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2016.11.28

スリランカ旅行記7・8日目

2016年8月12日(金曜日)


 ドライバーさんは来たときと同じ人だったけれど、日本語ガイドさんは違う人だった。
 あとで聞いたら、Sさんは「私はこの人と同じ車に乗って1対1で移動したくない」と思ったそうで、確かに、端正といったタイプではない。
 来たときのガイドさんも、出稼ぎで日本に行き、そこで実地に身につけた日本語で今ガイドの仕事をしていると言っていた。
 日本出国前、この日の立ち寄り先としてスーパーマーケットをリクエストしていた。紅茶を大量に買い込んでお土産がほぼ揃ったので、「ベアフットに行きたい。」と頼んだら、ガイドさんは快諾してくれた。有り難い。


 来るときは高速道路を利用したけれど、ホテルから高速の入口まで、高速の出口からコロンボの街中まで、どちらも30分以上かかるから帰りは一般道を走ると言う。
 大体1時間半くらいかかっただろうか。ずっと海沿いかつ線路沿いの道を走る。
 ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラの中にいると全く分からないけれど、スリランカは決して経済的に豊かな、儲かっている国ではない。


 スマトラ沖地震の津波の影響で、この海岸沿いを走る電車に乗っていた人が少なくとも5000人亡くなったという。それまで、スリランカに津波など来たことはなかったそうだ。
 しかし、線路は再び海岸線に沿って、本当に海のすぐ近くに敷設されている。どうしてなんだろうか。


 スリランカで一番行くべき観光地はシギリヤ・ロックだと日本語ガイドさんは何度も強調していた。
 ちょうど今頃(8月)がベストシーズンだという。今頃スリランカを訪れれば、ペラヘラ祭を見ることもできると言う。
 「そうしたら、スリランカで2番目に行くべき観光地はどこ?」と尋ねたら、「2番目はあり過ぎてどことは決められない。」という答えだった。


 スリランカでは、スリランカ国民が受ける医療は無料である。学校も無料だという。
 大学は、経済力に関わりなく、本当に優秀な人が集まるという。大学進学率は20%くらいだそうだ。
 大学の授業は全て英語で行われ、そのため卒業するとみな英語圏の国に行ってしまうのが悩みの種らしい。
 「アーユルヴェーダも大学で教えているんでしょう?」と聞いてみたら、その通りだと胸を張る。ガイドさん本人も含め、アーユルヴェーダの考え方や薬は、日常にかなり溶け込んでいるようだった。


 スリランカでは県境はすべて川だとか、ここは有名な菩提樹のお寺だとか、スリーウィラーにはブレーキがついていないので交通事故が多いとか、バスのドアを開けっ放しで走るのは暑いからだとか、色々説明してくれる。
 仏教徒はスリランカ人口の7割を占めており、その他にシンハラ人、タミル人、イスラム教徒、キリスト教徒がいると言われ、民族と宗教がほぼ同列に語られるのだなと感心した。


 川を渡り、随分と都会に来たな、海港という感じだなと思っていたら、細い露地を曲がるようガイドさんがドライバーさんに指示をして、着いたところがベアフット本店だった。
 意外な立地に驚く。
 もっとも、駐車場の関係で、裏から入るような形になったようだ。


ベアフットの布 ベアフット本店にはカフェも併設されている。
 お店に入るところでガイドさんに「30分でいい?」と聞かれ、了解した。
 ベアフットでは布を買って、家に帰ってクッションカバーを作りたいと思っていた。まず、布の売場を探す。触ってみると、かなりゴワっとした厚手の木綿である。薄手の木綿や麻で作られたショールというのかサロンというのか、そういう布を買って帰ろうかとも考えたけれど、サイズが適当でなかったので、初志貫徹で1m890ルピーの布を2mずつ購入した。
 布幅がシングルとダブルの中間だったのが謎だ。
 1ルピーが大体0.7円だから、決して安くはない。


 ベアフットでは、布や衣服、これが一番有名だろうぬいぐるみ、書籍やカード類なども売っている。
 厚手の布を2mずつ購入したのでそれだけでもずしりと重かったけれど、甥っ子たちへのお土産にポシェットを選び、友人のお嬢さんには象のぬいぐるみ、原色の元気になれそうなカードがあったのでそちらも購入した。
 30分後に合流したガイドさんが「随分買いましたね。」と目を丸くしていた。


 次に連れて行かれたのは、お土産物屋さんである。
 多分、ガイドさんが契約しているお店なんだろう。1階でダイヤモンドなど宝飾品が輝き、2階に行くと「いかにもスリランカ」のお土産が並んでいる。
 すでにペンダントを購入していたのでダイヤモンドは「いらないわ。」とすげなく断り、しかし、店員さんが二人付きっきりで何も買わないというのもどうかという感じで、カレー粉(600〜1000ルピー)等と、象の糞から作った紙のメモ帳(675ルピー)を購入した。


 その後は、ぐるっとコロンボ市内を回って車窓観光した。
 とはいうものの、実はよく覚えていない。
 車のリアウィンドウに色が入っていて写真が撮りづらかったので撮影は諦め、ガイドさんの説明を聞く。
 独立記念堂や時計塔、どう見てもホワイトハウスにしか見えない市役所に映画館も兼ねているらしいオペラハウスなど、ぐるりと見せてくれる。


