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2019.11.30

「全国ごほうびひとり旅温泉手帖 いい湯、いい宿、旅ごはん!」を購入する

 2019年11月16日に発売された「全国ごほうびひとり旅温泉手帖 いい湯、いい宿、旅ごはん!」を購入して、パラパラと読んでいる。

 元々は朝日新聞の電子版(Web版というべきか)に連載されていた記事をまとめた本だ。
 周辺のランチ情報や、周辺を走る「楽しい列車」情報が追加されているところが、連載記事との違いである。
 宿自体の情報は、もしかすると連載記事の方が手厚いかも知れない。

 「ごほうび」と銘打つだけあって、1泊3〜5万円の宿がばんばん出てくる印象だったけれど、そういう目で追ってみると1泊1万円しないお宿もちらほら紹介されているし、1万円台で宿泊できる宿も結構な数が掲載されている。
 地域的にも日本全国を網羅していて、かなりバラエティに富んだラインアップと言えると思う。

 一番お高い宿は、1泊朝食付きで126500円!
 もはや「ごほうび」を飛び越えて「夢」とか「妄想」とかのレベルだ。

 いつか「ごほうびだから」と優雅な温泉旅行を実現させてみたいものである。

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2019.11.24

無事、帰宅する(横浜)

 2019年11月23日から1泊で横浜に行き、もちろん、無事に帰宅した。
 15時過ぎには自宅に到着していたから、かなり早めの帰宅である。

 カメラも持って行かなかったし、旅行記は省略し、以下に「旅メモ」を書いておくことにした。

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2019.11.23

横浜旅行に出発する

 今日(2019年11月23日)から、1泊2日で横浜に行って来る。

 土曜の18時開演のKAATのチケットを取ったので、1泊して鎌倉でも散歩してこようかと思って宿を取っただけなので、「横浜旅行」までいうと大げさな感じがする。
 それに、今日も明日も雨模様なので予定を変更し、明日は横浜美術館に行ってみようかと思っている。

 「観劇と美術鑑賞」が目的となったし、特に旅行記も書かないつもりだけれど、一応「宿泊」はするので、「最大限に荷物を減らす」ことをテーマにした持ち物リストくらいは残しておこうと思う。

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2019.11.18

ビザ申請の書類を送る(カンボジア)

 2019年11月15日、旅行社からビザ申請用の書類を送るようにという通知が郵送で届いた。

 カンボジア入国にはビザが必要で、今回、私が利用するツアーではもれなくビザ申請の手続きが付いている。
 仮に「希望者は有料で」という形だったとしても、とても大使館に行っている時間と心の余裕はないので、旅行社に依頼していたと思う。

 質問用紙の回答を元に、英語での申請用紙を旅行社で作成してくれるようだ。
 英語版の申請用紙はサインだけすれば良い。
 パスポートに貼り付ける形なので、本物のパスポートも一緒に送る必要があり、なので「速達で」という指定である。
 写真など必要なものを用意し、今日、郵便局に行って速達で送った。

 まだ今ひとつ「海外脱出するんだ!」といった気分が盛り上がって来ていない。
 どこかで虫除けスプレーを探さなくっちゃと思っている。

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2019.11.17

ニュージーランド旅行記5日目その3

2019年1月30日(水曜日)

 17時に本日の宿であるクィンティン・ロッジに到着した。
 我々ツアーメンバーの中で最後の到着である。添乗員さんが迎えてくださった。
 ツアーメンバー8人のうち、ご夫婦一組と男性のお一人参加の方お一人の3人が、サザーランド滝を見に出発されたそうだ。羨ましい。
 添乗員さんによると「歴代のツアー最速」で全員がクィンティン・ロッジに到着したそうだ。昨年は足を痛めてしまった方がいらしてロッジ着が18時45分だったらしい。足を痛めてこの急な下り坂は相当に大変だったろうと思う。

 クィンティン・ロッジからサザーランド滝まで往復で1時間半はかかるので、16時までにロッジを出発する決まりになっている。私などは1時間遅れだから全く問題にならない。
 例え時間的に間に合っていたとしても、これから上り下りのある道を1時間半歩く体力はない。
 とはいえ、ミルフォード・トラック一番の見どころとも言えるサザーランド滝を見に行けないのはとても残念だった。

 リュックの底、ビニルの外に入れていたサンダルは、背面のファスナーを開ければすぐに出すことができる。
 サンダルに履き替え、ビショビショのレインウエア(上)と靴とゲイターをドライルームに干す。レインウエア(下)は履かずに済ませてしまった。意外と下半身は濡れないものだと思う。
 ドライルームの温風でグループ全員の靴の匂いがまき散らされて、なかなか凄いことになっている。息を止めて中に入り、とっとと出る。
 クィンティン・ロッジのトイレ&シャワーは一部屋で男女共用である。広いし、個室だし、個室の数も多いし、清潔だし、全く何の問題もない。

 お部屋の方はこれまでで一番余裕があったようだ。我々ツアーメンバーが1区画を使わせてもらい、部屋割りは、ご夫婦で一部屋、男性お二人、女性3人、私は添乗員さんと同室になった。
 添乗員さんは昨夜の私がほとんど眠れていなかったことに気がついていて、配慮してくださったようだ。申し訳ないけれど有難い。
 2段ベッドの下の段が使えると、ちょっとしたときにすぐ座れ、自分が上り下りしなくてもいいだけでなく、手を伸ばすと床に置いたリュックに手が届く。それだけでも大分楽だということが分かった。

