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2016.10.31

クローズアップ現代+「ピラミッド透視 謎の空間を発見!」を見る

 2016年10月31日、毎週月曜日から木曜日まで、22時からNHK総合で放映されている「クローズアップ現代+」を見た。
 この日のテーマは「ピラミッド透視 謎の空間を発見!」である。

 クローズアップ現代が19時半から22時に移動し、国谷裕子キャスターが降板してから初めて見たクローズアップ現代+という番組に対する印象は、実はあまりよくない。
 やはり国谷裕子キャスターという方は、専門家から判りやすく話を引き出し整理し語ってもらうプロだったんだなと改めて思った。

 それはともかく、この日のテーマは「ピラミッド透視 謎の空間を発見!」ということで、エジプトのクフ王のピラミッドの内部構造に迫る、という内容だった。
 フランスとカナダと日本のチームが、それぞれの手法で、クフ王のピラミッドの内部構造を解明しようというプロジェクトが始まっているそうだ。
 ドローンを用いるフランスチーム、赤外線による温度変化を調べるカナダチーム、ミューオンという宇宙から降り注いでいる物質を用いる日本チームという構成だ。NHKがこの日本チームに加わっているらしい。

 番組を見る限りでは、まだ調査の端緒という段階のようだ。
 北側の斜面にある、切り妻屋根の端っこが見えているような場所から、ピラミッドの中心部に向かい、水平か上昇しているか下降しているかは判らないものの、1〜2mの大きさの通路が延びている可能性が出て来たという。
 ミューオンを反射させる装置をさらに大量にピラミッド内部に設置し、これからさらに研究を進めれば、内部構造を解明し、もしかしたらあるかも知れない新たな空間を発見できるかも知れないという。

 先の長い話だ。

 クフ王のピラミッドはデカ過ぎて、これまで正確な計測や内部構造の調査研究がほとんど進んでいないという話を聞いて、なるほどなぁと思ったり、現代科学を駆使しても計測すらそうそう簡単にはできないのだなと思ったりした。
 番組に登場した考古学者の方も「とにかくデータが欲しい」と言っていた。データがなければ仮説も立てられないし、研究も進められないのだ。

 続報に期待したい。

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2016.10.29

スリランカ旅行記6日目その1

2016年8月11日(木曜日)


 夜中に何度もお手洗いに起きて、朝方になってお腹がゴロゴロしてまたしてもお手洗いに通うのは、もう毎日のことだ。
 健康的になったと言えるかどうか、かなり微妙だ。デトックスになっていることは間違いないだろう。
 シロダーラも今日で最終日だ。今のところ、ココロ的な変化は特に感じていない。
 腕の赤い斑点も特に変わりなく存在している。


 6時15分に起床した。
 腰痛が出ているのは、ベッドの硬さとついつい無理してしまうこのヨガにあるのではないかと疑いつつ、お手洗いに通いすぎてちょっと身体がだるいけれど、ヨガに参加することにした。
 白湯を飲んで水分補給する。
 45分に部屋を出たら雨が降っていて、慌ててお部屋に備え付けの傘を取りに戻って再度出たら、すでに雨は止んでいた。これこそ本当の通り雨だ。


ヨガセンター外観 少し早めの時間に到着した。
 ヨガ・センターは、アーユルヴェーダ棟を入ってすぐ左手の階段を上ったところにある。
 階段を上がってすぐのところに入口があり、一番奥に先生が見本を見せるちょっとだけ高くなったステージがある。前方から詰めたら前から3番目の中央になった。こんなに先生に近いところでヨガをやるのは初めてだ。
 そして、やはり先生の近いところでやる方がずっと判りやすい。いつもの男性の先生だったこともあるし、先生がしゃべっている口元も動作もよく見えるからだと思う。
 そして、場所のせいなのか、この日はヨガをやっている間中、お花の香りを感じた。


招待状 いつもは、そのまま真っ直ぐジュエリーショップの前を通ってお部屋に戻っていたけれど、今日は何となくレセプションに向かう階段を上がったらそれが正解だったらしい。
 ギトミさんが待ち構えていて、今夜のモクテル・パーティの招待状を渡してくれた。私の名前もひらがなでちゃんと書いてくれていて、ちょっと感激する。
 招待状の文言は両面に印刷されていて、片方が英語、片方がドイツ語だった。やはりドイツ人の滞在が多いらしい。
 アルコール抜きなので、カクテル・パーティならぬモクテル・パーティと言うようだ。
 ギトミさんに今日の12時から予定されているドクターのコンサルに同席してもらえるようお願いした。結局、すべてのコンサルに同席をお願いしたことになる。面倒な患者で申し訳ない。


朝食 本日のトリートメントは9時からと少し早いので、ヨガマットをテラスに干して早速レストランに行った。
 スリランカ風かつ軽めの朝食、のつもりである。
 緑色のスープがコラキャンダで、お皿の上のものの正体は不明である。朝からカレーはなぁと思い、ライスだけよそう。
 もちろん、たっぷりのフルーツにヨーグルトを添えたものもいただいた。


 本日最初のトリートメントは、9時からのDruda Sharira Mardana(ストレッチのようなマッサージ)である。7番のお部屋 に案内された。
 セラピストのお姉さんにスカーフを取り去られ、ガウンを取ってベッドに横になるように言われる。
 マッサージをしてくれるセラピストさんが一人のこのマッサージは、45分と長めである。オイルをすり込み、関節をほぐされていくような感じだ。 


 そして、9時45分からいきなりHerbal Bath(ハーバルバス)である。ハーバルバスは、何となく、トリートメントの最後に行うものというイメージがあり、「いきなり」という感じがした。
 ハーバルバスは3回目で、今回は、初回と同じハーブが入っているようだ。普段いただいているハーブティと何となく同じ香りがする。
 オイルをすり込まれ、ハーブで煮込まれ、ほとんど料理されているような感じだ。
 もっとも、このハーバルバスはかなり温い。体温よりほんのちょっとだけ温かい、という感じだ。湯船の中でセラピストのお姉さんが持ってきてくれたハーブティを飲み、マッサージに努めた。


ハーバルインハレーションの素 10時くらいに上がって、バスタオルを巻いただけで椅子に座り、Herbal Inhalatiion(ハーバル インハレーション)が始まった。
 前回とはハーブの種類が異なっているようだ。香りで区別はつかないものの、葉っぱの形が明らかに違う。
 ハーバル インハレーションのときは、とにかく熱気が皮膚と鼻と喉を直撃する。できるだけ深い呼吸を心がけていると、肺の中まで熱くなるような気がする。10分くらいで汗だくになった。
 箱の扉を開けてハーバル インハレーションの「素」を確認した。


シロダーラのセッティング Shirodhara(シロダーラ)まで時間があったので、着々とセラピストのお姉さんがセッティングをして行く中、トリートメントルームの写真を撮る。
 お姉さん達は来る度に「座っていてね。」と言って去って行く。でも座っているだけなんてヒマ過ぎる。せっせと写真を撮った。
 シロダーラをするときにはベッドの頭部分のマットが取り去られ、木製の部分が剥き出しになる。そこから垂れている紐を伝ってオイルが下のバケツに溜まる仕組みだ。
 木のところに置いてあるガーゼは、目の保護用である。


 10時半から始まったシロダーラは、昨日とも一昨日ともオイルポットの動きが違っていた。
 この日は、額の中央部分に停滞している時間が長く、端まで行って丸を描いて戻る、真ん中でぐるぐると小さい円を描き、反対の端まで行って丸を描いて戻る、という感じだ。
 オイルはちょっと熱めで、垂らされる量が一定にキープされて気持ち良い。
 この日は寝ることはなく、ただオイルの動きに集中することができたと思う。とはいっても、だからどうしたということはない。私はこの手の刺激に対して本当に鈍い。


 シロダーラが終わると、また二人がかりで髪の油が絞られ、スカーフを巻いてくれる。
 片付けが大変なのか、次はオイルパックだと言うと「一人で行って。」と言われた。もう何回も通っている場所なので、全く問題ない。
 いつもの竹で囲まれたベッドのあるコーナーの椅子に座って待っていると、いつものお姉さんが現れ、いつもより熱めのオイルに浸されたスポンジ状のものでパックしてくれた。


アーユルヴェーダ棟お茶コーナー オイルパックは30分くらいで終了し、次のドクターのコンサルまで30分ほど時間があった。
 あちこちに用意されている椅子に座ってみたり、ティーコーナーで待望のハーブティをいただいてみたり、どうも「のんびり待つ」ということができない辺りが、まだまだアーユルヴェーダが沁みていない証拠だろう。
 30分の時間があっても、中庭ののデッキチェアには結局座ることすらしなかった。


アーユルヴェーダ棟アーユルヴェーダ棟 改めて、フォトジェニックな場所だよなぁと思う。
 毎日、アーユルヴェーダ棟にカメラを持ち込んでいる私もどうかと思うし、もうちょっと「のんびり」を満喫できないかと思う。
 でも、裸足でペタペタと「気持ちいい場所だなぁ」と歩きまわって、気に入った場所で立ち止まって写真を撮ってはまた歩くという時間は、なかなか楽しかった。