バウムとお茶 最後に立ち寄ったのが、これまでも見かけた巨大スーパーマーケットのApicoだ。
 ガイドさんに「ギリギリだから急いで!」と言われ、「何が買いたい?」と聞かれる。何が買いたいというよりは、ぶらぶらと見て回りたかったんだけどなと思いつつ、とりあえず思いついたカシューナッツとコーヒーをリクエストする。先ほどのお土産物屋さんもそうだったけれど、豆はなく、挽いたものだけのようだ。ガイドさんお勧めのスリランカ産コーヒー(普通サイズで140ルピー)を購入する。
 カシューナッツは結構お高くて、100gくらいの袋が415ルピーだ。
 「他には?」と言われ、「アーユルヴェーダのものって売ってる?」と聞き、シッダーレパのバウムとお茶を購入した。


 スーパーマーケットの駐車場で車に戻るとき、ガイドさんに「ドライバーさんはお金がなくて可哀想だから、チップをあげてね。」と言われた。
 ホテルに送ってもらったときに渡しそびれてしまっていたこともあって、元々最後に渡すつもりだったのでそれはいいけれど、でも、何だかなぁという気はする。
 スーパーマーケットでの買い物を終えて出発したのが16時30分くらいで、「渋滞していると遅れちゃうかも。」と言われ、少々焦る。


 金曜日の夕方だし、ノルウェーの首相がスリランカを公式訪問する日で警備が厳重だったらしい。街中に警察官の姿が多いし、信号を止めて警察官が交通整理をしている交差点などもあって、やはり渋滞している。
 「大統領府で歓迎パーティをやるんだ。」と言われて見ると、ガーデンパーティの準備中だった。日本だったら考えられないよなぁと思う。


 現在建設中だという高さ350mのタワーは、上の方にホテルやショッピングセンターが入るそうだ。
 何というか、エレベーターが通るだけの棒が立ち、その上に箱を乗せてあるといった感じのフォルムで危なっかしい見かけである。
 当初は中国製のエレベータを設置する予定だったけれど、スリランカ人技師が強く主張して、日本製エレベータを設置することに決まったと言っていた。


 空港に到着したのは17時頃だったと思う。
 空港ビルの入口では何故か行列ができている。うわ、凄いよと思っていると「ガイドはここまでしか入れないから。」とあっさり言われ、放り出されそうになったので、慌ててチップを渡し、「荷物をスーツケースに入れたいんだけど。」と再度言うと、「そこでできるよ。」とガラスの向こうのスペースを指差して、帰って行ってしまった。
 全く、来たときも帰るときも、別れ際が本当に適当な日本語ガイドだ! と心の中でブツブツ言いながら、とりあえず列に並んで空港ビルに入る。


 他の人は何か紙を提示していて、どうすればいいんだと思いつつそのまま入ると、やっぱり「マダム!」と呼び止められた。
 日本語で「とりあえず待ってね。」と言い、キャリーケースを広げて今日買ったものを詰め込む。布がかさばってかなり難儀し、無理矢理キャリーケースの鍵をかけようとしたらぐにゃりと曲がってしまった。予備を持っていて良かったよと思う。
 とりあえず荷造りが完了したところで、入口の警備員さんにeチケットを提示しようとしたら、諦めたのか何なのか、「行け行け」と手振りで示された。そのまま、キャリーケース等の荷物をセキュリティ・チェックにかける。
 未だに、空港ビル入口の仕組みがどうなっていたのか不明である。


 ビル内に入ると、来たときも通ったような記憶がある両側に銀行の並ぶ通路を進む。
 空港内ではスリランカ・ルピーは使えないと聞いていたし、日本国内での再両替はできないので、ここで両替しようかとも思ったけれど、我ながらもの凄く上手くお金を使い切って残金は300ルピーだし、時間も勿体ないので、素通りした。
 チェックインカウンターのエリアに入るためには、また行列に並ばなければならないらしい。
 スリランカ航空の制服を着た女性に「チェックインしたい。」とeチケットを見せると、ここに並べと言われて列の最後尾に付いた。


 長い行列の先にあったのは再度のセキュリティ・チェックだった。さっきやってきたばっかりだよと思いつつ、再びキャリーケースを持ち上げて機械に通す。
 その先にチェックインカウンターがずらりと並んでおり、カウンターの前にまたもや長い列ができている。
 すでに17時15分を回っており、どうやら同じ飛行機に乗るらしいJTBツアーご一行様が近くに居なかったら、私の焦りは多分振り切れていたと思う。ツアーの方がいらしたので「乗り遅れることはない」と思うことができた。
 チェックインの列に並んでいたら、20〜30分後に離陸予定の便に乗る乗客を探す声がずっとしていたから、ギリギリでも何とか乗せて貰えるんじゃないかという気がする。


 チェックインカウンターを抜け、出国審査の列に並んだのが17時30分頃だった。
 これがまた太い柱が立っている見通しの悪いスペースで、どこに並べばいいのか判らない。とりあえず奥に進み、列の短そうなところに並ぶ。
 後になって思い返せばこの大量の行列も15分くらいで抜けられたのだから、焦る必要は全くなかったのだ。


 この後が大失敗で、出国審査を抜けると、右手すぐにディズニーランドのようにくねくねとしたセキュリティチェック待ちの行列があり、その向こうに2階に上がるエスカレータがあった。
 ボーディングゲートの案内板もあって、それを見れば2階のショッピングエリアの先にあるボーディングゲートに直接行けばいいと判ったのに、焦っていたせいで「早く並ばなくちゃ」と思ってしまい、特定の4便に乗る人のためのセキュリティチェックの行列に並んだ。


 ところが、セキュリティチェックを抜けても行くところがない。
 そこにあった椅子に座ってメモを付けていたけれど、どう考えてもおかしい。やっとそう気がついて、18時30分頃にセキュリティのスタッフにボーディングチケットを見せたら、「ここじゃない、2階に行け」と言われた。
 そうだよね・・・。
 がっくりと来つつ、モニターを見ると、私の乗るスリランカ航空454便のところに「Final Call」の文字が燦然と輝いている。
 一応まだ離陸まで45分あるのに! と思いつつ、急ぎ足でゲートに向かう。