 荷ほどきをしてみたら、リュックの中味はほとんど濡れていなかった。
 レインカバーをしていたし、リュックと背中の間に水が流れるような大雨ではなかったし、リュックの中にさらに大きなビニル袋を入れてその中に荷物を入れていたからだろう。
 準備って大切である。

 クィンティン・ロッジはマフィンが「名物」で、先着かつ滝を見に行かなかったみなさまは優雅にお茶など楽しんだり、派手に転んで流血状態になった方が治療に邁進したりされている中、カメラの充電をセットしてからシャワーを浴びに行った。
 待ち時間なく使えるのが有難い。もちろんお湯もたっぷりと出て、熱めのお湯にして身体を温める。ここで風邪をひいたりしたら目も当てられない。

 パスハットで着替えた服も含めてせっせと手洗いで洗濯し、ドライルーム(レインウエアと靴を干したのとは別のドライルーム)に干したらルーティン終了である。
 こういうことがあると、ミルフォード・トラック初日のグレイドハウス・ロッジからマイターピークロッジに荷物を送らずにおいて良かったと思う。

クィンティンロッジの青空 一通りのルーティンを終えた18時半頃、外をみたら青空が広がっていた。
 何となく釈然としない。この天気をマッキノン峠で欲しかった! と思う。
 食堂に行くと、三々五々人が集まり始めていた。
 サザーランド滝に行った方達は、雨ではなく滝の水しぶきでびしょ濡れになったとおっしゃっている。サザーランド滝組の身支度の時間も見込んで、この日の夕食は18時45分からと少し遅めだ。

白身魚のフライトマトスープ 前菜のスープは、添乗員さんの旅日記によるとトマトスープだったようだ。
 メインにお魚(鯛)のフライを選んでいたので、カウンターのお姉さんに「白ワインのお勧め」を聴いたら「HAWKSHEAD」を選んでくれた。
 デザートはハニーポッキーソースのケーキで、コーヒーはセルフサービスである。といっても、ここにも立派なコーヒーマシンが用意されている。

 夕食後、20時半くらいからラウンジに場所を移して明日の説明会が始まった。
 併せて、明日の夕食メニューを選ぶ紙も回される。
 ララちゃんが説明してくれている間、日本語の説明書を熟読する。
 とりあえず、今日の消灯が22時、明朝に発電機が動き始めるのが6時、出発が7時半くらいは聞き取れる。というか、それくらいしか聞き取れない。

 聞き取れなかったところは、全体の説明の後、かなさんが日本語で説明してくれる。毎度のことながら有難い。
 明日は、5.5マイル地点でモーニングティが供され、その代わり、11マイル地点のランチのポイントでは温かい飲み物のサービスはない。ここから終点のサンドフライポイントまでは3.5マイルで、ランチを食べるジャイアントゲート滝を14時までに出発するようにしましょう、と言う。
 サンドフライポイントはその名のとおりサンドフライが大量にいるので、虫除けスプレー必携だ。

 マッカイ滝は、ミルフォード・トラックのパンフレットなどで必ず使われる綺麗な滝で「必見」である。
 その他、ミルフォード・トラックで最後に開通したロッキーカッティングという場所(29.5マイル地点)は、アイルランド人工夫がツルハシで岩を削って道を作ったという。
 明日歩くアーサー渓谷はミルフォード・トラックの中でも最も雨の多い場所で、天気予報は「にわか雨」。これが大雨になると道が水没して、腰まで水に浸かって川を渡るなんてこともあるらしい。

 もちろんクィンティン・ロッジにもピアノがあって、我々ツアーメンバー恒例のラジオ体操は7時15分に設定された。
 ラジオ体操に加えて、かなさん指導による夜のストレッチも恒例となっている。一通りの説明の後は、全員参加でストレッチだ。身体がバキバキになっているのが分かる。

 併せて、かなさんに足の治療をしてもらう。右足は踵が靴擦れを起こし、小指は水ぶくれができている。左足の小指は元々がボロボロで、加えて親指の側面にも水ぶくれが出来ている。
 昨日と同様、水ぶくれは針を刺して水を抜き、靴擦れも一緒にテーピングしてもらう。運動を全くしていない私は「テーピング」という言葉は知っていても全く縁がなく、ケアして貰えることがとても有難い。バンドエイドではカバーできない領域だと思う。

 この日は「コケなかった人はいない」という状況で、かなさんに治療をお願いする人も昨日より増えている。
 治療をしてもらいながら、ルートバーン・トラックをお勧めされ、うーんと唸る。かなさんは、むしろルートバーン・トラックが専門なのだそうだ。「どんなコースですか?」と尋ねたら、この日の登りを3日に分けて登る2泊3日のコースだというお返事だ。それって、登りっぱなしということなのでは・・・、と思う。
 「散歩道」と称されるミルフォード・トラックよりも難易度は高そうだ。

 「今日、辛かったしなぁ。」とボヤいていたら、かなさんはあっさりと「雨の中を歩いたことがなかったんでしょう?」とおっしゃる。
 ミルフォード・トラックを歩くために日帰りの山歩きツアーにいくつか参加して、そのうちの1回で雨に降られたくらいだ。しかも、木々に遮られるくらいの雨量だったし、レインウエアは着込んだものの割とすぐに小止みになったし、これは「ない」と答えるのが正しいと思う。
 そもそも天気に関わらず「トラック」と言われるような場所を歩いたこと自体がほとんどない、というのが正解だ。