 11時50分にレセプションに行ったら、ギトミさんがすでに待機してくれていた。有り難い。
 今日のConsultationは、初日と同じ女性のドクターだった。12時から、Doctor's Consultationである。
 最初に腕等の赤い斑点の話になった。昨夜は気がつかなかったけれど、実はハーバルウォーターを用意してくれてあったらしい。レストランの横のお薬の棚の近くにあるテーブルに名前を書いて瓶が置いてあるので、今日はちゃんと受け取ってシャワー後に付けるようにと言われた。
 また、今日がシロダーラの最終日なので、ランチを食べ終わったら髪を洗っていいわよとお許しが出た。実際のところ、スカーフを付けたままにしていることも、髪がオイルまみれのまま洗えないことも、それほど鬱陶しくなかったけれど、やはり嬉しい。
 明日が最終日なので、食べた方がいいものとよくないもののリストをあげるわねと言われて終了した。正味5分くらいだ。


 本日最後のメニューであるAcupuncture(鍼)までまた30分近く時間がある。
 早めにヨガ・センターに行ったらドクターがいなかったので、用意されたマットに寝転がって、ヨガセンターの天井を見上げた。
 格子に陽の光が当たって、何とも不思議な模様を描き出している。
 窓の格子の感じもなかなか良い。


 15分くらいしてドクターがやってきて鍼を打ってくれた。
 相変わらず4本だけでちょっとつまらない。
 予定より早めに始めてもらえたので、12時50分ころに本日のメニューが全て終了した。ヨガ・センターを出たところから眺めると、アーユルヴェーダ棟の一部が見える。
 というよりも、一部しか眺めることができず、私は結局最後まで、アーユルヴェーダ棟の全貌を理解することができなかった。


ランチのメインプレートランチの前菜 13時くらいからランチをいただいた。
 ランチ後に髪を洗ってヨシというお許しをもらっているので、ガウンのままだ。ちょっと暑い。
 クラッカーのようなものにツナを載せたおつまみ風の前菜がなかなか美味しい。
 メインはもちろんカレーである。南瓜のカレーが甘くてなかなか美味しい。
 鉄板のコーナーではチキンが焼かれていて、小さいのを二つ選んでもらう。
 そういえば、ビュフェのお食事をいただいているときにドクターに「これは控えめに」等々のチェックを受けたことはなかったように思う。


 ちょうど私がメインディッシュをいただいている頃にSさんのトリートメントが終わったようで、テーブルをご一緒した。
 ドクターから注意を受けることはないですねという話から、「そういえば、脈診って楽しみにしていたんですけど、どのドクターもされないんですね。」という話をしたところ、「脈診はできるドクターとできないドクターがいるみたいですよ。」というお答えだった。


 そして、ここで衝撃の事実を知る。ガイドブック等にも写真が載っていたヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラのチーフドクターであった男性医師は、昨年秋に亡くなられたそうだ。
 驚いた。
 写真で拝見する限りまだお若いのに、と思う。Sさんはホテルからそのお知らせを受けて、お悔やみのメッセージを送ったと言っていた。
 現在のチーフドクターは年配の女性のドクターだそうだ。


デザート この日のランチタイムのスイーツはバナナムースだった。本当にどこからどこまで行ってもバナナという味のムースで、何だか可笑しい。
 いつの間にか、どちらかというと苦手だったパパイヤを山盛りにしている自分もちょっと可笑しい。ライムを搾って食べるのがいいみたいだ。
 名前を忘れてしまったけれど、白い果肉の果物も、見た目に反して甘く柔らかくねっとりとしていて美味しかった。Sさんにお勧めしていただいたお陰で食べることができた。


 おしゃべりしつつゆっくりとランチをいただき、レストランを後にしたときには周りに誰もいなくなっていた。


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2016.10.24

スリランカ旅行記5日目

2016年8月10日(水曜日)


 相変わらず夜は喉が渇くしお手洗いに行きたくなる。この日も3〜4回起き出して、常温の水を飲み、お手洗いに行った。
 電気を点けるのも面倒臭くなって、蚊帳の中にLEDのヘッドランプを持ち込んでいる。これはなかなか便利だ。目覚まし時計も蚊帳の中に持ち込んで、時刻を確認する際にベッドサイドのテーブルや電気のスイッチまで行かなくても良いようにしている。


 6時過ぎに起き出した。
 トリートメントも受け、ヨガもやっているのに、朝起きると腰が痛い。ベッドの硬さが合っていないからではないかと思う。
 外を見ると、ピーカンという感じではない。夜に寝るときとごはんを食べているときは波の音がよく聞こえ、朝起き出した今頃と朝のヨガをやっているときは鳥の鳴き声がよく聞こえる。
 庭を覗くと、今日もホテルのスタッフが落ちてしまったプルメリアのお花を一つ一つ集めていた。


朝のヨガ 散々迷った末、今朝はヨガに出ることにした。
 シロダーラ後に付けてもらったスカーフは寝る前に外した。被せてもらったときの形でスポっと外せたので、そのままスポっと被る。
 スカーフをした頭のままヨガマットを抱えてヨガ・センターに行く。今朝の先生は若い女性だ。
 ヨガで身体を動かし、英語で頭を動かし、何だか疲れてしまって、後半30分くらいはほとんど寝転がっているだけになってしまった。
 ヨガマットに寝転がって目を瞑りながら、こんなに歯を食いしばってちゃいけないよと思う。


シリアルスープとキトゥルパニ ヨガマットをテラスに干して、8時前からSさんと朝食をいただいた。
 彼女は相変わらず少食で、私は彼女の軽く3倍くらいは食べている気がする。


 紫色っぽいスープはライススープで、生姜を効かせてあって美味しい。キトゥルパンケーキの中には、ココナツを甘く味付けしたものが入っている。
 ミックスジュース、シリアルにミックスフルーツをたっぷり加えて牛乳をかける。
 さらに、カードという水牛のヨーグルトにミックスフルーツを加え、キトゥルパニという甘いヤシのシロップをかける。
 我ながら、どれだけ食べるんだと突っ込みたくなる。


 朝食をいただきながら、Sさんに「お土産で悩んでいるんですよ〜。」という話をしたら、ホテルのすぐ近くにスリランカで有名なムレスナティーのショップがあるから、そこで買ったらいかがと教えてくださった。
 それは嬉しい。
 シロダーラ中のスカーフ付きの頭で行ってもいいのかという疑問はあるものの、ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラとバーベリンリーフリゾートの間に位置するお店なら、きっとスカーフを巻いた頭にも慣れているだろう。


ハイビスカス お部屋に戻ったら、ちょうどお掃除が終わったところだった。
 とても人なつっこいおじさんに手を振ってお部屋に入ろうとしたら、呼び止められ、ハイビスカスのお花を手渡された。
 せっかく頂いたので、グラスに水を入れてお花を挿し、ライティングデスクに飾る。
 アーユルヴェーダセンターに行く前の僅かの時間を使って、妹にメールを送る。どうも母とは上手くメールのやりとりができず、妹に伝言を頼んだ。


バードウォッチングエリアのお花 10時開始のトリートメントに間に合うようアーユルヴェーダセンターに向かう頃には、空は晴れわたり、いいお天気になっていた。
 大体、毎日こういうパターンだったように思う。
 名前の判らない、かなり大きなサイズの白いお花が咲いている。綺麗だ。
 また、Bird Watching Areaの池に、濃いピンクの他にも白い蓮の花が咲いていることに気がついた。
 やはり白いお花は清楚である。


 今日のトリートメントは、Acupuncture(鍼)から始まった。
 相変わらず4ヶ所しか打ってもらえず、何だか物足りない。昨日は追加されたeye packも今日はないようだ。
 もっと沢山鍼を打って欲しいなぁと思う。変な風に貪欲になっていて、健康に良さそうなことはとりあえず何でも盛りだくさんにお願いします! という気分である。
 鍼が終わり、次のトリートメントへの移動中、最初にカウンセリングをしてくれた女性のドクターに行き会ったので、赤い斑点が増えているような気がする腕の内側を見せて、「何とかして〜。」と訴える。「痒い?」と聞かれて「痒くない。」と答えたら、とりあえず薬を出しましょうと言われた。


 ドクターと話していた分、次のoil packに少し遅れてしまった。
 そのせいなのか、oil packはいつもの竹の衝立の陰ではなく、思いっきり人通りのあるところに置いてあるベッドでやると言う。
 それはパック中は厚手のバスタオルを全身に掛けてもらえるからいいと言えばいいけれど、しかし、私はオイルを染みこませたスポンジのような綿のようなものをお腹に乗せてもらうので、これを外してもらった後ガウンを着直すには一瞬とはいえ下着姿になる必要がある。
 うーんと思い、また、施術中も人通りが気になってしまい、やけにキョロキョロと辺りを窺っていたのでリラックスできなかった。


 11時からのn/sholdというのは何だろうと思っていたら、再び奥の方にある狭めのお部屋に案内された。
 お部屋に行く途中、もう一つのヨガ・センターが浮かぶ池の前を通る。
 ヨガ・センターでヨガをやる機会がなかったのがちょっと残念である。
 こちらの建物は、コロンボにあるバワ設計のお寺「シーマ・マラカヤ寺院」と似た構造になっていて、一見すると池に浮かんでいるようにも見える。