 ゲートに辿り着くと、まだ搭乗は始まっていなかった。何のために急いだんだろうと再びガックリ来る。
 アーユルヴェーダでチャージした何かをこの2時間余りで全て使い切った気分である。
 18時45分頃に搭乗が開始され、UL454便はもちろん定刻通りの19時15分に離陸した。


ライオンビール 私の席は来たときと同じ23Gだった。お隣は3人組のスリランカ人男性だ。
 ドリンクサービスが始まり、この疲労感を何とかせねばとビールをお願いした。「日本のビールもあるわよ。」とCAさんが言ってくれたけれど、もちろん「スリランカのビールがいいの!」と答える。
 LIONビールだ。
 スリランカのお酒を飲むのは、多分、これが最初で最後だ。


機内食 ドリンクサービスに引き続き、20時15分頃に機内食が配られた。
 チキンかフィッシュかで、フィッシュを選ぶ。
 メニューは、ポテトとコーンと人参のサラダ、白身魚のソテー(ハーブとチーズのソース、人参とブロッコリーとポテト添え)、パン、オレンジパンナコッタだ。
 チキンの方は「照り焼き」とメニューに書いてあったけれど、お隣で食べているのを見たら、何だかカレーっぽい見た目だった。


 


2016年8月13日(土曜日) ここから日本時間で表記


 相変わらず飛行機で眠ることができない。
 映画のメニューを見てみると、少なくとも日本語映画は行きと同じで「海街ダイアリー」しかない。二度は見なくていいよなぁと思う。
 飛行機が割と揺れるのも気になる。
 結局、持参していた本を読んだり、メモを付けたりしながら過ごし、ほとんど眠ることはできなかった。


朝食 5時30分過ぎに機内の電気が点いた。
 そして、朝食が配られる。
 フルーツとヨーグルト、クロワッサンという軽い食事だ。飲み物にアップルジュースと紅茶をもらい、完食する。
 電気が点き、食事も食べ終われば、もう着陸間近だ。


 7時に成田空港に到着した。キャリーケースの空港宅配を依頼し、自宅に電話をしたら甥っ子(弟)が出た。何やら言っているけれど聞き取れず、妹たちが爆笑しているのが聞こえる。
 何だかよく判らないけれどこれから帰るからと告げて電話を切り、駅のホームに向かった。
 帰宅して聞いたところでは、甥っ子(弟)はまず第一声で「浣腸が痛いの。」と言っていたらしい。そんなの聞き取れないよ! と思う。


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2016.11.27

京都の写真をアップする

 PHOTO ALBUMに2016年11月20日から1泊2日で京都に行ったときの写真をアップした。

 1日目はお昼過ぎに到着して、龍安寺、仁和寺と歩いて、妙心寺退蔵院で夕食をいただき、宿に一旦チェックインした後、東寺のライトアップを見に行った。
 2日目は、伏見稲荷大社にお参りし、そのまま途中まで京都トレイルを歩き、東福寺に寄り道した。
 流石に2日間とも2万歩を超えて歩くとヘトヘトで、2日目は京都駅で遅いお昼を食べた後、早めに帰宅した。

 紅葉の写真を選び、こちらにアップした。
 実際に見た紅葉はもっとずっとずっと綺麗だった!

 どうぞ、見てやってください。

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2016.11.26

スリランカ旅行記7日目

2016年8月12日(金曜日)


 今日のお昼過ぎにはチェックアウトして、あとは帰国するだけである。寂しい。
 最終日のこの日も、夜中に計6回、大小取り混ぜてお手洗いに通った。昨夜はbefore sleepの薬を飲んでいないのになぁと思う。
 不思議と眠気は来ないけれど、こんな細切れの睡眠で「熟睡している」と言えるんだろうか。ふと疑問に思う。
 6時過ぎに本格的に起床する。


 まず最初は荷物整理である。
 お部屋のクローゼット等に入れてあった荷物を全てベッドの上に広げる。オイルで汚れた服などは捨てるつもりで来ているし、元々余裕のあったキャリーケースだから、荷造りは簡単に済む筈だ。
 スターサファイアの残金を現金で払おうと思いつき、ちょうどぴったりを用意する。円高の時期に少しまとめてドルに両替してあったので、今カード決済するよりも少しお得な筈だ。
 朝のmeditationに出ると朝食をゆっくりいただく時間がなくなってしまうし、何を言われているか判らない瞑想ほど辛いものはなかったので、瞑想はパスした。


バーベリン 6時45分くらいに、海岸の散歩に出た。
 宿泊しているヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラの中庭から海岸線に出て、右に数分歩くとバーベリン・リーフ アーユルヴェーダリゾートがある。こちらはコテージタイプのお部屋があったり、お部屋タイプを色々と選べるようだ。
 バーベリンまで辿り着いたところで引き返し、今度はホテルを通り過ぎて反対側に向けて歩く。


写真を撮る私 朝日の中を歩いているので、自分の影が長い。面白くなって、写真を撮る。波に邪魔されず、なるべく足跡のない砂浜に自分の姿を映そうと思うと、結構難しい。
 今回の旅行ではほとんど自分の写真を撮っていないので、裸足で散歩記念に自分の足を撮る。これまた、波が引くタイミングを見計らって撮るのが意外と難しく、何枚もチャレンジした。


プールサイド 7時半頃にホテルに戻った。
 中庭のフェンスのところからビーチを振り返ると、こんな感じだ。改めて贅沢な空間だと思う。
 脱いで行ったサンダルを持ってプールサイドに行き、足を洗う用(だと思われる)に置かれた水桶とひしゃくをお借りして足を洗う。
 黒いサンダルはもうずいぶん前に無印良品で買ったもので、ウレタン製で軽く、底が厚く、靴下を履いていても履けるところが気に入っている。ビーチサンダルだと、(今回はずっと裸足だったから関係ないとはいえ)ストッキングなどを履いていると履けないところが不便だ。


オムレツ プールサイドとレストランが直結されているって便利だ。
 そのまま、朝食のテーブルに着く。
 オムレツのコーナーがあって、「全部入れて!」と頼んだら、そこには唐辛子が含まれていたらしく、食べてみたら結構な辛さでしまったと思う。辛いのは抜きでと頼めば良かった。
 ちなみに、カパ体質の人にはオムレツは推奨されていない。鉄板のコーナーで調理されているものは、どの体質の人にもお勧めのものであることがほとんどだったから、ちょっと驚いた。ヨーロピアンからオムレツのリクエストが多いということだろうか。


 朝食をいただいていたら、ウエイターさんから、「寝る前のお薬を昨日は飲んでいないでしょ?」と言われ、どうして知っているのかしらと思いつつ「うん、ここに忘れたの。」と答えたら、引き出しから私が忘れた薬を出して見せてくれた。
 あらら。
 私の顔を覚えていたのねとちょっと驚く。ウエイターさんに限らず、このホテルのスタッフはみな顔覚えがいい。


 最終日だと思うと色々と名残惜しい。
 お部屋に戻る途中、レストランの脇にあって、ロビーから続くテラスに直接行くことのできるバワの階段の写真も撮る。
 この穴の開いた感じが2階客室のバルコニーとお揃いになっている。風通しがいいことの象徴でもあるのかも知れない。


 ちょうど、ハウスキーパーのおじさんともすれ違って、彼も私が最終日だということを知っていた。本当にスタッフの連携の素晴らしいホテルだ。
 「僕の仕事はどうだった?」と聞かれて、パーフェクトと答える。
 もちろん、チェックアウトの際、ピローチップを弾んでおいた。


 最終日のコンサルテーションは8時40分開始だ。
 初日の女医さんが最終日も担当してくれるようだ。もちろん、ギトミさんもすでにスタンバイしてくれていた。有り難い。
 「リストはもらった?」と聞かれて、何のことだ? と首を傾げたら、ギトミさんがリストを持ってきてくれた。それは食べ物リストで、ヴァータ、ピッタ、カバのそれぞれの体質の人が「食べた方がいいもの」は+、「週1回くらい食べましょうか」というものは0、「食べない方がいいもの」は−の印が付いている。
 私の場合は、ヴァータとピッタの両方だと言われていたからしつこく聞いてみたところ、両方に+が付いていたら毎日食べましょう、どちらかが−でどちらかが0か+だったら週1回くらい、どちらも−のものはパスしましょう、という解説だった。


 それに従うと、例えばジャガイモ、人参、豆類、ブロッコリ、マッシュルームといった野菜が推奨されている。ついでにグリーンサラダもいいらしい。
 オーツ麦と大麦もオッケーらしいから、グラノーラはいい食材なのかも知れない。
 ごはんがどの体質でも推奨されているのは素晴らしい。アーユルヴェーダって日本人向きだわと思う。
 果物では、何故かどの体質の人にもパイナップルが推奨されていない。アーユルヴェーダ的には望ましくないとされているんだろうか。
 滞在中にレストランでいただいた動物性タンパク質はチキンか白身のお魚だった。リストを見てみればそれもむべなるかなというところで、、エビ、イカ、カニ、貝類が全滅、牛肉も推奨されていない。
 こちらは、日本人には辛い食事制限だよなぁと思う。


 「滞在中に飲んでいた子宮筋腫の薬はあと3週間くらいは飲み続けた方がいいでしょう、買いますか?」と聞かれた。
 そんな薬を飲んでいたのねと驚き、「どの薬がそれだったんですか?」と今さら聞く私にギトミさんは半ばあきれ顔だ。
 また、「おいくらですか?」と返したことにも、若干、呆れられていたような気がする。そんなことを聞く人はいないのか、ドクターもギトミさんも知らなかったらしく、フロントに確認してくれたところ、1060ルピーだと言われた。もちろん、買うことに即決定である。トリートメントの間に用意しておくから帰りに受け取ってください、お会計はチェックアウトのときで良いですと言われた。


 赤い斑点が消えないと訴えたところ、スリランカの今の気候はスリランカ人にとっても過ごし辛いから仕方がない、日本に帰れば少しずつ薄くなって行きます、特に手当の必要はありません、という話だった。
 いや、多分、今のスリランカよりも今の日本の方がずーっと暑いし湿度も高いし過ごしづらいよと思ったけれど、話がややこしくなるので言うのは止めておいた。
 結果としては、帰国して1週間もしないうちに赤い斑点は消えた。


 心身に変化がありましたかと質問され、「特にないと思います。」と返事をしたら、お二人に揃って苦笑されてしまった。
 すみません、劇的な変化はなかった、シロダーラで感情が激するようなことはなかったという意味です、と心の中で謝る。
 腰痛や肩凝りはどうですかと質問され、改めて考えてみると、肩凝りは楽になったようだ。腰痛の方は、恐らくはベッドの硬さが合わなくて、逆に痛みを感じていたように思う。
 最後に、11時半から予定されていた鍼の予定を30分早めてもらえるようにお願いする。12時半にチェックアウトする私にとってこの30分の差は大きい。


 最初のトリートメントは、9時からのVaktra Abyanga(フェイシャルマッサージ)である。
 これまでフェイシャルを担当してくれていたすらりとしたセラピストさんが来て「今日で最後なの?」と聞いてくれる。とっさに回答ができず泣きマネをしたら、笑われてしまった。それはそうだろう。
 薄い緑色のクリームを使って、丁寧にマッサージをしてくれる。エステとかフェイシャルマッサージを他で受けたことがないので比べることはできないけれど、安心してリラックスできることは確かだ。


 続いて、9時30分からは、Pinda Sweda(ライスミルクボール)だった。
 これは初めての施術である。
 お米(ごはんに炊いてあると思う)をお団子状にして布で包み、そのお団子に温めたミルク(ココナツミルクだったんだろうか、白っぽかったのは確かだけれど、ココナツの香りはしていなかったと思う)をたっぷり染みこませ、二人がかりでポンポンと全身をゆっくりと叩いて行く。
 このぎゅっと握った感じの固めのお団子で叩かれると、そこからミルクがじわっと流れだし、何とも言えない気持ちの良さだ。


 10時からのオイルパックの場所に移動する途中、初日にヨガに一緒に行ったオランダから来た女性とすれ違った。スタッフに言われるのはまだ理解できるけれど、彼女からも「今日が最終日なの?」と聞かれて驚く。
 どうして判るんだろうか。
 オイルパックをしてもらうためにお腹を出したら、セラピストさんに今回初めて不審そうにされた。もしかすると、このオイルパックは子宮筋腫のためのものではなく、腰痛のためのものだったのは? とここで初めて疑問に思ったけれど、確認する語学力もない。緑色のオイルをたっぷり染みこませた綿状のスポンジを、そのままお腹に乗せてもらった。


フラワーバス フェイシャルを担当してくれたセラピストさんが迎えに来てくれて、10時30分からFlower Bath(フラワーバス)だ。
 最終日はフラワーバスが用意されるという話は聞いていて、ちょっと楽しみにしていた。
 何だか可愛くデコレーションされている。多分、この日はバスタブにハーブは入っていなかったと思う。
 ハーブティをいただきながら、アウトバスでフラワーバスって贅沢だよなぁとのんびりした。


 ついに最後のトリートメントである。
 11時からAcupuncture(鍼)だ。
 ヨガ・センターに行くと、ヨーロピアンの年配の女性が一人待っているだけで、ドクターはいないようだ。
 いつも流れている音楽も止められている。
 5分10分くらい待っても誰も来ないなぁと思っていると、彼女が「電話してくるわ。」とジェスチャーで示してフロントに行ってくれた。有り難い。


 10分遅れでスタートし、本当は時間目一杯打って置きたいところだけれど、ここからはチェックアウトまで分刻みのスケジュールである。
 当初終了予定の11時30分に鍼を抜いてもらい、全てのトリートメントが終わった。
 終わっちゃったよ−、と思う。
 アーユルヴェーダセンターのフロントに寄ってお薬を受け取る。紐の付いた縦長の紙バッグがテーブルに並んでいるところをたまに見かけていたけれど、それはお薬だったらしい。


 急いでお部屋に戻ってシャワーを浴び、髪を乾かし、荷造りをする。ファンを回しても、焦っている分、暑いし大汗だ。
 何とか荷造りを終えてチェックアウト出来る態勢を整え、12時15分くらいにジュエリーショップに行った。12時に受け取る約束である。
 お店のおじさんは「やっぱり間に合わなかったよ。明日渡す。」と言い始め、うーん、だったらキャンセルだな、キャンセルしてって英語で何て言うんだろ、カード決済のキャンセルって面倒臭そうな気がする、とぐるぐる考えていたら、ニヤっと笑われた。
 笑えないジョークである。


 お店のおじさんが保証書なのか、もの凄く適当にショップカードのようなものに石の名称とカラット数などを書き、残金を支払い、握手してお買い物終了である。
 「あなたが来年ここに来たときも、この店はここにある。ホテルに苦情を言われた自分たちにとっては死活問題だ。だから信用してもらっていい。確かにこの石はナチュラルで、スリランカ産だ。」と強調された。
 ついでにと思って「ブルーサファイアのスターサファイアはないの?」と聞いてみたら、顔をくしゃくしゃに歪めて、「それはもう、筆舌に尽くしがたいほど(と言ったかどうかは判らないけれども)高いよ。この店には、そもそも置いていない。」という返事だった。


 お部屋に戻る途中、Sさんがレース編みのレッスン中だったので立ち寄り、彼女たちに今購入してきたペンダントトップをご披露する。お店のおじさんに「友人たちにも見せて宣伝してくれ。」と言われたので、実践だ。
 若い女の子に「私のムーンストーンと一緒ね。」と言われ、確かに見た目は変わらないわと思う。
 加工をシンプルにしてもらったし、色がなく地味な分、どんな服でもどんな時でも使いやすいから出番が増えそうだ。お守り代わりのつもりもあるので、日頃から使えそうだし、満足である。


 12時30分からのランチには早かったのでチェックアウトしようとフロントに行ったら、お迎えのガイドさんが既に到着していた。
 お薬の請求書が届いていなかったので精算はまだできない。キャリーケースだけ頼んで、ランチを先にいただこうとレストランに戻った。
 今日からファミリーデーだからそちらの準備が大変で、ランチの準備が遅れているらしい。
 前菜のサラダとカレー、フルーツサラダという、私にしては控えめなランチをいただき、焦っていて写真を撮り忘れてしまった。


 Sさんがランチとチェックアウトに付き合ってくださり、お薬代を支払い、ギトミさんに最後のご挨拶をし、Sさんとメアドを交換して、ホテルを後にした。


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2016.11.21

無事、帰宅する(京都)

 昨日(2016年11月20日)から、1泊2日で京都に行って来た。

 明日のことも考えて、自宅に19時半前に到着できるように帰って来た。
 その分、京都で張り切って両日とも20000歩を超えて歩きまくってしまい、全身が筋肉痛である。
 しかし、充実した旅行になった。満足だ。
 
 概算で今回の旅行にかかった費用は一人分約46000円だった。
 ここには交通費、宿代、食事代、拝観料、おやつ代等が含まれているが、お土産代(御朱印を含む)は含まれていない。

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2016.11.20

京都旅行に出発する

 今日(2016年11月20日)から、京都に1泊2日で行ってくる。
 ちょうど紅葉のピークに当たったようで嬉しい。
 でも、「今回は珍しく好天の予報だわ」と油断したのが拙かったのか、昨日になっていきなり雨の予報が出た。
 まぁ、若干は人出が少なくなるかもという辺りに期待しようと思う。

 一応作成した持ち物リストは以下に。

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2016.11.17

760000アクセス達成!

 昨日(2016年11月16日)、どなたかが760000アクセス目を踏んでくださった。
 オーロラ旅行の持ち物リストを見にきてくださった方が多かった。

 これまでの経過は以下のとおりである。

 スタート 2004年9月1日
 10000アクセス 2005年7月17日
 50000アクセス 2006年11月22日
100000アクセス 2008年6月15日
150000アクセス 2009年2月21日
200000アクセス 2009年11月30日
250000アクセス 2010年9月16日
300000アクセス 2011年5月26日
350000アクセス 2012年2月8日
400000アクセス 2012年9月3日
450000アクセス 2013年2月19日
500000アクセス 2013年8月14日
550000アクセス 2014年1月14日
600000アクセス 2014年7月7日
650000アクセス 2015年2月10日
700000アクセス 2015年10月31日

710000アクセス 2015年12月31日
720000アクセス 2016年2月19日
730000アクセス 2016年4月25日
740000アクセス 2016年7月11日
750000アクセス 2016年9月7日

760000アクセス 2016年11月16日

 こうして続けていられるのは、遊びに来て、読んでくださる方のおかげです。
 ありがとうございます。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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2016.11.16

往復の足を確保する(京都)

 今日(2016年11月16日)、やっと旅行社に行くことができた。

 20日から1泊2日で行く京都で、行きはJR東海ツアーズのぷらっとこだまのグリーン車を奮発してゆっくり行こうと思っていたところ、狙っていた電車の切符はすでに売り切れだった。
 残念だ。
 2本後ならグリーン車もあります、1本後なら普通車がありますが残り1席なので3人席の真ん中かも知れませんとカウンターのお姉さんが言う。
 確認してもらったら、12時44分京都着の電車の残り1席は、2人席の通路側ということだったので、迷わずそちらをお願いした。
 東京駅で美味しそうなお弁当を奮発して車内で食べようと思う。

 当初は、20日は到着してすぐ西陣織会館で手織り体験をしようかと思っていたところ、天気予報ではお天気もまずまずのようだし、移動の時間が読みにくいので、宿に荷物を置いたら、龍安寺辺りまで行ってしまい、きぬかけの道近辺で紅葉を楽しんだ後で夕食に向かうのがいいかしらと考えているところである。

 帰りの電車の時刻を今から決めるのは厳しいので、金券ショップで指定券を購入した。

 とりあえず行き帰りの足と宿は確保できたけれど、その他は何ひとつ決めていない。
 でも、段々楽しみになってきた。

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2016.11.10

加算されたマイルを確認する(スリランカ)

 2016年8月6日から出かけたスリランカ旅行では、スリランカ航空の直行便で往復した。

 帰国後に、JALマイレージバンクからマイルの事後加算の申請をしたっきり、すっかり確認することを忘れていた。

 たまたま思い出して見てみたところ、片道2986マイルずつが無事に加算されていた。

 このマイルを有効利用したいところである。

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2016.11.03

スリランカ旅行記6日目その2

2016年8月11日(木曜日)


お部屋 昼食を終えて、部屋に戻った。
 私のお部屋は、そもそもデラックスルームのツインルームなので広い。この写真を撮っている私の後ろに中庭に出られる大きな窓と、ベッド横に棚がある。左手前のソファのさらに窓寄りにスーツケースを置く台が据えられている。
 左手の大きなクローゼットに荷物のほとんどを入れていた。
 その向こうに見える椅子のところにライティングデスクがあり、大きな鏡もある。そのさらにドア寄りにポットなどのお茶セット(お茶はないけれども)が置かれている。
 右手の大きなガラス張りの部分がバスルームで、中庭から本当に丸見えである。


シロダーラ後 久しぶりに紙を洗う前に、まずは記念にスカーフを付けているところの写真を撮った。
 ランチのときにSさんに言われていたとおり、初日よりもスカーフに染みているオイルが少ない。初日は、スカーフが茶色に染まるくらいだった。セラピストのお姉さん達が上手に髪のオイルを絞ってくれたのか、髪がオイルを十全に吸うようになったからか、理由はよく判らない。
 これで3日間のシロダーラも終了である。私には「これだ!」というようなシロダーラによる明確な変化は訪れなかったと思う。


 念入りにシャンプーをしても、なかなかオイルの匂いが取れた気がしない。
 結局、盛大にシャンプーを使い、3回も洗っては流しを繰り返して、何とか「まあ、いいかな」という感じになった。
 オイルの力、恐るべしである。


 スカーフも取れて、普通の格好ができるようになったので、15時過ぎ、散歩を兼ねてお土産を買いに出かけた。
 その前に、ホテルの中庭に出て、ホテルの全景の写真を撮る。全景といっても、宿泊棟と公共棟(レセプション等がある建物)だけである。この奥にアーユルヴェーダ棟があり、エネルギープラント等もある。
 エコにも配慮しているヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラでは、お願いすれば、その様子を見学させてもらうこともできるらしい。
 こういうときに、「語学は重要だ」と思う。


ムレスナティーショップ アーユルヴェーダ棟の横にある道を進んで、ホテルの正門に行く。
 門は常に閉まっているので、守衛さんに頼んで開けてもらう。
 門を出てすぐの左側にお土産物屋さんがあり、おじさんが出て来て「寄って行け。」と言う。しかし、私の目的は紅茶である。トゥクトゥクのドライバーらしいお兄さんにも声をかけられたけれど、目的のムレスナ・ティーショップは歩いてすぐのところにあるから、こちらにも手を振ってそのまま通り過ぎた。
 車道に出て、左手に向かって歩くこと数分、道路の反対側にムレスナ・ティーショップがあった。


 Sさんに「小さいよ〜。」と言われていたとおりの店構えで、イメージとしては薬局だ。
 中に入るとカウンターがあり、その中に紅茶が所狭しと並べられている。カウンターにはサリー姿の女性が二人いて、「お手伝いしましょう。」と声をかけてくれる。
 カウンターの外にはほとんど商品は置かれていない。荷ほどき中らしい紙の山があるくらいだ。何故かここまで付いてきたおじさんが、そのまま店内にいるのが謎だけど、お店の人は特に何も言わない。


 ティーバッグが欲しいと伝えると、どんっと大きめの箱が出された。
 ティーバッグ自体も個包装されているものが欲しいのだけれど、見た感じ、個包装されていないティーバッグが入っていると思われる。この辺りは勘だ。
 「個包装されているか」を尋ねたい。しかし、「個包装」の単語が浮かばない。考えた挙げ句、ガイドブックの紅茶紹介のページを開いて、「こういう風になってる?」と聞くと、カウンターの女性は「あぁ」という顔をして、別の缶を出してくれた。
 ストレートティーがいいかフレーバードティがいいか、ストレートで飲みたいかストロングなものがいいか、缶入りがいいか箱入りがいいか等々の質問に答える。こちらも必死だ。


 そういう基本的な会話には苦労するのに、「これは箱を開けちゃってあるから、15%オフにするわ。」とか、「このセットは賞味期限が近いから20%オフにするわ。中味の箱には賞味期限が書いていないからプレゼントしても相手には判らないわ。」とか、「15%オフにするって言ったけど、それよりちょっとだけ高いこっちの紅茶を二つオマケしてあげるわ。」とか、そういう内容はもの凄くクリアに理解できるところが我ながら謎である。
 そしてまた、上品な物腰のおばさまなのに、言うことはかなりお茶目かつ現実的なところが可笑しい。
 「オレンジペコは?」と聞くと、「ストロングがいいと言ったから出さなかったけど、これよ。オレンジペコはストレートで飲んでね。」と言って新しい箱を出してくれる。


ティーバッグ そんなこんなのやりとりの末、箱入りティーバッグ(10杯分ずつ入っている)計10箱を始め、リーフティーを5箱、30杯分のティーバッグが入った缶、同じサイズの籠入りティーバッグを三つ(うち二つはフレーバードティ)を購入して、お支払いは5000円くらいだった。
 お安い!
 これで、職場を始めとした「絶対に買って帰らなければならないお土産」は確保できた。
 シルバーチップを購入するかちょっと迷い、上手に淹れる自信がなかったので止めておいた。


 意気揚々と大きなビニル袋をぶら下げてホテルに戻る。
 ロビーでそのまま休憩しがてらメールチェックをしていたら、日本人の女の子とドイツ人らしい男性から、それぞれ「どこで買って来たの?」と聞かれた。
 ムレスナのティーショップが近くにあるのだと場所を説明すると、二人とも「何時まで開いているの?」と尋ねて来る。ドイツ人のおじさんは「暑いから、今は行きたくないよ。」と言う。
 もっともだけれど、開店時間は判らない。お店の外観の写真にそういう情報が写っていないか拡大して見ても、見当たらなかった。


 部屋に戻って改めて買ったものを確認しようとしたところで、メモ帳がないことに気がついた。
 お土産を渡す人リストが書いてあったり、日記を書いているメモ帳である。
 真っ青になって、もう一度お店に向かった。守衛さんには「また行くの?」と笑われたけれど、それどころではない。
 急ぎ足でお店に入ると、カウンターの女性はにっこりして「待っていたわ。」とメモ帳を出してくれた。何度もお礼を言って、お店を後にする。
 我ながらマヌケである。
 焦って急いで大汗をかいてしまった。


 ぎりぎりで間に合い、17時からの初心者向けのヨガに参加した。
 ヨガ・センターはほぼ満杯である。
 朝の男性の先生でも、前回の若い女性の先生でもない。3人目のヨガの先生だ。
 先生までの距離が遠いと、やはりなかなか判りづらい。でもこの先生はたまに後ろの方まで歩いて回ってきて、ポーズが著しく違っていると手を添えて修正してくれた。


ハーバルウォーター ティーショップへの往復とヨガで大汗になったので、モクテルパーティの前に軽くシャワーを浴びた。
 ヨガの帰りにお薬のコーナーに寄ったら、私の名前を書いたシールが貼られた瓶が用意されていた。高さ15cmくらいの瓶にたっぷりのハーバルウォーターが入っている。
 匂いを嗅いでみても、何のハーブかはよく判らない。
 シャワーを浴びた後、ティッシュに染みこませて叩いてみる。しかし、何となく物足りない。
 あと二日だしと思い、手に受けてバシャバシャと豪快に赤く斑点が出てしまっているところをハーバルウォーターで洗った。その方が上手く使えるようだ。


パーティ会場スナック モクテルパーティの会場は、レストラン横の芝生のスペースだった。
 スタッフが大勢出て、用意を始めている。バンドも入り、モクテル(つまりはフルーツジュースである)を提供するカウンターも用意され、ちょっとつまめるお料理も並べられている。綺麗なうちにと写真を撮っていたら、ギトミさんに笑われてしまった。
 そうこうしているうちに三々五々、滞在客が集まってくる。こういうときでも、日本人の出足がよく、ヨーロピアンは後からのんびり現れるという感じだ


夕焼け パーティ会場をうろうろして、副支配人というおじさまと握手したりしていたら、夕陽の時間に出遅れた。
 パーティを抜け出して海岸に向かう。今日は流石に海岸を歩いている人の姿が少ない。時間が少し遅いせいもあるだろう。
 パーティ会場に戻ると、先ほどの副支配人のおじさまが挨拶をしているところだった。もちろん英語なのでほとんど聞き取れなかったけれど、どうやら明日明後日とこのホテルは「ファミリー・デイ」が開催され、従業員のみなさんの家族の方がホテルに遊びに来て歓待を受ける日となるらしい。
 そういえば、Sさんが、この期間は滞在客も何となく小さくなって過ごすのだとおっしゃっていた。


 パーティ会場には、ホテル内にあるジュエリーショップからも小さな出店が出ていた。
 フロントのお兄さんが教えてくれる「ホテル棟からアーユルヴェーダ棟への行き方」から外れた場所にあるためか、日本人のお嬢さん達はこのジュエリーショップの存在を知らなかったらしい。
 「これ可愛い。」「お店はどこにあるの?」とお買い物を楽しんでいる。
 一緒になって観ていたら、やっぱりお店のおじさんに捕まった。


 おじさんが見せてくれたスターサファイアは、ホワイトで周りにダイヤモンドがぐるりと飾られ、15%offの1440ドルだと言う。
 いや、高いって、と思う。
 「ダイヤモンドはいらない。」と言うと、それならとルースを出してきた。確かに綺麗にスターが入っている。
 ほとんど興味がないし、良し悪しも相場も判らないんだけどなと思いつつ、今から思うと、どうもこの辺りから完全に相手のペースに乗せられていたらしい。


 あれこれルースを見比べ、カラット数を確認し、枠は金かホワイトゴールドかどちらがいいか、18金か14金かどちらがいいかと聞かれる。ホワイトゴールドの18金と答えたら、高いから14金にしておけ、このダイヤモンドのキラキラバージョンも地金は14金だと言われ、忠告に従う。
 こっちのムーンストーンと同じ枠を14金のホワイトゴールドで作ったらいくらだ、というところまで話が進んだところで、「でも、ダメだわ。私、明日のお昼に帰るんだもの。」と言ったら、おじさんが頭を抱えた。それはそうだろう。
 しばらく考え込み、店長らしいおじさんが話に加わり、「**ドルでどうだ。それで良ければ、これから社長に相談する。」と言う。その場の勢いでOKしたら、加工の方も明日のお昼までということでOKが出た。


 そのままお店に連れて行かれ、今ここで半金を支払い、明日の11時には届くのでそのときに残金を支払うという話になった。
 紅茶を買いに行ったときのまま、手元にお財布を持っていたのが敗因だ。
 もっと色々と見比べて落ち着いて買った方が良かったんじゃないかとも思うし、一方で多分こういう勢いがなければ買うことができなかっただろうとも思う。
 ホワイトのスターサファイアなら大袈裟ではないし、加工もシンプルにしてもらった(シンプルにせざるを得なかった)から、お守り代わりに身につければいいだろうと、必死で自分に言い訳する。


メインディッシュフルーツ


 大きな買い物をして脱力した状態のまま、夕食をいただいた。
 いつものテーブルが空いておらず、珍しくプールサイドのテーブルに着く。風が気持ちいい。
 パーティでかなりつまんだので前菜はパスし、メインディッシュとフルーツの、私としては軽めの夕食にした。
 そして、大きな買い物に動揺していたらしく、before sleepのお薬をテーブルに忘れてしまった。


 お部屋に戻り、まだどうしても髪にオイルの香りが残っている気がして、今日何度目かのシャワーを浴び、髪を洗う。
 ついでに、残っていたハーブウォーターを全部使って赤い斑点が出ているところを洗い流した。
 改めてハーバルウォーターをバシャバシャ使ってみると、敢えて言うなら、キュウリの匂いのような気がする。


スリランカのお金 もう明日には帰ると思うとびっくりだ。
 どれだけ退屈するだろうと雑誌も持ってきたし、iPadに音楽も入れて来たけれど、どちらもほとんど活用していない。
 スリランカに来てお金をほとんど使っていない。チップと、今日の紅茶のお買い物くらいだ。
 明日はコロンボ市内でお買い物の時間を取ってもらっているので、その前にとスリランカのお札の写真を撮る。
 全く観光をしていないので、描かれた場所はどこも知らないところだ。


スリランカのお金 ちょうどペラヘラ祭の時期だったのに、そちらに見向きもしていないというのも、我ながらなかなか楽しい。
 そうしてずっとアーユルヴェーダを受けていたのに、「おぉ!」というような明確な変化がなかったのも、これまた我ながらなかなか私らしいと思う。
 意外と私って健康なんじゃないかと思う。そう思えただけで良しとしよう。


 眠くて堪らなくなり、荷造りもそこそこに、22時半にベッドに入った。


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