 治療を終えて部屋に戻り、強力な乾燥室のお陰ですっかりカラカラになった洗濯物とレインウエアと靴を取り込んでくる。
 明日も暗いうちに起き出すことになる電気が点いているうちにある程度荷造りをする。22時には発電機が止まるので、充電していたカメラも回収する。
 足の脛に痛みが出て、筋肉痛の薬を塗りまくる。肩にも塗る。重いリュックを背負うことなどほとんどないし、元々肩凝りが酷いので、筋肉痛の薬は必携だ。

 消灯後、添乗員さんがお仕事をされていたので、私も一緒になって旅メモを書かせてもらう。
 歩いているときはメモを書く余裕などないし、機会を見つけてメモしておかないと、どんどん記憶など薄れて行ってしまう。
 その証拠に、添乗員さんと色々お話ししたように思うのに、何をしゃべっていたのか全く覚えていない。
 電気が点く前の5時45分に起きましょうと決めて、就寝した。

 5日目の歩数 30691歩

 ニュージーランド旅行記5日目その2 <- -> ニュージーランド旅行記6日目その1

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2019.11.16

「トラベルデイズ アンコール・ワット カンボジア」を購入する

 2019年11月、トラベルデイズ(ガイドブック)シリーズのアンコール・ワットを購入した。
 ツアーは人数が多そうだし、年末年始だから混雑していそうだし、ある程度は予習をしておいた方が良さそうである。

 購入したときのサイトには「2013年」に発行されたと記載されていたので、古いまま更新されていないんだな、ガイドブックの栄枯盛衰も激しいなと思っていたところ、我が家に届いたガイドブックの発行年は2018年だった。
 よく分からない。
 よく分からないし、遺跡はそれほど変わることはないだろうけれども、やはり情報が新しいのは嬉しい。

 それにしても、歴史解説を読んでもレリーフの解説を読んでも、さっぱり頭に入って来ない。
 段々、どうしてアンコールワットに行こうと思ったのかすら分からなくなってくる。

 しかし、折角行くのだし、先月に行って来た若者から「ぜひ行ってください」とお勧めされたことでもあるので、ここだけは見てこよう」ポイントは何としても予習しておこうと思っている。

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2019.11.10

行きの足を確保する(鬼怒川温泉)

 2019年11月10日、乗車1ヵ月前に予約を入れようと思っていて忘れていた、東武鉄道のSL大樹の指定券を購入した。

 12月に母と鬼怒川温泉に行く予定になっており、宿は母が予約してくれ、行き帰りの足を私が確保することになっていた。
 前回、妹一家と鬼怒川温泉に行ったときには「SLには別に乗らなくていい」「昔は毎日乗っていて」と言っていた母も、試しに今回聞いてみたら「乗ってみてもいいんじゃない」との返事。
 私は元々が乗ってみたかったので、であれば行程決定である。

 東武鉄道のサイトに行ったところ、無事にSL大樹の指定券を確保することができた。
 何だかよく分からなかったけれど、とにかくレトロな車両らしい。

 ついでに、SL大樹への接続の良い東武特急の特急券も確保した。
 少し早めに到着して下今市駅で資料館等々を見るという選択肢もありつつ、しかし、荷物を持っての見学も面倒くさい。
 転車台は鬼怒川温泉駅でも見られるのでそれは良かろうと結論した。

 帰りは平日だし、お天気次第で日光に足を伸ばそうかと言っているので、当日に手配しようと思っている。

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2019.11.09

奥入瀬旅行記の入口を作る

奥入瀬渓流ホテル ここは、2019年8月に、母とツアーに参加して奥入瀬を歩いた旅行記の入口である。

 以下の日程をクリックすると、それぞれの旅行記に飛べるようになっている。

2019年8月29日(金曜日)

2019年8月30日(土曜日)その1

2019年8月30日(土曜日)その2

2019年8月31日(日曜日)その1

2019年8月31日(日曜日)その2

 

持ち物リスト(奥入瀬編)

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2019.11.08

プライオリティパス更新を申し込む

 2019年11月、約3ヶ月後にプライオリティパスが有効期限切れとなるので更新手続きをするようメールが届いた。

 プライオリティパスの有効期間は、更新の申込み月から2年間だそうだ。
 だったらもう少し更新のお知らせが遅くてもいいんじゃないかと思う。
 しかし、ここで放置したら手続きを忘れそうなので、早速、更新の手続きを行った。

 2週間くらいで新しいカードが届くそうだ。
 有効活用したいと思う。

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2019.11.07

奥入瀬旅行記3日目その2

2019年8月31日(土曜日)

眼下の眺め ロープウエー乗り場の辺りから見下ろすと、手前の緑は鮮やかなものの、奥の山は霞んでいる。確か、山麓駅の看板では「視界50m」の表示が出ていたと思う。
 反対方向を見ると八戸市街が見え、視界が良ければその向こうに海も見えるらしい。今は残念ながら霞んでいる。
 お天気はいいのになぁと思う。

運休の看板 10時40分に山麓駅に到着したら、そこには「運休」の看板が立っていた。
 それほど強い風とも思わなかったけれど、風速25m以上になっていたらしい。
 ロープウエーが若干揺れたのはそのためだったのか! と思う。
 次の便に乗ろうとしていたら、山頂駅に置き去りになっていたんだろうか。間に合って良かったと思う。
 添乗員さんも「みなさん素晴らしいですね!」とほっと一息ついていた。

