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2018.09.02

下呂温泉旅行記2日目

2018年8月9日(木曜日)

部屋の窓から 朝、7時に目が覚めた。
 窓から外を見ると凄くいいお天気である。つまり、暑い。
 早速、水明館のお風呂でまだ制覇していなかった、飛泉閣の9階にある展望風呂に向かう。一面ガラス張りの大浴場は見晴らしがよく気持ちがいい。
 東向きのこの大浴場にもさんさんと朝日が射していて、かなり暑い。朝風呂ということもあるし、汗を流すくらいで早めに退散した。

 お部屋に戻って冷房を強め、汗が引くのを待つ。
 朝食は2部制で、早い時間帯は8時半までに、遅い時間帯は8時半から、会場に入ることができる。10時半に駅を出るバスに乗るために早い時間帯を選んであったけれど、汗が引かなければどうにもならない。
 8時少し過ぎに朝食会場である常磐というレストランに向かった。

朝食 お庭を眺めることのできる窓際の席に陣取り、ビュッフェの朝食を選びに行く。
 毎度のことながら、和食と洋食と両方を選べるときはついつい洋食を選んでしまう我々母子である。
 売店で見かけて美味しそうと思っていたトマトジュースがあり、我ながら珍しいことにグラスに注ぐ。基本的には苦手なので、控えめの量にする。
 フレンチトースト中心の朝食メニューを美味しくいただいた。

お宿のお庭 レストランの席から眺めたお庭を見ようとちょっと外に出たら、すでにかなり暑くなっていた。
 餌をあげているお子様たちがいて、かなり大きな鯉がもの凄い勢いで集まってくる。
 ロビーで毎日やっているらしい朝市を覗き、ホテルの売店に行った。
 選び始めると、母は「ご近所の**さんに」と甘いものを探したり、「お盆に新しいお酒をお父さんにあげよう」と選んだり、もの凄い勢いで籠に入れて行く。ミラコロで来ていないこともあるし、自宅に宅配便で送ることにした。
 そうと決めた途端、母のお土産購入熱がさらに上がっていたように思う。

 10時に駅までの送迎バスがあるので、それに間に合うようにチェックアウトすれば良かろうとお部屋でうだうだとしていたら、いきなりクワガタが登場して驚いた。
 クワガタ?!
 下呂温泉にはクワガタがそこら中にいるのか、どこかのお子様のお部屋から逃げ出しちゃったのか、謎だ。全長3cmくらいの雌のクワガタだった。

 下呂温泉から中津川駅に戻るバスは9時半発でちょっと早かったので、帰りは下呂温泉旅館協同組合が運行する名古屋駅まで直行で行くバスを利用した。
 随分とお客さんが多いようで、バスは2台来た。席も指定されている。前方だったのが有難い。
 こちらのバスも外国人の方が1/3くらいはいらっしゃったようだ。

バスの車窓から 川沿いを走るバスの車窓から景色を眺める。
 気持ちのいい緑と翠だ。
 しかし、「暑そうだ」という感想が先に立つ。
 川の向こうに線路が時々見えたけれど、崩れているところは気がつかなかった。すでに復旧工事がほぼ完了していたのかも知れない。

 バスは1時間くらい走り、道の駅 七宗(ひちそう)に停まった。トイレ休憩である。
 売店に入ると、お茶がたくさん売られていた。岐阜県南部のこの辺りはどうやらお茶の産地らしい。
 「緑茶」だけでなく、ほうじ茶はもちろん、紅茶も売られているのはちょっと珍しいと思う。
 お腹がいっぱいと思いつつ、白川園本舗の白川茶っぷりんを購入して、母と半分ずついただいた。

 犬山城は見えないねなどと話しているうちにバスは小牧市に差し掛かり、道が渋滞し始めた。
 完全にストップしてしまうという訳でもなく、そこそこ走っている。
 名古屋駅に近づくとちらっとだけ名古屋城を見ることもでき、13時10分くらいにバスは名古屋駅に到着した。駅の入口が見えるところになく、どっちだ? と思ったけれど、周りの人にくっついて歩いて行ったら5分くらいで到着した。
 このたった5分がとにかく熱い。

 平日だし大丈夫だろうと思いつつ、先に新幹線の指定席を押さえる。お昼をゆっくり食べられるように15時過ぎののぞみだ。
 帰りの足を押さえたところで母に「何が食べたい?」と聞くと「よく分からない」と言う。
 とりあえず、名古屋名物が食べたい、訳ではないようだ。
 デパートの食堂街なら色々あるだろうとタカシマヤに入り、散々迷った末に「美登利寿司」に入った。我ながら可笑しい。

美登利寿司 お店はかなり混雑していて、カウンター席に案内されるまで20分くらいかかったと思う。席に着いたのが14時くらいだ。
 母と「贅沢しちゃおうか」と相談し、超特選にぎりをお願いする。
 握ってくれた板前さんが店長さんだったらしく、色々と教えていただけて楽しい。ネタは東京のお店と同じもの(築地から仕入れている)を使っていると言う。
 そして、お寿司は美味しい。

 母は、追加でマグロを食べたいと言っていたけれど、とてもじゃないけれどお腹に入る余地はない。
 デパ地下にも行ってみたものの、おやつを買おうと思えるお腹の状態ではなく、何も購入せずにおとなしく帰路についた。
 そして、帰宅して母と二人「我々にも何もしない旅行ができたじゃない!」と言い合った。

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