 11時からのトリートメントは、首と肩のマッサージだった。
 お部屋に入ると、セラピストのお姉さんから、上半身に何も身につけずに椅子に座るよう指示される。なかなか恥ずかしい。
 しかも、この椅子がお部屋の外、中庭を向いていて、その開放感がさらに何となく恥ずかしく感じる。
 オイルマッサージがとても気持ちいい。首は、特に右側が重点的にマッサージされ、やはり利き腕側の方が凝っているのかしらと思う。


 11時半から引き続き同じお部屋でShirodhara(シロダーラ)だ。
 スカーフを外し、髪を結んでいたゴムも取り、頭の部分のベッドマットを取り外したベッドに仰向けに寝る。あまり記憶が定かではないけれど、ガウンは着ずにセラピストのお姉さんがバスタオルを掛けてくれたように思う。
 目の上にパックのようなものが置かれ、見ることはできない。
 昨日と違って、今日は蠅に悩まされることがないのが有り難い。
 昨日は額の上を往復するだけだったように感じたオイルも、今日は額の上で8の字を描いているように感じられる。そして、オイルの量も一定だ。


 虫がいない、オイルの量が一定、そんな小さなことでも影響は大きいようで、このシロダーラ中、初めてトリートメントを受けながらうとうととまどろんだ。
 オイルの動きに集中すべしと何かで読んだ記憶があって、オイルの動きを追っているうちに、ふうっと頭が別のことを考え始める。そして、ふと「いかんいかん、オイルに集中しなくっちゃ、今、何かどうでもいいことを考えていたよ」と思う。
 その「何かどうでもいいこと」の内容は全く覚えていない。はっとした段階で既に忘れ果てている。
 何だかとても気持ちが良かった。


 シロダーラが終わると、セラピストのお姉さんが二人がかりで髪をごしごしと拭いてくれる。
 私は髪の量が多く長いので、染みこんだオイルの量も半端ではない。
 そして、髪をゴムでまとめ、スカーフで包んでくれる。耳も覆わなくてはいけないのが何とも邪魔くさい。
 そして「これで終わり?」と聞かれたのでプログラムの紙を見せたところ、Waiting Areaで待っているようにと指示された。
 Waiting Areaに戻る途中、中庭のデッキチェアエリアがの横を通る。私の場合は、トリートメントが隙間なく予定されていて、こちらで休憩する機会はなかった。ここでのんびり読書している方もいらして、ちょっと羨ましい。


 セラピストのお姉さんが現れて案内されたのは、コンサルテーションを受けたお部屋が並ぶエリアの先にあるお部屋だった。
 初めて行くお部屋である。
 12時からのNasya Karma(ナスヤ・カルマ 経鼻法)の準備をするらしい。ベッドに仰向けに寝るように言われ、まず顔のオイル・マッサージが始まった。
 マッサージが終わると、白い布で包んだ丸いものが持ち出され、それで顔の輪郭を叩く。このボールはかなり熱くなっている。ミルクボールなのか、ハーブボールなのか、正体は不明だ。


 ここで初めてドクターが登場した。Sさん曰く「バンビみたい」な女性のドクターだ。
 ベッドに寝たまま、首を反らせるように言われる。
 その体勢だからドクターが何をやっているのか見ることはできない。感じとしては、スポイトのようなもので、オイルを鼻の穴に垂らしているようだ。
 何滴かのオイルを入れると、鼻の反対側を押さえて、「吸いなさい!」と言われる。実際にやって見せてもくれる。


 この「オイルを垂らして、鼻の反対側を押さえて、オイルを吸い込むようにする」という行程を、左右交互に2回ずつ繰り返した。
 プールでターンに失敗したときのような、鼻の奥にツーンと来る感じがある。
 椅子に座るよう言われ、目の前に置かれたバケツだったかたらいだったか、とにかくそこに喉の奥のものを吐き出すように言われる。
 喉の奥ですでに苦く嫌な感じがしているので、喜んで吐き出す。びっくりするくらいの量だ。


 「よし、出し切った!」と思って顔を上げると、ドクターが顔をマッサージしてくれる。
 ドクターの手の動きに従って、出し切った筈の痰がまた喉の奥に溜まり始める。ある程度溜まるとまた吐き出すように言われる。これを繰り返し、間にうがいをしたり、お湯を飲んだりする。
 マッサージ、痰を吐く、うがいをする、白湯を飲むという一連の行程を3〜4回は繰り返したと思う。痰も出るけれど鼻水も出て、苦しいといえば苦しいし、すっきりしたと言えばすっきりした。


 12時半からHerbal Inhalation(ハーブの入ったお湯の蒸気を顔に当てる)を受ける。
 気のせいか匂いに鈍感になっていて、昨日と同じハーブだったかどうか、よく分からなかった。
 もの凄く熱い蒸気が上がってくるので、始まるなり汗が噴き出す。15〜20分くらいでセラピストのお姉さんに終了を告げられた。
 本日のトリートメントはこれで終了である。


前菜 ガウンのままレストランに行った。
 途中、ジュエリーショップのお兄さんに「安いよ。」「寄って行きなよ。」と言われたけれど、お腹が空いているし、買うつもりもないので「ランチの時間だから!」と手を振る。
 トリートメントを受けていただけなのに、お腹がとても空いている。
 ちょうど、Sさんもランチにいらして、テーブルをご一緒する。
 友人同士でもトリートメントの終了時刻は同じとは限らないので、レストランで待ち合わせをしている方達も多い。気のせいか、昨日辺りからまた日本人の滞在客が増えているように思う。


メインデザート


 この日のランチの鉄板焼きコーナーは野菜炒めだった。喜んでたくさんよそってもらう。
 もちろんカレーも3種類ほどはお皿に盛り、フルーツも山盛り、ランチタイムだけは用意されるスイーツももちろんたっぷりと頂く。
 Sさんと他愛もないお話をしつつ、1時間以上かけてゆっくりとランチをいただいた。


 お部屋に戻り、シャワーを浴びる。
 珍しくぐったりしていて、1時間くらいお昼寝をしようと、お部屋のブラインドを下ろす。何しろ、ブラインドを下ろさなければベッドで寝ている様子も中庭から丸見えになってしまう。
 パジャマに着替え、スカーフを外して枕にタオルを敷き、ベッドに横になった。
 1時間くらいたったところで目が覚め、お手洗いに行き、白湯を飲む。まだ眠いし、身体が重くてだるい。ベッドに横になっていると、体幹が重すぎてどんどん沈んで行っているようにすら感じる。


 結局、この「寝る、起きる、お手洗いに行く、白湯を飲む」というサイクルを3回繰り返し、ふと気がついたら17時45分になっていた。
 元気があったら参加しようと思っていたアクアヨガも終わってしまっている。
 アクアヨガは中庭のプールで行われ、最後には大声で笑っていたと後で聞いたものの、そんな笑い声にも全く気がつかなかった。
 随分と熟睡したものである。


夕陽 身支度を調えてロビーに行き、メールチェックだけする。
 18時半近くに海岸に出ると、ちょうど夕陽が綺麗に見えていた。
 今までの中で、一番綺麗な夕陽だなぁと思う。
 しかし、シロダーラ中でもあるので、あまり風に吹かれるのはよろしくなかろうと、早々に退散してレストランに行った。


お薬メイン 食事前、いつものようにお薬の棚を覗くと、昼間の約束どおり、薬が増えていた。
 どんな薬効があるのかを尋ねる語学力はない。夕食をご一緒したSさんによると、籠のボックスに入ったカプセルくらいの大きさの錠剤は免疫の薬だそうだ。その他、シロップ状の薬が増えていた。
 だるさの割に食欲は旺盛で、いつもの通り、前菜とスープ、メインディッシュ、フルーツと3コースでいただく。


 ディナータイムの鉄板コーナーには、ビーフンのような麺を炒めたものと、(推定)キリバットが用意されていた。
 キリバットは、本当にキリバットだったか確信が持てない。菱形にカットされていないし、バナナの葉に包んで蒸したというより、竹のような棒状のものに詰めてあったような記憶である。
 控えめにするつもりが山盛りいただいてしまい、食後の薬を流し込むのが相当に辛かった。


 お散歩に行くというSさんと別れ、21時前にお部屋に戻った。
 あんなにお昼寝をしたというのに眠い。
 シャワーを浴び、Before Sleepの薬を飲み、カメラの電池が切れそうだったので充電をセットし、22時半に就寝した。


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2016.10.17

宿を予約する(鬼怒川)

 2016年10月の3連休の後半に計画していた妹一家との鬼怒川旅行は、連休初日の天気が悪く、甥っ子(兄)の運動会が連休最終日に延期されたため、敢えなく中止となった。

 しかし、東武ワールドスクエアの入園券を既に購入していた妹は「有効期限が来年3月までだから、絶対に行く!」と言う。
 調整の結果、2017年1月14日から1泊という日程が確定した。
 母も私も「1月なんて寒いよ、東武ワールドスクエアは全部が屋外だよ」と言ったのだけれど、「だって買っちゃったんだから勿体ない!」という妹の勿体ない精神には勝てなかったのだ。

 宿の確保は毎度のことながら私に指示がくだり、今日(2016年10月17日)、旅行社が開いている時間に職場を出ることができたので、帰りに寄り道して予約をしてきた。
 ネットで予約をした場合とどちらがお得か、もう考えるのも面倒になってしまった次第である。

 予約完了の旨を妹にメールした。
 インフルエンザや風邪の季節でもあるし、実施できるかどうか、せいぜい半々というところではないかと思っている。

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2016.10.16

スリランカ旅行記4日目その2

2016年8月9日(火曜日)


ベッドメークしたお部屋 たっぷりのランチをいただいた後、お部屋で少し休憩した。お掃除のベッドメイクも終わっていて有り難い。
 何しろガウンが厚くて暑いし、シロダーラ後だから風に当たるのはいけないし、身の置きどころがない。
 結局、軽くエアコンをかけて部屋の中でメモを書いたり、白湯を飲んだりしていた。
 一度、ヨーロピアンらしい方のお部屋のドアが開いていて、その前を通ったときに、もの凄く冷たい風が部屋から漂ってきて驚いたことがあった。どれだけエアコンを効かせているんだろう。


 14時半からのSpecial Therapyのために、少し早めにお部屋を出る。
 私は鍼が追加されたと思っていたし、アーユルヴェーダセンターのレセプションの方も「Acupunctureね」と言っていたけれど、ウエイティングエリアから案内されたのはヨガ・センターではなく、普通のトリートメントルームだった。
 あれれ? と思っていたら、ガウンを脱いでベッドにうつぶせになるように言われ、オイルマッサージが始まった。
 このSpecial Therapyは、首の後ろに肩から背中、腰くらいまでが範囲で、ちょっとツボ押しっぽい感じがした。20分くらいマッサージしてもらった後は、肩も腰も軽くなった気がする。


レース編み Special Therapyからの帰りにクラフトセンターの前を通ったら、ちょうど、Sさんがレース編みの練習の真っ最中だった。
 先生は、クラフトセンターに併設されているお土産物屋さんの売り子さんもしていた女性である。
 ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラでは、レストランの隣にクラフトセンターがあり、スリランカの手工芸品を作っている様子を見学することができる。とはいっても、長期滞在経験のあるSさんも、レース編みの女性には毎日のように会えたけれど、他は、機で布を織っている女性に2〜3回会ったくらいだとおっしゃっていた。


 レース編みの先生は、普段は白いもっと細い糸でさらに繊細な模様のレース編みを黙々と製作している。
 この黒いレースは、Sさんのために比較的簡単な模様の型紙と、作りやすいように黒くてちょっと太めの糸を用意してくれたものらしい。
 少し進むとまち針で押さえつつ、糸の先についた糸巻を左右に順番に動かすことで編むようだ。
 ちょっと、組紐っぽい感じの作り方だ。


魔除け この日は、魔除けの飾りを作っているおじさんも来ていた。
 Sさんも、魔除けの飾りを作っているところを見るのは初めてだとおっしゃる。
 お互い拙い英語でしゃべったので定かではないながら、これらはダンスで使うお面を模した魔除けの飾りであるらしい。
 下半分の赤いところは、舌だ。
 おじさんが片付け始めたところをお願いして、作っている(っぽい)ところの写真を撮らせてもらった。


 レース編みの方は、先生の手持ちのまち針が尽き、勤務時間(16時までらしい)も終了して、この日はここまでということになっていた。
 レース編みを見学しつつ、もう一人、店番をしていた若い女の子から、シンハラ語を一つだけ教えてもらった。
 「マゲ〜 ナマ **」で、私の名前は**です、という意味になるそうだ。 


 17時からのMeditationに参加すべく、その前にシャワーを浴びて着替えた。
 お昼にシロダーラをやってからもう十分な時間が経っているし、ガウンのまま過ごしていたのでいい加減着替えたいし、ガウンのままMeditationに参加する訳にも行かない。
 瞑想だしと思って手ぶらでヨガ・センターに行ったら、ヨガマットが必要だったことが判った。ちょうど椅子が1脚だけ空いていたので座らせてもらう。


 この日のMeditationの担当は、法衣を来たお坊さんだった。
 年齢も高そうだし、赤い大きなうちわのようなものを持って静かに歩いて語る姿はいかにも「高僧」という雰囲気を醸し出している。
 しかし、元々素養がなく、英語力もない私の耳には、このお坊さんの語る英語が全く入ってこない。
 音としてはちゃんと聞こえているのに、意味のある言葉として全く認識できない。


 結跏趺坐し、両手の親指と人差し指で円を作って両膝に置き、目を瞑って瞑想する。
 そこまでの指示は何となく判る。
 お坊さんが、「I'm free.」と言っていた、ような気がする。
 でも、その次に何と言っているのかがまず聞き取れない。「My mind is」までは確かだ。その後何と言っていたのだろう。どう考えても単純かつ簡単な単語だった筈なのに、最早その「音」の感じすら覚えていない。
 このいわば「決まり文句」すら聞き取れない私にその他のお話が聞き取れる筈もない。


 椅子は固くて背骨にゴツゴツ当たって座りにくい。
 英語が分からない。何が起きているのか判らない。
 そうすると、ずっと目を瞑っていることすらできない。
 暑い。汗が次から次へと流れて来る。
 ヨガには参加しないけど瞑想は参加してみたいというヨーロピアンが多かったらしく、人も多い。
 正直、1時間の瞑想が苦痛で苦痛で仕方がなかった。


 この苦痛の1時間で、何故だか新井素子の「チグリスとユーフラテス」を読みたくて仕方がなくなった。どんな作用が働いたのか不思議である。
 電子書籍があれば、スリランカで購入してダウンロードしてやるくらいの勢いだったけれど、ロビーでネット書店を確認したところ、残念ながら紙書籍しか見つからなかった。


薬の棚 18時半からのディナータイムの少し前にレストランの隣にある棚を見に行ったら、すでに皆の薬が用意されていた。恐らく、繁忙期にはこの棚が一杯になるのだろう。
 薬の横に、明日のプログラムが書かれた紙も入れられている。
 棚の横にはウォーターサーバが用意され、カップも並んでいる。私はこの棚からテーブルに薬を持って行って飲んでいたけれど、食前の薬はここで飲んでいる人も結構見かけた。


夕陽 夕食の前に、また、砂浜に夕陽を見に行った。
 凄い風が吹いていて、シロダーラ後にはあまり良くないような気がする。
 しばらくの間、サンセットを堪能した。
 もっとも、「海に沈む夕陽」を見るにはちょっと方向が違う。ちなみに、海から昇る朝日も同様である。
 こんな夕暮れの時間帯でも、散歩している人も多いし、ジョギングしている人もいる。治安ということで言うと、全く不安になることはなかった。 


ロティ 夕陽鑑賞を15分くらいで切り上げ、夕食をいただいた。
 ビュフェのテーブルに並んだお料理一つ一つに札が出されていて、私の場合は、ピッタとヴァータなので、この二つの両方が+2以上のものを食べるように言われている。
 もっとも、うっかり+が付いていないお料理をよそってしまっても、ドクターから怒られたことは1回もなかった。お料理が並んでいる辺りに待機しつつ、その辺りドクターは鷹揚だ。どちらかというと、質問対応のために待機しています、という風情である。


 サラダに入っていた(多分)唐辛子を思いっきり食べてしまい、涙を浮かべてお湯を飲んでいるときに、ちょうどお料理を取りに行こうとしていたヨーロピアンの女性がロティを持ってきてくれた。
 有難い。
 よっぽど酷い顔をしていたのだと思う。
 さらに今さらだけれど、誰が食べても大丈夫なものを選んでくれていたんだなと感謝した。


 昨日に引き続き、Sさんとご一緒した。
 彼女は少食で、前菜とメインディッシュで一皿、フルーツを少しといったところだ。
 彼女は赤く腫れて痒みも出て来てしまっていて、ドクターにハーバルウォーターを処方してもらい、シャワーの後などにバシャバシャと使っているとおっしゃる。
 二人してシロダーラのスカーフをして、そんな話をしているところが何だか可笑しい。


 話し込んでいたら、ウエイターのお兄さんに「ドクターのレクチャーが始まるよ。」と声をかけられた。
 英語だし、瞑想のときみたいに判らなかったら苦痛だし、行かなくてもいいかなと思っていたけれど、あまりにもウエイターさんに何度も声をかけてもらったので、「じゃあ、行きますか。」と講義室に向かった。
 この講義室がなかなか複雑なところにあって、辿り着くまでの廊下も暗く、私一人では多分、探せなかったと思う。連れて行ってくれたSさんに感謝である。


ドクターズレクチャー 講義室に到着したら、ちょうどレクチャーが始まったところだった。
 空いていた最前列に座る。
 私達の後からもパラパラと人がやってきて、椅子が追加されていたようだ。
 レクチャーのタイトルは「DIET & DIGESTION」。ダイエットをどう訳すのかは今ひとつ判らないけれど、消化があらゆることの基本だというのがアーユルヴェーダの考え方らしい。
 そして、身体には七つの組織があって、血糖、血液、筋肉、死亡、骨、骨髄、生殖器がその七つ、らしい。
 そして、これらは全て食べ物が重要な要素になっていると言う。
 だから、「消化」が重要になる訳だ。


 ドクターがホワイトボードを使い、重要な部分はパワーポイントで解説が映し出されていたので、ちょうど手元にあった電子辞書を使って単語を引きつつ話を聞くことができた。
 それでも、私が一応理解したつもりになってメモを取れたのは全体の1/4というところだ。
 本当に勿体ないと思う。


 お薬の話も出ていて、やはり、最初に渡された薬はほぼすべて消化を助けるためのお薬だという説明だった。
 3〜4日後にドクターのコンサルがあり、そこでもっと身体に合った薬に変えると言う。
 6日間の滞在の私はちょうどこの「3〜4日たったところ」に当たるけれど、お薬を変えるだけの何かは出ていないということなんだろう。
 結局、最後まで私に処方されたお薬が変わることはなかった。


 消化の状況はもちろん便でも判る。「簡単に排出できて、バナナのような便が良いと指導している。」とドクターが言うと、ヨーロピアンから笑い声が上がっていた。
 また、舌を見ても消化の状況が判る。ピンク色をして綺麗だったらもちろんオッケーだが、舌の表面が白くなったり黄色くなったりしていたら、それは消化が上手くできていないサインだ。
 消化だけではなくて、舌には身体の内部の状況も現れるのだと、ホワイトボードに描いてくれた。何だか足の裏みたいな話だなと思う。


 あとは、断片的にしか判らなかった。


 良い食習慣とは、よく噛み、十分な水分を摂ることから始まる。
 七つの味(これがどんな味なのかはよく判らなかった)を含む食品をバランス良く食べよう。
 匂いが良いということは、消化のための第一歩である。
 良い身体を作るためには、食べ物に気を使おう。今の人たちは、時間がなく、食べ物に気を使っていない。
 良い消化のためには、32回噛むことが必要。よく噛んで柔らかくすれば、消化しやすくなる。
 「噛む」ことができるのは、口だけである。
 1日に2リットルくらいの水分を摂ろう。食品から摂取できる水分はそれほど多くはない。
 喉が渇く前に飲むことが必要。喉が渇いてから飲むのでは遅い。
 間食はダイエットの敵。
 私達の身体は機械のような物だから、毎日決まった時刻に決まった回数、ゴハンを食べることが必要。
 身体は「お腹が空いた」「美味しい」という二つのサインを出すことができる。
 「お腹が空いた」というサインに対して、コーヒーを飲むだけでは応えたことにならない。固形物を摂取することが必要。
 どれだけの量を食べればいいかという質問に対する正解は、お腹が空いていなくなるまで。腹五分で抑え、あとの半分は「頭」で満腹感を得る。
 野菜を多く食べ、ごはん、デザート、脂肪の摂取を少なくすれば、ダイエットできる
 アーユルヴェーダでは、10時からがピッタの時間、お昼頃がカパの時間、夕方がヴァータの時間。ヴァータは「風」なので、エネルギーの摂取に向かない。一方、ランチタイムは重いごはんを食べると良い時間。
 夕方は温かい食事(カレーや調理した野菜)を摂ると良い。
 スパイス(ガーリック、胡椒、シナモン、クミン等)は消化の助けになる。
 ホテルの朝食に出されているスープ、特に緑色のスープはwhole mealで、朝食べるのに特に適している。緑色のスープに、プロテインを多く含むスリランカのシリアルを入れると更に良い。
 ランチにはチキンやお魚(特にwhite fish)を食べると良い。red fishは今イチ。でも、全く食べてはいけないという訳ではなく、たまに食べるのなら良い。
 カシューナッツの脂肪は身体に良いけど、でも油は油。ピーナツはさらに良くない。
 (ドイツ人の方の質問に対して)ドイツはスリランカよりもずっと寒いので、体温を保ためにもたくさん食べる必要がある。しかし、夏は食べ物を変えて食事を軽くすべき。食事は季節によって変えるべきである。


 最後にドクターは、「ここで知識を得ただけでなく、少しずつでも生活や食事を変えられると良いと思う。ぜひそうしてください。」と言って話を終えた。
 1時間以上あったと思う。
 語学に激しく難のある私にも面白くてためになる、いいお話だった。
 質問したいことはたくさんあったけど、質問できるだけの語学力がないのが残念である。


 レクチャーの後は、日課のお散歩するというSさんと別れてお部屋に戻り、シャワーを浴びて洗濯し、薬を飲んで22時には眠気に負けてベッドに入った。


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2016.10.14

「ニッポンを解剖する! 京都図鑑 (諸ガイド)」を購入する

 2016年11月に京都に行こうと決めている。
 仕事のことを考えるとお休みを取るのは厳しいけれど、しかしそこを無理に押して休まないと全然休めなくなってしまう。
 ならば旅行の計画を立ててしまえと思ったのだ。

 京都に行くことは決めて宿を押さえ、1日目の夕食も決めた。
 あと何をしようかと検討するために、この「京都図鑑」を購入した。

 これがなかなか楽しい。
 ガイドブックといえばガイドブックなのだろうけれど、食べ物屋とかお土産物屋とかの「指南」が一切載っていないのが良い。建築の話、歳時記の話などなど、マニアックといえばマニアック、見学するときに知っていたら楽しいだろうなぁという知識が平易なことばでコンパクトにまとめられている。

 活用度大になりそうだ。

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2016.10.10

スリランカ旅行記4日目その1

2016年8月9日(火曜日)


 昨夜、Sさんに教わったとおりに「Before Sleep」の粉薬をマグカップ半分のお湯に溶いて飲んだところ、朝方、3回もお手洗いに通うことになった。
 整腸剤というよりも、弱い下剤に近い。
 「1日に2リットルのお水・お湯を飲んでください」という指示に従おうと意識して水分摂取量は多く、必然的にトイレも近い。
 デトックスの一環ということなんだろう。
 急げば朝のヨガに間に合う時刻だけれど、「無理に行かなくてもいいか」と思ってしまうとなかなかスピードアップできず、今朝はヨガはサボって海岸を散歩することに決めた。


ビーチから見たホテル 7時過ぎにお部屋を出る。
 ホテルの中庭から直接ビーチに出ることができる。
 ホテルの庭から砂浜までの僅か数mのところにイヌが何匹がいることが多く、動物全般が苦手な私はちょっと怖かった。といっても、吠えられたり追いかけられたりした訳ではない。尻尾を振って近寄ってくる、フレンドリーなイヌたちだ。
 ビーチとホテルを区切るフェンスには、常に赤い旗が揚がり、バタバタと風にはためいている。


20160809_073253 ビーチに出て、まずは左方向に進み、前方に見える島の辺りまで行って来ようと決めた。
 歩き出してすぐ、後ろを振り返ると馬が砂浜に佇んでいた。聞いた話によると、砂浜で乗馬体験もできるらしい。
 朝のビーチはお散歩している人も多く、みな裸足で歩いている。私は何となくビーチサンダルでそのまま歩き続ける。
 ホテル前から見えた島が目の前に来た辺りで引き返す。10分も歩いていない。我ながら軟弱だ。


海の家 ホテルまで引き返し、そのまま反対方向に歩いて行くとすぐ、スリランカ版海の家といった感じの建物が集まった一角があった。
 パブリックビーチなのかも知れない。
 しかし、この辺りはまだ風も強く、波も高い。海水浴に向いたビーチとは言えないと思う。
 この海の家の一角からさらに5分くらい歩いたところに、お隣のホテルがあった。
 バーベリン・リーフ・アーユルヴェーダリゾートだ。スリランカで一番古くから外国人を受け入れているアーユルヴェーダのホテルである。


泳げそうなビーチ バーベリンの少し先は入り江のようになっていて、ここまでの波の荒い海が嘘のように凪いでいる。
 泳げそうだ。
 でも、海で泳ぐために歩いてくるにはちょっと遠い。バーベリンに宿泊した人の特権というところだろう。
 この辺りで引き返すことにしてふらふら歩いていると、ビーチボーイズのお兄さん達何人かに「リバークルーズに行かないか。」とか「街まで行かないか。」と声をかけられた。朝から商売熱心である。
 「いらない。」と言うとあっさりと引き揚げて行く。商売になるんだろうか。
 ホテル前の砂浜から左右両方、見える範囲をのんびり写真も撮りながら往復して40分くらいの散歩だった。


ヨーグルトホッパー ヨガがまだ終わらない8時少し前にレストランに行ったら、意外と人がいて驚いた。自分のことは棚に上げ、ヨガに参加しない人も結構いるんだなぁと思う。
 今日の鉄板のコーナーではホッパーとキトゥルパンケーキが焼かれている。スリランカ風朝食に決定だ。


 最初、キトゥルパンケーキを指差してこっちをちょうだいと言ったら、シェフに「これは甘いわよ」と言われ、ホッパーに変更した。焼いてもらったホッパーに、玉葱等々の野菜を炒めた具を好きなだけ乗せるようになっている。
 緑色のスープのようなものは、コラキャンダというお粥だ。お粥といってもお米はほとんど感じられないくらい煮込まれていて、スープのようだ。


 いつも2種類用意されているヨーグルトの「水牛ではない方」は、ハードタイプといえばいいのか、ゼリーのような固さだ。
 バナナも2種類あって、緑色のバナナの方は、ピッタとヴァータ体質の人にも推奨されている。
 ツリーアップルのジュースも添えて、相変わらずの大量かつ贅沢な朝食をゆっくりいただいた。


 赤い斑点は相変わらず腕の内側に出ている。背中の方が目立っているかも知れない。
 朝から海風に吹かれたせいか、ちょっと頭が痛い。でも、何だかやっとヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラでの過ごし方に慣れてきたような気がする。
 昨日教わった近道を通ると、一旦、2階に上がってロビーを通って行くよりも断然早くアーユルヴェーダセンターまで行くことができる。
 そこで浮いた分の時間で、池に咲く蓮の花を観賞した。


 ドクターのコンサルの開始10分前にアーユルヴェーダセンターに到着した。すでにギトミさんが待っていてくれている。働き者の彼女である。
 今日のドクターは、若い男性である。多分、鍼を打ってくれたドクターだと思う。
 ここでは訴えたもの勝ちだと思い、最初のコンサルのときには言いそびれていた、目が疲れるんですとか、腰が痛いんですとか訴えたら、午後にスペシャルセラピーとして背中のマッサージが追加された。


 また、昨日の夕食時にドクターに訴えた腕の赤い斑点についてきちんと伝わっているようで、腕を見せるように言われ、Druda Sharira Mardana(ちょっとストレッチっぽいマッサージ)の欄に、使うオイルの名前が書き加えられた。
 そのオイルには、炎症を抑える成分も入っているという。


 もっとも、このコンサルは、今日から始めるシロダーラについての注意事項を伝えるのが主な目的だったらしい。
 シロダーラ終了後に付けるスカーフは耳まで覆うようにすること、スカーフは風よけの意味があること、ビーチやプールなど風の強いところにはなるべく行かないこと、髪は洗わないこと(顔と身体はオッケー)、寝るときにはスカーフを取ってもいいけれど枕を汚さないようにタオルを敷くこと等々の、実際的な注意が告げられる。
 ドクターの言うことを訳しているというよりも、ギトミさんの中にすでに全部入っている感じだ。


 それから、どちらかというと精神的な注意が続く。
 シロダーラを行うと感情が溢れるような感じになることがあるという。そうなったら、信頼できる人に話すと良いと言う。「いえ、私は一人でここに来ているんです」と思っていると、それが顔に出たのか、ギトミさんは、「ノートに書いたりして外に吐き出すようにしてください。」とつけ加えた。


 コンサルは10分くらいで終わり、最初のメニューである鍼まで時間があったので、お手洗いに寄った。
 本当にこんなことばかり書いているけれど、トイレが近い。
 お手洗いから戻る途中、コンサルのときのドクターと行き会った。メニューの紙を出してと手振りで言われて渡すと、Acupuncture(鍼)の項目に、eye packと書き加えられた。


 本日最初のトリートメントは、10時からそのAcupuncture(鍼)である。
 ヨガ・センターに行き、並べられたマットに横になると、どこからともなくドクターが現れて、鍼を打ってくれる。
 今日も、鍼を打たれるのは昨日と同じ4ヶ所だけでつまらない。
 しかし、目を瞑るように言われ、綿で耳栓をされ、目の周りに何かで土手のようなものが作られ、その中に何かの液体のが注ぎ込まれた。
 BGMが流れ、鳥の声も清々しい。


 鍼を終えてウエイティングエリアで待っていると、セラピストのお姉さんに呼ばれ、簾で囲まれたエリアに案内された。
 oil packである。
 ガウンを脱ぐように言われて仰向けに寝ると、お腹にオイルを塗ってから、オイルをたっぷり染みこませた綿のようなものをお腹に広げてくれる。
 その上から掛けてくれたバスタオルは温めてあったようで、心地よい。それでも何故か眠くならないのが我ながら不思議である。夜だって何度もお手洗いに起きているから「熟睡している」とはとても言えない筈だ。


 11時半からのDruda Sharira Mardana(ちょっとストレッチっぽいマッサージ)を行うお部屋(多分、最初の日と同じシャワーとトイレが付いたお部屋だったと思う)に移動する。
 お部屋移動のときには、必ずお手洗いに行ってしまう。
 お部屋に行くと、マッサージに使うオイルを変更する話がすでに伝わっていて、これまでとは違う匂いのオイルが用意されていた。
 緑色をしていて、何だかカレーの匂いがする。oil packで使っているオイルと同じものだろうか。
 ハーブオイルだと言われて、適当に「コリアンダー?」と聞いてみたら、「違う。”シーダク”よ。」と聞こえた。正体不明である。


 このマッサージは、いつものベッドに寝て行われた。
 オイルマッサージはどちらかというと「撫でる」感じがメインだ。対して、このマッサージはセラピストさんが一人で担当し、もちろん「撫でる」感じもありつつ、関節を動かして緩めるような動きも多い。
 マッサージを受けているときは大抵目を瞑っていたけれど、このときは動きが大きいせいかつい目を開けていることが多く、セラピストさんも対応に困ったのか「Body Styleがいいわね。」などと言ってくれた。
 このマッサージは、他とは違って45分と長めだった。


 マッサージ後、11時45分からHerbal Bath(ハーバルバス)だ。
 初日に温いなと思ったお湯の温度は、この日も同じくらいだった。そして、初日とはハーブの種類が違っていたように思う。
 セラピストさんが持ってきてくれた温かいハーブティを飲みながら全身浸かっていると、外気温が高いこともあって汗が噴き出してくる。
 庭にはリスまで遊びに来て優雅な時間である。
 ハーバルバスの後、再びオイルにまみれた下着を着けるのがちょっと気持ち悪い。


腕の斑点 流石にハーバルバスに30分も浸かっていることはできない。
 セラピストさんの声かけを待ってあがり、身体にタオルを巻くように言われ、椅子に座った。
 そのときに、ついでに赤い斑点の出た自分の腕を写真に撮った。ハーバルバスの後だと、オイルも流されて、カメラに触ってもいいかなと思える。
 やはり、相変わらず赤い斑点が出ている。痒みはなく、それは有り難い。


Herbal InhalationHerbal Inhalation


 12時15分から、Herbal Inhalation(ハーブの入ったお湯の蒸気を顔に当てる施術)だ。
 椅子に座り、バスタオルで作られた丸いところに顔を伏せると下から熱い蒸気が上がってくる。
 その蒸気を生んでいるのが、ハーブを熱湯に浸けたものだ。
 とにかく熱い。
 顔から汗が噴き出してくる。
 何となく「腹式呼吸だ!」と思い、試みる。もっとも、私はちゃんと腹式呼吸ができたと思えた試しがないので、このときもできていたかどうかは判らない。とにかく深い呼吸を心がけた。
 それにしても熱くて、10分もしないうちにギブアップした。


シロダーラ 午前中(といっても12時半)最後のメニューが、本日のメインイベントであるShirodhara(シロダーラ)だった。
 お部屋にカセットコンロが持ち込まれている。このコンロの火がなかなか点かず、セラピストさんが舌打ちしていた。ちょっとコワイ。
 ガスのカセットを交換し、オイルが温められ始める。
 手前のバスタオルが敷かれていない部分の茶色いマットは外すことができ、その下は木の枠になっている。傾斜が付けられ、穴があり、その穴に通したヒモをつたって下に置いたバケツにオイルが流れる仕組みである。


 タオルを巻いたまま仰向けに寝るように言われ、髪をまとめていたゴムは取ってしまう。
 鍼のときのように耳栓をされ、目の上には何かを染みこませた綿が置かれる。何も見えない。
 写真の右手前に写っているポットからオイルが流れ落ちて来ている、筈だ。かなり低いところからオイルが落とされているのを感じる。額の上20cmくらい、あるいはもっと低いかも知れない。
 額の真ん中から始まって、ゆっくりと左右にオイルポットが動かされ、端から端まで往復している。
 オイルの匂いに誘われているのか蠅が飛んでいるのが気になって手で払っていると、セラピストのお姉さんがウチワで蠅を追ってくれた。優雅だ。


 寝ちゃったという話を体験者の方のブログなどで読んでいて、眠くなるかなと思って構えていたけれど全く眠くはならなかった。
 オイルが額に落ちて当たるのを感じていると、何だかどうでもいいことが頭に浮かび、いかんいかん、オイルに集中せねばと思うと、今考えていた「どうでもいいこと」が何だったのか忘れる。その繰り返しだ。
 もの凄く眠くなったりもしないし、感情的になるとか、感情が溢れてくるとか、昔の記憶が蘇ってくるとか、そういうことは全くなかった。
 私はそういうタイプなのである。
 多分、20分くらいで終了した。


スカーフ シロダーラ終了後、私はそこに寝たままで、セラピストさんが二人がかりで髪に染みこんだオイルを絞ってくれる。
 私の髪は長いし、量も多いので、オイルを絞るのも大変そうだ。
 オイルを絞ると、髪をゴムで束ね、それから木綿の厚手のスカーフで髪と耳を覆ってくれた。プロの技である。
 13時少し前、本日のトリートメント午前の部が終了した。
 14時半からスペシャルセラピーの予定が入っているし、ガウンで来るように言われている。着替える訳には行かない。時間もないし、そのままレストランに直行した。


デザートメインディッシュ 13時45分くらいからランチをいただいた。
 ランチタイムは12時半からだ。トリートメントが終わり次第ランチタイムになるから、三々五々人が集まって来る。友人同士やご夫婦でもトリートメントの終了時刻が揃う訳ではないらしい。


 何のスープだったか忘れたけれど、この1回だけ、ピッタかヴァータのどちらかで「推奨しない」ことになっていてスープが飲めなかった。ちょっと残念である。
 メインはカレーで、豆のカレーの他に、野菜のカレーが日替わりでいくつか用意されている。
 カレーの具は基本的に一つしか入れないらしい。オクラのカレーなら、具はオクラだけだ。


 この日のデザートはバナナのムースだった。
 もう、「バナナだ」としか言いようのない、濃いバナナの味のムースである。
 フルーツも、バナナとオレンジとメロンとパパイヤは定番でいつもあり、その他1〜2種類が日替わりで出てくる。
 パパイヤにライムをたっぷり絞って食べると美味しい。
 たくさんいただいた。


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2016.10.09

スリランカ旅行記3日目

2016年8月8日(月曜日)


 この日も朝までに、4回もお手洗いに起きた。
 特にお腹が痛かったりした訳ではない。本当に単にお手洗いに行きたくなって目が覚めた、という感じだ。ついでに、早速、筋肉痛になっていて、身体がバキバキになっている。
 そのせいか、6時くらいに起きるつもりが、目が覚めたら6時半を過ぎていた。どうしようかちょっと迷った後、バババッと支度をして、ヨガに行った。
 昨日よりもヨガ参加者が多くて、ヨガセンターは満員だ。参加者のうち半分くらいは日本人だったと思う。


 朝のヨガの先生は昨日と同じ男性の先生だった。
 6時50分からジャスト1時間のヨガ・レッスンだ。相変わらず、ヨガをやっているときも、瞑想のポーズでリラックスしているときも、気がつくと私は歯を食いしばっている。気がつくたびに顎を緩めるように意識した。
 そして、どうも私は「right」と「left」が「右」と「左」に直結していないらしく、言われたとおりにやっているつもりが、気がつくと周りと左右反対のことをやっている、ということがよく起きた。何とも情けない。
 1時間、みっちりヨガをやった後も、やっぱり筋肉痛が激しく残っていた。


 ヨガ・センターから部屋に戻ってテラスにヨガマットを干し、そのままレストランに行った。
 テーブルは決まっておらず、そのときの気分で好きなところに座っていいようだ。
 私は、真ん中の列の後方、プールから離れたテーブルに座ることが多かった。ビュッフェのテーブルに近い、食いしん坊御用達の席である。


朝食 フレンチトーストがあったので迷わず選び、ミックスフルーツジュース、ミックスフルーツ、水牛のヨーグルトにキトゥルパニというヤシのシロップをかけたもので朝食にした。ウエイターさんにハーブティもお願いする。
 ヨーグルトのコーナーに「太るもと!」と札が出ているのが可笑しい。
 この日は9時からトリートメントが始まるので、自分としては軽くしたつもりである。
 フレンチトーストはシナモンの香りがして、甘くない。意外な味だった。


トリートメントルーム 食後、歯磨きし、ヨガで汗だくになった服を洗濯し、部屋を片付け、ガウンに着替えるともうアーユルヴェーダセンターに向かう時間である。
 このガウンが膝丈すれすれくらいで、普段からロングスカートしか履かない私には何とも心許ない感じがする。
 ガウンを着てビーチサンダルを履き、布バッグに今日のメニューが書かれた紙と、鍼の指示書、カメラとノートとハンカチを入れてぶら下げて行く。
 ウエイティングエリアの椅子で待っていると、セラピストのお姉さんがやってきて名前を呼んでくれる。
 このウエイティングエリアで、日本人女性が二人でお互いの身体のことを話していて、その率直さというかあけすけさ加減にちょっと驚いた。アーユルヴェーダ・マジックかも、と思う。


 今日は、昨日とは違い、奥の方にある少し小さなトリートメントルーム(No.17)に案内された。
 パンティ1枚になって大きなバスタオルを巻き、椅子に座るように言われる。
 髪を結んでいたゴムも外して、Shiro Abyanga(ヘッドマッサージ)から始まった。頭のてっぺんにオイルを垂らし、ヘッドマッサージと言いつつ、肩から首にかけてのデコルテ部分も丁寧にマッサージしてもらえて嬉しい。
 どうやら、一つのトリートメントから次のトリートメントまでは30分と決まっているようだ。
 20分くらいでヘッドマッサージは終了し、「そのまま待っててね。」と行ってセラピストさんはお部屋から出て行った。


 9時半になると、昨日と同じセラピストさんが来て、昨日と同じクリームを用いたVaktra Abyanga(フェイシャルマッサージ)が始まった。
 タオルを巻いたままベッドに仰向けに寝て、髪が邪魔にならないように結ぶ。
 目を開けているとセラピストさんとバッチリ目が合ってしまうので瞑る。そうすると、今どんなことが起きているのかが判らない。何しろフェイシャルマッサージというものを受けたのは昨日に続いて生まれて2回目だから、興味津々でもあるし、不安でもある。


 10時からは、Mrudu Sharira Abyanga(シンクロマッサージ)だ。メニューは昨日と同じだけれど、セラピストさんは変わった気がする。
 二人のセラピストさんが基本的には左右から同時にマッサージをしてくれる。身体に巻いていたタオルを取り、まずは仰向けから始まり、途中でうつぶせになるように指示される。
 流石にどんなマッサージをしてもらったかまではメモを取っていないので定かではないけれど、昨日よりも肩と腰にポイントが置かれているような気がした。


 フェイシャルもシンクロもどちらも気持ちいいし、ベッドに寝る姿勢で受けているから寝ちゃいそうなものだけれど、これが不思議と眠くならない。
 常に覚醒していたと思う。
 シンクロマッサージをしてくれるセラピストさんが、恐らくは呼吸を整えるために時々「ふーっ。」と長く息を吐いていて、「えーっと、溜息じゃないですよね?」と気になったくらいだ。
 こちらも、使用したオイルは昨日と同じオイルだったと思う。ごま油っぽい香りがする。


 シンクロマッサージが終わると再びタオルを巻くように言われ、お部屋を移動した。
 マッサージを受けると本当にトイレが近くなって、このときも移動の途中で誘導のセラピストさんにお願いし、お手洗いに寄った。
 No.22のお部屋にはスチームバスが用意されていた。
 言い方は何だけれど棺桶のような感じで、格子になった床面の真ん中にバスタオルが幅15cmくらいに折っておかれていて、その上に寝るように言われる。


 仰向けに寝ると、上から蓋が降りて来て、顔だけ外に出す形になった。
 首の周りにタオルが詰められて、蒸気が首回りから逃げないように完全に密閉され、スチームバスの開始である。
 熱い。
 元々が代謝のいいので、あっという間に汗が噴き出してくる。様子を見に来た女の子がティッシュで時々汗を拭き取ってくれるけれど、とてもではないけれど追いつかないくらいの発汗量だ。
 岩盤浴よりもずっと効果がある。
 流石にスチームバスは30分入りっぱなしということはなかったと思う。時計を見なかったので、実際に入っていた時間は不明だ。
 木の上にタオルを敷いただけで寝ていたので、腰が痛い。


ウエイティングエリア スチームバス終了後、セラピストさんに「これで終わり?」と聞かれた。
 オイルパックと鍼が残っていた筈と本日のスケジュールの紙を示すと、最初に待っていたのとは違うウエイティングエリアに連れて行かれ、「ここで待っていて。」と言われた。
 通路のような、不思議なスペースである。
 男性が一人、うつぶせになって寝ている。あそこでオイルパックをするんじゃイヤだなぁ、丸見えじゃないかと思う。
 お隣は、オイルやクリームなどなどを用意するお部屋のようで、湯気が上がり、スタッフの声が聞こえてくる。


 11時に少し遅れてオイルパックになった。
 といっても、オイルパックがどんなものか、この時点ではよく判っていなかった。
 セラピストさんに案内されてすだれで仕切られた中に入るとベッドがあった。仰向けに寝てお腹を出す様に言われる。
 どうやらこのオイルパックは子宮筋腫のためだったようだ。
 スポンジのような綿のようなものに緑色のオイルをたっぷり染みこませ、お腹の上にそれを乗せて、さらにバスタオルをかけてくれた。


鍼のカード アーユルヴェーダ2日目最後のメニューは鍼だ。
 ガウンを着て、ヨガ・センターに向かう。
 いくつもマットが敷かれていて、すでに鍼を始めている人が何人もいる。BGMとして「シャーンティー」と聞こえる言葉が何度もゆっくりと繰り返される音楽のような瞑想のようなものが流されている。きっとヨガ的に意味がある旋律であり、言葉なんだろう。
 適当なマットを選んで横になり、やってきた先生に昨日もらった鍼のカードを見せる。
 先生に「スカーフは?」と聞かれたのは、シロダーラをやったのかと思うほど、私の髪がオイルまみれだったかららしい。


