もなく、たまにおまわりさんが小浜島からやってくる。
 竹富島は、犯罪検挙のない島でもある。
 おじさんが子供の頃などは、何か悪いことをして見つかったら村八分にされ、袋叩きにされたそうで、とてもじゃないけれど罪を犯そうなどということは考えられないらしい。
 何とも凄い話である。


 竹富島のお墓も「亀甲墓」といってかなり大きい。
 1月16日は「あの世のお正月」で、親類縁者一同がお墓に集まり、三線を引いて歌い踊って過ごすから、島の人達に「お墓が怖い」という感覚はない。
 そもそも、お墓が大きいのは、あの世で人々が集まれるようにという考えからだ。
 約30分、水牛車に揺られながら聞いたおじさんのお話がとても面白かった。


カイジ浜 バスに乗ってカイジ浜へ向かった。
 「星の砂」の浜である。
 星の砂は波に運ばれて砂浜まで来るので、あまり踏み荒らされていない場所に手のひらを付け、手のひらにくっついてきた砂の中から星形のものを探すのがコツだと教わる。
 お兄さん達に「下ばかりじゃなくて、海も見てくださいね〜。」と言われて顔を上げたら、本当に綺麗な色と水の海でしばし見とれた。
 しつこく繰り返すと、お天気が良かったらなぁと思う。


 竹富島観光はこれで終了である。
 16時40分に港に送ってもらい、45分発の船に乗る。全てが船の運航時間に合わせて計画され、システマティックだ。
 個人旅行で再訪するなら竹富島が楽しそうだなと思う。実際、道を歩いている観光客の姿を見たのはほぼ竹富島だけと言ってもいいくらいだ。
 石垣島から船で30分もかからず、八重山観光の拠点となる石垣島から近いのも高ポイントだ。


石垣リゾートグランヴィリオホテルのお部屋 17時10分くらいに石垣島に到着し、フェリーターミナルでキャリーケースをピックアップした。
 本日の宿である石垣リゾートグランヴィリオホテルまでバスで20分くらい走る。
 このホテルは、沖縄のホテルでは珍しく大浴場がある。添乗員さんによると、沖縄の人は大浴場で皆と一緒にお風呂に入るのは「恥ずかしい」という感覚らしい。
 温泉でなくとも、大浴場があるのは嬉しい。


 夕食は18時からだ。
 この日の夕食は、八重山会席か焼肉かを選ぶことができ、我々は母のリクエストで「舟蔵」というホテル内のレストランでの会席を頼んでいた。


夕食夕食


 お品書きをいただいたつもりが忘れてきたらしく、すでにメニューが定かでない。
 前菜が3品に酢の物とお造り、ラフティーの炊き合わせ、ステーキサラダ、お魚(何だったか忘れてしまった)の揚げ物、炊き込みごはんとお味噌汁、デザートのクレームブリュレにちんすこうが添えてあった。
 請福ビンテージと銘打たれた泡盛を一緒にいただく。


 ちょうど、三線を弾きながらの歌のステージが店内で行われていて、今回の旅行で何度目かの「安里屋ゆんた」も聴くことができた。女性の声で聴くとやっぱり違うなと思う。
 こちらのお姉さんは「恋人がいたので丁重にお断りした。」という歌詞だと言っていた。
 色々なバージョンがあるのか、解釈が異なるのか、どちらだろう。両方かも知れない。


 1時間ちょっとかけて夕食をいただいた後はお土産物屋さんを覗き、少し早めにロビーに向かった。
 石垣島出身の歌手、仲田かおりさんのライブがありますと添乗員さんからもホテルの方からも案内をいただいた。
 シンセサイザーの男性と仲田さんと二人のステージで、「安里屋ゆんた」はもちろん歌われた。「ゆんた」というのは「労働歌」という意味だと初めて知った。
 沖縄の子守歌や、「涙そうそう」、パーマ屋ゆんたなど、沖縄らしい歌が続く。
 お話も面白かった。この冬の沖縄はとんでもなく寒くて雨が多い。石垣島では雪まで降ったという。
 アンコールの「花」まで45分くらいのステージで、みんなで一緒に踊りましょう(といっても手だけの振付である)というコーナーがあったり、とても楽しいステージだった。


 お部屋に戻って一休みしてから大浴場に向かったら、皆同じタイミングで同じことを考えたのか、混雑していた。
 それでもカランが空くのを待つというほどではない。
 こちらの大浴場には岩盤浴があって自由に使うことができる。折角なので利用したら、思っていたほど汗がでず、トシを取って新陳代謝が悪くなったのかしらと思った。
 露天風呂もあり、ゆっくりすることができた。


 22時過ぎに部屋に戻り、テレビを見ながらうだうだしているうちに眠ってしまったようだ。


 八重山旅行記2日目その1 <- -> 八重山旅行記3日目

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »