ここのところ仕事があまりにもストレスフルなので、その進行等々はすべて無視して、2018年の自分の誕生日は休んでやろうと思っていた。
休んだらやっぱり旅行でしょうと思って行き先を探し、母が珍しく「故宮博物院に行きたい」と言うので、母と二人の初海外を目論んだところ、実際に提案してみると「やっぱり国内でいいわ」と言う。
11月の行き先として、赤倉温泉が浮かんだ。
こちらも前々から母が「行きたい」と言っていた場所である。雲海が見たいらしい。
雲海のベストシーズンについて色々な情報があって結局よく判らなかったので、運を天に任せることにする。
「誕生日」というよりは「誕生日近く」の旅行になったけれど、2018年10月5日、宿を予約した。
簡単に予約が取れたから、逆に、雲海の時期ではないのかも、と若干不安に思ったりしている。
調べてみたら、小布施で北斎の企画展がやっているので、そちらにも立ち寄ろうかと母に尋ねたところ、「北斎展にぜひ行きたい」と言う。
合わせて、事前予約が必要なホテルの夕食について、フレンチと和食とグリルだったら何が食べたいかと聞くと、「夕食はフレンチがいい」と言う。
70代なのに、和食ではなくてフレンチを選ぶとは、健康な胃袋で何よりだ。私の胃袋よりもよっぽど健康である。
10月9日、もう一度旅行会社に行って夕食の予約を19時からフレンチでお願いした。
JRとのセットプランにすると若干のお得を享受できるそうだけれど、その代わり指定の変更はできないということだったので、行き帰りの足は別に確保することに決め、宿代の支払いを済ませた。
往路に小布施に行こうとするとほぼ電車は確定されるので、早めに予約をしようと思う。