 バスは黒石市の中町こみせ通りに向かう。黒石観光協会のホームページによると、中町こみせ通りは、日本の道百選に選ばれ、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されているそうだ。
 ここでお昼ごはんを食べ、散策タイムも設けられている。

花籠弁当 お昼ごはんは、こみせ通りの中ほどにある和風レストラン御幸でいただいた。
 7時半くらいに朝食を食べ、ロープウエーに乗り、30分くらい歩き、あとはバスに乗っていただけのお腹はほとんど減っていない。
 まだ11時半である。
 流石に全部をいただくことはできず、何とも申し訳なかった。

 食後、こみせ通りを散策した。
 とはいっても、それほど長い「通り」ではない。屋根のある部分だけなら、端から端まで10分もかからずに歩けると思う。

新酒の杉玉こみせ通り

 杉玉は茶色かったから、新酒の時期はとっくに過ぎたか、もしかしたら次の新酒の時期が近づいて来たくらいのタイミングだったのかも知れない。
 アーケードの中は板塀っぽいものがが建てられていて、そこにレトロな感じのポスターなどが貼られている。

鳴海醸造店帳場鳴海醸造店のお庭 一角にあった鳴海醸造店にお邪魔すると、そこは「菊乃井」の醸造元だった。
 と書いてみたものの、実は「菊乃井」という日本酒を私は知らないと思う。こちらに来ると知っていたら、昨日、父へのお土産の日本酒を買わないでおいたのになぁと思う。
 創業が1806年で、母屋は1700年代に建てられたと推測されているらしい。

 お庭も立派で、こちらは明治20年頃の作庭だという。
 お店のお母さんが畳のお部屋にあげてくださり、縁側からのお庭の眺めを楽しませてくださった。
 その和室の手前には昔の帳場も残されていて、ここでドラマの撮影ができちゃいそうだと思う。

旧松ノ湯旧松ノ湯

 旧松ノ湯は、明治44年に営業を始めた銭湯で、しかし建物自体はそれより以前のものだという。
 普通の民家として建てて、銭湯に改装したということだろうか。よく分からない。
 今は「松ノ湯交流館」として浴槽や洗い場部分を残してそこで宣伝映像を流したり、ちょっとしたお土産物屋があったり、観光案内をしてくれたりする場所になっている。

旧松ノ湯の松の木 また、この松ノ湯では、松の木がひさし屋根から突き出している。
 この松は樹齢300年と推定されているそうだから、松の木が先にあり、そこに建物を建て、銭湯として使うようになり、この松の木があることから「松ノ湯」と名付けられた、ということだろう。
 この黒松に触るといいことがあると言われている。もちろんしっかりと木の幹に手のひらを押しつけるようにして触って来た。
 何か温かい感じの木肌だった。

 12時半にこみせ通りを出発し、15分くらいで津軽工芸伝承館に到着した。
 ここが最後の「観光スポット」で、伝承館の中にある「津軽三味線じょんがら劇場」では、我々のために津軽三味線を演奏してくださった。
 「動画はご遠慮ください」「写真撮影は可能です」と案内がある。しかし、もの凄く近いところで演奏される三味線の音もじょんがら節の歌も迫力で、カメラを構える隙もなかった。
 土蔵のような建物で、音響も相当良かったと思う。

 10分くらいのステージの後は13時30分まで自由時間である。
 藁を編む様子が展示されていたり、ねぷたのミニチュアが展示されていたり、裂織りや津軽塗りの工房があったりする。
 足湯もある。靴を脱いで靴下を脱いで、足湯を使って、タオルで拭いて、というのが面倒くさいのでパスする。
 昨日の立ち寄り湯もそうだけれど、足湯にも「事前の心構え」的なものが必要だ。

 全ての観光をこなした後、バスは一路、盛岡駅を目指す。
 途中、岩手山SAでトイレ休憩があった。SAから、岩手山がよく見える。
 バスガイドさんが、「今回の旅では、盛岡駅発着だけれど、岩手県の観光地にどこにも寄っていない。また岩手県にも来てください。」と盛んに売り込んでいた。
 東北四大祭は、「青森のねぶた」「仙台の七夕」「秋田の竿灯」に加えて「岩手のさんさ」だとガイドさんは言っていた。今WIKIを見たところでは、「岩手のさんさ」よりも「山形の花笠」を加える方が一般的らしい。

 四大祭の選出はともかくとして、ガイドさんが、さんさ祭りにちなんだ民謡を歌ってくださった。美声である。
 バスガイドさんは歌(それも民謡)が上手くないと務まらないのだわと思う。

 この日はちょうど大曲の花火の日で、ガイドさんは、この辺りの観光バスや車は全部大曲方面に向かったからこの道が空いているのかしらと言っていた。
 大曲の花火も行ってみたいけれど、バスを停める駐車場から花火大会の会場まで30分〜1時間歩くと聞いてくらっとした。
 花火大会の会場周辺はかなり夜遅くまで交通規制が敷かれるため、会場近くまでバスで行くと、終了後になかなか帰って来られなくなってしまうらしい。

 そんな訳で、順調にバスが走ったおかげで駅での時間がたっぷりあることになり、バスガイドさんから色々な「お土産案内」があった。
 まずは何はともあれかもめの玉子らしい。
 そして、「私が一番好き」な麺類として、白龍(ぱいろん)の盛岡じゃじゃ麺が熱烈に紹介された。彼女が語るととても美味しそうに聞こえて困る。

 盛岡駅には16時前に到着した。17時50分の新幹線乗車まで2時間近くある。
 再集合は17時半と指定された。まずはコインロッカーに荷物を預け、お土産物屋さんを見て回る。
 意外と「休憩できそうな喫茶店」を探すのに手間取り、最終的にタリーズでアイスコーヒーをいただいた。後から「小岩井農場のアンテナショップ的な感じのお店が駅構内にあったんだから、そこでソフトクリームを食べれば良かった!」と思った。これこそ「後の祭り」というものである。

東北新幹線夕焼け

 「新幹線車内で夕食を食べるにはちょっと時間が早いよね。」「お腹もそんなに空いていないね。」と母と意見が一致し、車中で食べるおやつに小さいカップに入ったレアチーズケーキを購入する。
 みなさん時間を持て余していたようで、17時半よりも少し早めに全員が揃い、新幹線のホームに上がってもまだ17時半になっていなかったと思う。

たいめいけんのオムライス 18時半前くらいに夕焼けを眺めつつチーズケーキをいただき、あとはひたすら爆睡して上野駅まで帰った。
 我々は上野で途中下車である。
 大宮で降りた人は結構いたけれど、上野で降りたのは我々だけだったかも知れない。

 上野駅構内の洋食や 三代目 たいめいけんで、「お腹が空いていない。」とか何とか言いながら、母はハヤシライスを、私はオムライスをぺろりと平らげ、帰宅した。
 お天気にというか、悪運に恵まれた、なかなか充実した旅行だった。
 次に行くときは、透明な綺麗な水の奥入瀬渓流沿いをとことん歩きたいと思う。

 奥入瀬旅行記3日目その1 <- 

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2019.11.06

870000アクセス達成!

 本日(2019年11月6日)、どなたかが870000アクセス目を踏んでくださった。

 これまでの経過は以下のとおりである。

 スタート 2004年9月1日
 10000アクセス 2005年7月17日
 50000アクセス 2006年11月22日
100000アクセス 2008年6月15日
150000アクセス 2009年2月21日
200000アクセス 2009年11月30日
250000アクセス 2010年9月16日
300000アクセス 2011年5月26日
350000アクセス 2012年2月8日
400000アクセス 2012年9月3日
450000アクセス 2013年2月19日
500000アクセス 2013年8月14日
550000アクセス 2014年1月14日
600000アクセス 2014年7月7日
650000アクセス 2015年2月10日
700000アクセス 2015年10月31日
750000アクセス 2016年9月7日
800000アクセス 2017年8月30日
850000アクセス 2018年12月30日

860000アクセス 2019年7月4日
870000アクセス 2019年11月6日

 昨年秋にこれまで書いたものを整理して、また更新頻度も減っているのに、遊びに来て読んでくださる方がこんなにいてくださるなんて有難いです。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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2019.11.04

奥入瀬旅行記3日目その1

2019年8月31日(土曜日)

 雨の音が気になって何度も目を覚ましては窓から外をのぞき込んだ。4時半に起床したときには雨は上がっていたようだ。
 4時40分に西館の玄関に集合すると、スタッフの方から「長靴に履き替えた方がいいですよ。」と言ってもらい、玄関脇のスペースから長靴をお借りする。
 ついでに外に出てみると、タンクトップに長袖を羽織ってちょうどいいくらいの気温である。

夜明け前 参加者は意外と多く、マイクロバス2台での出発だった。30人はいたと思う。
 バスで三乱の流れまで行き、石ヶ度休憩所まで各自で歩く。休憩所手前で、スタッフの方が温かい飲み物を用意してくださっているという趣向だ。
 5時過ぎに歩き始めたときには、(これでも)大分明るくなっていた。

 昨日は朝から雨が降り、日も出ないから真っ暗で、しかし参加者のみなさんは長靴に傘を差してしっかりと歩かれたという。
 雨だったら行くのはやめようと思っていた私とはえらい違いである。
 足下はやはりまだ昨日の雨の影響が残っていて、結構ぬかるんでいる。長靴をお借りして正解だ。

葉についた水滴 行きのバスの中で「水滴やコケに注目してください。」というお話があったのを思い出し、ちょいちょい写真を撮りながら歩いていたら、あっという間に取り残された。
 みなさん、早い。
 完全に一人旅になって、のんびりと歩く。動物の気配もないし、特に怖いことはない。

葉っぱの水滴モーニングカフェ とはいうものの、20分も歩かないうちに終点の「モーニングカフェ」に到着した。
 遊歩道沿いにテーブルを出し、ランタンを置き、コーヒーサーバが用意されている。
 温かいコーヒーが美味しい。

青い流れ白い流れ 5時40分集合と案内があり、そのまま散策を続ける。
 昨日から一晩でこれだけ水の色が綺麗になっている。凄い。
 確か、夜間は水門を閉じて奥入瀬の流れを止めると言っていたから、十和田湖からの水が綺麗になったというよりは、支流から流れ込む水が澄んできたのだと思う。

石ヶ戸の瀬長靴でジャブジャブ

 石ヶ戸の瀬まで行ってみると、木々は青々として美しく、水の流れも透明感を取り戻していた。
 朝の清々しい空気もあり、大満足の「渓流モーニングカフェ」になった。
 参加者の中には「このまま雲井の滝まで歩いて来ます」という方もいらっしゃって、羨ましい。ツアーの出発時刻が遅かったら私も同じように歩きたかったなぁと思う。

紅葉 バスに戻り、6時過ぎにホテルに到着した。5時50分ホテル着の予定だったけれど、石ヶ戸出発前に「二人足りない!」としばらく探していた分、到着も遅れた。
 改めて時間厳守を肝に銘じる。

 ホテル到着後、お借りした長靴を外の水道で洗って返す。昨日、バスから見えた光景は長靴を洗っていたのか、と合点する。
 部屋に戻ると母が起き出しており、そのまま渓流露天風呂に行った。
 流石にちょっと体が冷えていたようで、温泉が嬉しい。温泉でしっかり温まり、ついでにお部屋の足マッサージ器を再び活用し、復活である。

朝食 体も温まったところで、7時過ぎにレストランに行った。
 朝食の写真だけ縦横比が違うのは、うっかりレストランにカメラを持って行くのを忘れてしまい、母のスマホを借りて撮影したからである。
 右下の白い容れものは3種類ともりんごジャムである。
 ジュースはもちろんりんごジュースだし、朝食もりんご尽くしだ。

りんごのパンケーキ ビュッフェ用のお皿に控えめに盛ったのは、りんごのパンケーキをたくさん食べるための作戦である。
 ライブキッチンのコーナーでシェフがパンケーキを焼いていて、焼きたてをいただくことができる。
 確か、2枚は食べたと思う。
 生地にもりんごが入り、りんごのソースがかかっていて、生クリームが添えられる。
 濃いめのコーヒーに合って、とても美味しかった。

 昨夜のうちにお土産は全て購入していたものの、「これがラストチャンス」と思うと、レストランからの帰りにもまた寄ってしまう。
 全く上手い位置に置かれたお土産物屋である。
 後で知ったところでは、こちらで売られているもののうち、朝のレストランでいただいたジャムだけでなく、お菓子類にも星野リゾートオリジナルの商品がいくつも含まれていたようだ。
 宣伝してくれたらもっと買っていたのに! と勝手なことを思う。

奥入瀬渓流ホテル2車窓からのブナ林

 少し早めの8時15分にチェックアウトし、ラウンジで寛いだり、外に出て写真を撮ったりしていたら、あっという間に集合の8時45分になった。
 17時間滞在って短い、もっと居たい、と思う。
 しかし容赦なくバスは出発し、再びブナの林を抜けて、八甲田ロープウエーの乗り場に向かった。

八甲田ロープウエーより 9時25分頃に到着し、9時40分発のロープウエーに乗った。帰りは10時20分の便に「絶対に」乗ってくださいと添乗員さんが強調する。
 この時点での風速は12.2mで、これが25mを超えると運行休止になる。
 バスガイドさんがここまでの道中で心配し、添乗員さんが帰りの便を強調していたのは、この「風速」を警戒していたためのようだ。

 八甲田の「八」は「多い」という意味で、実際に「八甲田山」という山がある訳ではない。
 従って、ロープウエーの「山頂駅」も「八甲田山山頂」ではなく「田茂萢岳山頂」の意味である。八甲田山を眺めるのにいい場所にあるロープウエー、ということになる。ややこしい。

八甲田山の眺め 八甲田山は、左から赤倉岳、井戸岳、大岳と並び、この大岳が中心となった10余の山々のことをいう。
 母はこの八甲田に来ることを楽しみにしていて、まずはロープウエーに乗ることができて良かったと思う。
 10時20分の帰りのロープウエーに乗るにはギリギリだなと思いつつ、折角来たので、山頂駅から出ている散策コースのうち所要30分のコースを歩き始めた。
 こちらのコースを歩けば、湿原を遠目なりと見ることができる。

遊歩道遊歩道沿いに咲くお花
遊歩道沿いに咲くお花遊歩道沿いに咲くお花
遊歩道沿いに咲くお花遊歩道沿いに咲くお花

 結構な早足で30分コースを満喫し、割と余裕を持って10時20分発の下りのロープウエーに間に合うよう山頂駅に戻った。

 奥入瀬旅行記2日目その2 <- -> 奥入瀬旅行記3日目その2

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2019.11.03

奥入瀬旅行記2日目その2

2019年8月30日(金曜日)

蔦温泉旅館入口 石ヶ度休憩所でバスに乗り、20分ほどで本日のお昼をいただく蔦温泉旅館に到着した。
 奥入瀬から蔦温泉までの道筋はブナ林が続き、ガイドさんは、時期になると黄葉が素晴らしく綺麗で、かつもの凄く渋滞する道だとおっしゃる。

 蔦温泉では1時間40分取ってあって、昼食後に日帰り入浴で温泉に入っても良し、歩いて10分ほどの蔦沼まで行って来るも良し、という説明があった。
 この蔦沼も綺麗なところで、紅葉の名所らしい。JRのポスターに採用されたこともある。

昼食 蔦温泉旅館ではまず、12時過ぎから畳敷きにテーブルとイスというお部屋で昼食をいただいた。
 ごはんにイワナの塩焼き、鱒のお刺身にきのこ汁という和食の献立だ。青森っぽいかどうかはともかく、山の温泉っぽいごはんだったと思う。
 あまり好きではない筈のきのこ汁がとても美味しかった。
 滋味、という感じである。

 母と相談し、「我々二人では、所要10分と言われた蔦沼までの道を10分で歩くことはできまい(何故ならすぐ道草を食うから)」という判断で、ゆっくり日帰り入浴を楽しむことにした。
 蔦温泉旅館では、湯船の底から温泉が湧いているという話を聞いた覚えがあった。それはぜひ味わってみたい。

泉響の湯 旅館の入口に戻って日帰り入浴を申し出ると、このツアー参加者からは入浴料はいただいていませんというお返事だった。タオルを購入し、有料のバスタオルをお借りして、泉響の湯と名付けられた大浴場に向かった。
 湯船の底から温泉が湧いている。「源泉掛け流し」ならぬ「源泉湧き流し」という説明書きがある。確かに、と思う。

 大浴場は天井が高く、広さの割に開放感がある。
 湯船に浸かっていると、底板の間から熱いお湯が少しずつ「ぽこぽこ」といった感じで湧いているのが判る。
 一種の蒸し風呂っぽい感じになっていて、結構熱い。長湯の私もそこまでの長湯はできなかったのが残念である。
 母など、あっという間に上がっていた。
 畳敷きの休憩所があり、お水などが用意されていて有難い。

なごみ和室 蔦温泉旅館を出発し、20分ほどで本日のお宿である奥入瀬渓流ホテルに到着した。何しろツアーのうたい文句が「奥入瀬渓流ホテルに17時間滞在」だから、チェックインも早い。
 お部屋は「なごみ和室」だった。とても広い。
 添乗員さん曰く、帰りの新幹線で二人の席が離れてしまったので、その「埋め合わせ」の一環だという。
 母も私もどうせ帰りの電車では爆睡するだろうし、席が離れたところで何の問題もない。はいはいと有難く了解した。

 お部屋に用意されていたお菓子とお茶で休憩し、15時発のバスで「八重九重の湯」に行こうと相談がまとまる。
 奥入瀬渓流ホテルには少し離れたところに混浴の露天風呂があり、バスの送迎がある。せっかくなら明るいうちに露天風呂を味わいたい。
 バスに乗る前、アクティビティ・デスクで「渓流モーニングカフェ」を予約した。17時間滞在といえど我々ツアー客は忙しく、ホテル主催のアクティビティに参加する時間はほとんどないのが残念である。

八重九重の湯湯浴み着

 ホテルのマイクロバスに乗ること数分で「八重九重の湯」に到着した。
 母と私はのように館内着でもある作務衣に着替えてサンダルを履いているのは少数派で、お洋服のままの方が多かった。
 露天風呂に入る頃には青空が覗いたのが嬉しい。
 八重九重の湯は混浴になっていて、湯浴み着が用意されている。女性用のワンピースみたいな茶色い湯浴み着は半ズボンのようなものとセットになっていて、かなり厚手の生地なので安心感がある。

紅葉 バスには同じツアーの方もちらほらいらっしゃって、「この湯浴み着はどうやって着るんだろう?」「どことどこのヒモを結ぶの?」と大騒ぎしつつ着替え、露天風呂に出た。
 白濁したお湯で、露天風呂からは「九重の瀧」を見ることができる。「八重の瀧」はなさそうである。

 今の日本の法律では新たに混浴風呂を設けることは禁止されていて、「今ある混浴の湯を守らなければ、混浴の文化がなくなってしまう」という説明は、行き帰りのバスの中で聞いたのだと思う。
 戻りのバスの時間に合わせて上がり、休憩所でサービスのアイスキャンデーをいただく。
 バスを待つ間、外に出て、紅葉(?)している葉っぱの写真を撮る。「暑くない」のが有難い。

西ラウンジ  16時15分のバスでホテルに戻り、そのまま西ラウンジで休憩した。
 ラウンジにはフリードリンクバーがあって、りんご茶・ゴボウ茶・紅茶と3種類のティーバッグが用意されている。
 私はりんご茶を選んでほのかな甘みに満足した。美味しい。母は何故か果敢にゴボウ茶にチャレンジし「ゴボウの味がする」と当たり前の感想を述べていた。

 窓際のソファからは渓流がちらほらと見えて、なかなか居心地の良いラウンジだった。
 りんご茶のティーバッグをひとついただいてお部屋に持って帰り、水のペットボトルに入れて水出しりんご茶にし、明日持って行けるように用意する。

 そうこうしているうちに17時過ぎくらいからまたも雨が降り出した。
 今日は一日、お天気に一喜一憂している気がする。
 それでも、奥入瀬渓流を歩いているときに雨に降られたのは10分程度で、しかも木々が茂る辺りだったのでほとんど雨に打たれることはなかったし、今も露天風呂から帰ってきたところでの降雨だし、何だかんだ恵まれていると思う。こういうのも「悪運が強い」と言う煮違いない。

 17時半からの夕食は「青森りんごキッチン」でのビュフェである。
 母と二人、りんごのワインをいただく。確かフジを使ったワインだったと思う。
 ビュフェのお料理はりんごを使ったものが多い。野菜を薄く輪切りにしただけのサラダや、りんごのピクルスがかなり美味しい。

前菜色々ローストポーク

帆立のバジルバター焼きビーフステーキ

 ビュフェのお料理で心躍るのは、やはり、シェフの方々がその場で焼いてくださっているお料理の数々である。
 途中で八戸酒造の陸奥八仙という日本酒に切り替え、りんごのソースのかかったポークや帆立のバジルバター焼き、ビーフステーキなどなどをしこたまいただいた。

アップルパイとソフトクリーム しかし、である。
 ここに来て、焼きたてのアップルパイを食べない訳には行かない。
 もちろん、一つだけ食べるなんてあり得ない。
 焼きたてのアップルパイの横にソフトクリーム用のコーンがセットされていて、ソフトクリームは自分で作るようになっている。

 バスガイドさんは五つだったか七つだったか、いただいたことがあったと言っていたような記憶がうっすらある。
 その記録に挑戦したいところだけれど、既にお腹は一杯である。
 コーヒーと一緒に、二ついただいたところで「もうこれ以上は入りません」というお腹になった。

東ラウンジ 東館のラウンジもまた岡村太郎の作品に彩られている。
 こちらは「森の神話」と名付けられていて、どちらも「ニンフ」「妖精」がモチーフになっている。
 パンフレットなどに使われているのは概ねこちらの写真だと思う。どうしてだろう???
 お土産物屋さんをうろうろしつつ西館に戻り、ラウンジで19時から開催される森の学校に参加した。

 「森の学校」では奥入瀬についてのお話を30分くらい聞くことができる。
 講師は日替わり、お話の内容も変わるらしい。この日の講師はおいけんというNPO法人のガイドさん(だったと思う)が担当されていた。
 こんな感じのお話をお伺いできたと思う。

・奥入瀬には、300種類に及ぶコケがあること
・十和田湖の水源は雨と八甲田山系の雪解け水で十和田湖から流れ出る川は1本しかないこと
・十和田湖から流れ出る川の上流1/5ほど(約14km)を「奥入瀬渓流」と呼んでいること
・十和田湖は概ね山手線の内側と同じくらいの面積があること
・十和田湖は約15000年前に決壊し、1秒間に30万トンの水が流れ出る大洪水が起きて水位が100m下がったこと
・奥入瀬は岩だらけの深い谷で植物は育ちにくいが、水が豊富でコケの生育には適していること
・奥入瀬渓流の上流は滝が見どころで、名前を持つ滝の8割が上流にあること
 奥入瀬渓流の中流は「流れ」「瀬」が見どころであること
 奥入瀬渓流の下流の見どころはブナの森で、かつ遊歩道が車道から遠いためゆっくり歩けること
・地衣類とは、菌類と藻類が共生しているもので、かつ適応性が非常に高いこと
 地衣類は、地上で一番古い生き物である、かも知れないこと(大体、6億年前)

 続いて、星空鑑賞会の予定が組まれていた。残念ながら本格的な雨になっていて星空など拝める訳がない。
 同じ場所で「星の学校」が開かれると案内があり、フリードリンクのコーヒーを飲みつつ引き続き参加することにした。
 ここ4日、連続で星が見られていないそうだ。せっかくの新月なのに残念である。
 「星の学校」は星座の話がメインで、先生役の若い女性スタッフが終始緊張している感じで微笑ましかった。

・星座は5000年前にメソポタミアで始まったこと
・9世紀にプトレマイオスにより48の星座が規定され、その後16〜18世紀に星座が乱立して夜空が星座だらけになったこと
・1930年に国際天文学連合が「星座は88個」と整理したこと
 このうち日本では68個(くらい)の星座を見ることができること
・生まれの星座は、大体、生まれる4ヵ月前の空にあること

 あと、こと座にまつわる「星の神話」を話してくださったのに、どんなお話だったかすっかり忘れてしまった。
 ケルベロスとかハデスという名前が出ていたから、地獄にまつわる神話だったのだと思う。

 20時過ぎに星の学校が終了し、お部屋で一休みした後、今度は館内にある渓流露天風呂に行った。
 こちらは無色透明のお湯である。
 露天風呂に出てみると雨が降っていた。露天風呂には屋根がなく、雨になるべく当たらないような場所を探しつつ、雨の「「温泉」を満喫した。

 温泉からお部屋に戻る途中、お土産物屋さんに寄った。
 何かと通ることの多い東館と西館を結ぶ廊下の辺りに配置しているところが上手いと思う。
 このお土産物屋さんがかなりの品揃えで美味しそうなものもたくさんあり、母と次々にカゴに入れる。あまりにも重すぎて宅配便で送ってもらうことにした。

 お部屋に戻り、部屋備え付けの足マッサージ器を母と交代で有効活用し、明日は4時半起きの私は早めに就寝することにした。
 22時前にはお布団に入ったと思う。

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2019.11.02

「地球の歩き方 aruco アンコール・ワット 2018~2019」を購入する

 2019年11月、地球の歩き方の「aruco」シリーズの「アンコール・ワット」を購入した。

 年末年始にツアーでアンコールワットに行く予定で、ツアーなのだから結果的に添乗員さんにおんぶに抱っことなり、ガイドブックが役立つシーンなどほとんどないにも関わらず、つい、毎回ガイドブックを購入してしまう。
 現地に持参しても、ほとんど開くことがないまま帰ってくることも多い。

 でも、やはりガイドブックなしは不安である。
 情報量は最低限、写真が多く、薄くて軽いものという基準で、2017年8月現在の情報だという「古さ」が少し気になったものの、次の発行予定が2020年1月だから待っていては間に合わない。

 パラパラと眺めて楽しんでいるところである。

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