« 「旅のアイデアノート」を読む | トップページ | ニュージーランド旅行記3日目その1 »

2019.04.14

「水木しげるの古代出雲」を読む

 2019年4月、「水木しげるの古代出雲」」を読んだ。
 もちろん、出雲旅行の予習のつもりである。

 タイトルのとおり、水木しげるが描いていて、水木しげる自身がマンガに登場し、水木しげるが古代出雲について調べたり学んだり推理したりした内容をマンガにし、そこに「考えている」水木しげる自身も登場するという凝った造りになっている。
 そして、登場する水木しげるの鼻息はかなり荒い。

 出雲は水木しげるの故郷である境港からも近いし、多分、ずっと「気になっている」場所であり、証すべき「神話の世界」だったのだと思う。
 そういう拘りを感じる。

 オオクニヌシが出雲国を譲りその代わりに出雲大社に鎮座することになったというくだりも、書き手によって少しずつニュアンスが違っているような気がして、そこも面白い。
 どこに思い入れがあるか、古代史をどう解釈しているかによって、ニュアンスが変わってくるのだと思う。

 出発までに何回か読み込もうと思っている。

|

« 「旅のアイデアノート」を読む | トップページ | ニュージーランド旅行記3日目その1 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

*201906出雲の支度」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「旅のアイデアノート」を読む | トップページ | ニュージーランド旅行記3日目その1 »