 鍼のカードには「リラクゼーション」とだけ書かれていて、そのためか、私が打たれた鍼は4本だけだった。
 頭のてっぺん、左手の甲の親指と人差し指の間のくぼんだところ、右手の甲の小指の下辺り、左足の膝下の4ヶ所だ。
 つまらない。
 お隣の方なんて、目の周りに何本も鍼を打ってもらっていて、もの凄く効きそうだ。
 鍼を打ったまま30分くらい横になっていると、先生が適当なところで鍼を抜きに来てくれ、12時で終了となった。


お部屋 お部屋に戻ると、すでにお掃除が終わっていた。有り難い。
 昨日とは違う感じにベッドメイクされていて、ちょっと嬉しい。
 ガウンは厚手なので着ていると暑いし、濡れていて重い。シャワーはまだ浴びることができないので、捨てて帰るつもりで持ってきたチュニックに着替えた。


 廊下のウォーターサーバからお湯をもらってきてポットで沸かし、少しずつ飲む。トリートメント中はお手洗いに行きたくなるし、終わると喉が渇いている。
 英語ができれば、こういうこともすぐに「どうして?」と尋ねることができるし、オイルやクリームの成分も聞くことができる。我ながら勿体ないことをしていると思う。


ランチタイムのレストランメインディッシュ


 ランチタイムは12時半から始まる。この日は13時過ぎにレストランに行った。
 ランチタイムにはお薬がないので気楽だ。
 野菜中心の前菜と野菜のポタージュスープ、メインディッシュは基本的にカレーで、鉄板焼きのコーナーではチキンのピカタのようなものが焼かれていた。タルタルソースをつけていただくようだ。
 ランチタイムにはフルーツ以外のデザートも用意されている。バナナとカスタードは定番で、この日はフルーツゼリーの入ったミルクゼリーも並んでいた。
 「太るもと!」と書かれた注意書きのポップを堂々と無視し、たっぷりとデザートをいただいた。


ライブラリ ランチ後、レストランのすぐ隣にあるライブラリに行ってみた。
 エアコンの下の棚二つに日本語の本が並んでいる。意外と多い。
 レストランやアーユルヴェーダセンターで日本人の方を多く見かけるし、日本語スタッフがいるくらいだから、日本人客が結構な割合を占めているのだと思う。
 文字を追う気になれず、何故かあった大和和紀の漫画を手に取った。
 ここに並んでいる椅子は、なかなか座り心地が良い。


ハーブティの説明 漫画を読みつつ食休みを取った後、シャワーを浴びて水着に着替え、プールに行った。
 お部屋から直接行けるのが嬉しい。気軽に行くことができる。
 デッキチェアに荷物を置いて、まずは泳ぐ。泳いでいる間に、スタッフがビーチタオルをセットしてくれた。
 仰向けになって浮かんでいると「日焼けするなぁ」と思う。
 泳いだり、プールサイドにあるコーナーからハーブティをセルフサービスでもらってきて飲んだり、お昼寝したり、1時間半ほど寛いだ。
 暑いので、プールで泳いだり、デッキチェアで水着のままお昼寝したりするのがちょうど良い。


 17時からの初心者向けのヨガの暮らすに出席するため、プールから上がり、シャワーと洗濯を済ませる。
 初心者用のヨガの先生は若い女性だった。
 そして、完全に勘違いしていて我ながら笑えたことには、「初心者用」なのはヨガの内容であって、英語ではない。初心者用ヨガなら先生の指示も簡単で判りやすいに違いないと思い込んでいたところがマヌケだ。
 朝よりも夕方の時間帯の方が暑い。そして、朝よりも人が多いくらいで、もちろんエアコンなんて入っていないから、あまりの汗についには手ぬぐいを首に巻くという妙なスタイルでヨガをやることになった。


夕陽 お部屋に戻ってネットに繋ごうとしたら、なかなか繋がらない。
 悪戦苦闘していいるうちに18時半になり、夕陽を見ようと海岸に出た。
 昨日よりもキレイだ。
 完全に暗くなるまでの15分ほど、海岸で夕陽を堪能した。
 戻る途中、2階のロビーで試したら、私のお部屋でやるよりもサクサクとネットに繋がった。「多分、メールは繋がる」と言ってきてあったし、「元気だよ」メールを母に送る。


前菜 19時過ぎくらいにレストランに行ったら満席に近かった。
 いつもの席で前菜をいただいていたら、ちょうど、日本人女性お一人の方が席を探していらしたので、声をかけて一緒にいただくことにした。
 彼女はSさんといって、長く滞在するという。病気をして、なかなか体調が戻らずに困っていたときに、行きつけの美容院の方がアーユルヴェーダの話をしていたのを思い出し、スリランカに来たとおっしゃる。
 最初のときは別のアーユルヴェーダのホテルに泊まり、ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラは昨年に続いて2度目だという。


 ホテルのホームページから直接予約を入れたそうで、「今の時期はオフシーズンで料金も30%オフだから3週間も滞在していられます。」と笑っていらした。
 私は旅行社のツアーに申し込んだら、自動的にデラックスというカテゴリのお部屋になった。
 このホテルにはスタンダードというカテゴリのお部屋もあって、そちらはレストランやロビーがある建物にお部屋がある。海に向いているし、少し狭いけれど明るいから却っていいとおっしゃっていた。私もそっちが良かったなと思う。
 ついでに教えていただいたところでは、空港からホテルまでタクシーで7500ルピーくらいだそうだ。


 皆とは離れたプールサイドにテーブルが作られ、日本人の若い女の子がコースメニューをいただいていた。Sさんに教えてもらったところでは、誕生日のスペシャル・サービスらしい。
 夕方に、プールサイドにテーブルが二つ作られていたのを思い出した。
 片方のテーブルしか使わなくとも、見た目の理由か宗教上の理由か、シンメトリにセッティングされたらしい。
 Sさんは彼女ともお知り合いのようで、食べ終わった帰りに寄って彼女が話してくれたところでは、「美味しかったけど、ちょっと恥ずかしかった。」ということだった。さもありなん、と思う。


 プールから上がったときに気がついたので塩素負けしたのかと思いつつ、腕の内側とお腹と背中に赤い斑点が出ているんですとSさんに話したところ、ドクターに相談した方がいいとアドバイスがあった。
 ディナータイムには、主にライブラリにドクターが常駐して相談を受けてくれている。
 ちょうど、初日にコンサルしてくれたドクターとギトミさんが一緒にいたので、メインディッシュを取りに行ったときに腕を見せてその話をしたところ「痒くない?」と聞かれた。
 痒みは全然ないと答えると、明日からオイルを変えてみましょうと言われた。
 併せて、明日はドクターのコンサルがあるとプログラムに書いてあったので、ギトミさんに同席をお願いした。


 Sさんも腕が赤く腫れてしまっていて、そしてかなりの痒みを伴っているとおっしゃる。
 お薬も私の倍くらいの種類を飲んでいたし、滞在期間が長いこともあって、バスティというトリートメント(というよりも、もはや治療に近い)を勧められたそうだ。要するに浣腸で下剤を入れるこのトリートメントをやると、ほとんどお部屋から出られず、ドクターがお部屋に来て様子を確認し、食事もお部屋に運んでもらって食べることになるらしい。
 興味深いけれど、滞在6日(6泊)の私は、ここまでの「大きな」トリートメントはできない。
 シロダーラもギリギリ6日滞在でやってもらえることになったくらいだ。


 食事後、Sさんの日課のお散歩に一緒に行かせてもらった。ドクターに勧められ、滞在中、毎日の習慣にしているそうだ。
 アーユルヴェーダ棟の横の道を行くと正面玄関に着く。そして、正面玄関前の芝生の広場には、無数の蛍が飛んでいた。
 綺麗だ。
 彼女も、昨年に同じ時期に泊まっていた方に教えてもらったとおっしゃる。
 アーユルヴェーダ棟に沿って、小川よりももっとささやかな感じで水が流れていて、その小川の辺り、そして芝生に植えられている木にたくさんの蛍がとまっている。
 瞬きながら飛んでいる蛍もたくさんいる。
 しばらく見とれた。


 もうしばらくお散歩するというSさんと別れ、部屋に戻った。22時近い。
 Before Sleepのお薬は、粉薬のように飲んでは効果がなく、お湯に溶いて飲むべしと改めて彼女に教わったので、心して飲む。
 このお薬は整腸剤(というか、下剤に近い)らしい。
 ちびちびとお薬を飲み、22時半には猛烈な眠気に襲われ、夕食のときのおしゃべりで「ヨガも無理に行かなくてもいいな」と思えたので目覚ましはかけず、ベッドに入った。


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2016.10.05

旅行を中止する(鬼怒川)

 2016年10月9日から1泊2日で妹一家と母との6人で鬼怒川温泉旅行を計画していた。

 しかし、そもそもこの日程に無理があった。
 甥っ子(兄)の幼稚園の運動会が8日に予定されていて、その翌日に旅行に行くというのもなかなか大胆だし、8日のお天気が悪ければ運動会は雨天順延になる。
 二重に危険な日程設定だったところ、案の定、1週間前に確認したところ、8日(土)の天気予報は雨である。

 それでも妹が粘っていたけれど、キャンセル料がかかるようになる直前の今日(5日)、妹から「宿をキャンセルして」と連絡が入った。
 旅行は中止である。

 今回の旅行に向けて、妹は、東武ワールドスクエアの入場券を買っていて、「有効期限内に絶対に行くから」と今から宣言している。

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