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2021.10.31

「星のサンティアゴへ」を読む

 2021年10月、橋本範子さんの「星のサンティアゴへ」を読んだ。
 著者が69歳のときに1000kmを超える距離を一人で運転し、サンティアゴ巡礼路を辿った記録である。
 元々は「旅友」と二人旅の予定が、諸般の事情により一人旅になったその経過から、準備期間はさっくり「シミュレーションした」「googleマップでも間違えた」等々と軽く流し、実際に旅した間のことを綴っている。

 著者にとっては「最初で最後」の著作のようで、どうして本にしようと思ったのか、それも書いてあると良かったなぁと思った。
 また、恐らくは次に車で旅をしようと考える人向けに道路情報が細かく記載されており、「車での旅行」にあまり興味がない私には少し読みづらく感じられた。ここまで書くなら、道路番号まで載っている詳細な地図があるとより分かりやすくなったと思う。

 それにしても、事前に徹底的にシミュレーションすることで「一人で運転してナビもして毎日移動して旅行する」ことを成し遂げるバイタリティ溢れる女性である。
 その著者が、準備をしすぎて出発直前になると旅ブルーになると書いてあることにもの凄く共感した。そして、私などは「ガイドブックをなぞる」代わりに「自分で作った計画をなぞる」旅行に陥りがちなところ、「いやいや、これではあかん」と寄り道してみたりしているところ、美味しいものどころかごはん自体も食べそびれちゃうところなども「わかるわかる」と思った。

 2021年は聖ヤコブの年で、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の「聖なる門」が開かれることになっていた。だから、今年、サンティアゴ巡礼路を歩いてみたいと思っていた。
 実際、今年は開かれたんだろうか。
 いつか、この際、聖ヤコブの年にはこだわらないので、やっぱりサンティアゴ巡礼路を歩いてみたいよと思った。

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2021.10.30

サフィール踊り子の予約を取りそびれる

 2021年11月28日から1泊2日で湯河原に行く計画を立てている。すでに宿も予約した。

 行き帰りの足をどうしようか考えていて、新幹線に乗るほど遠くないし、新幹線に乗っちゃうと早すぎるし、何しろお誕生日記念だし、サフィール踊り子で熱海まで行くことを思いついた。
 東京駅11時発のサフィール踊り子に乗ると、熱海に12時17分に到着する。
 そのまま熱海でお昼を食べ、一駅戻って湯河原駅、時間があってお天気が良かったらバスで不動滝まで行って滝と紅葉を眺め、下り坂を歩いて宿に入ろうというプランである。

 それが、うっかりえきねっとで事前申込みするのを忘れ、乗車1ヶ月前の日にアクセするのも忘れ、発売開始2日後の今日の夜になってアクセスしたらすでに満席になっていた。
 ショックだ。

 さて、どうしよう。
 東京駅から東海道線普通のグリーン車を奮発し、ついでに東京駅で美味しいものを買って車内で昼食を食べ、湯河原到着後は同じプランで行く感じにしようか。

 2日目のプランもまだ考えていない。江ノ島や鎌倉、横浜辺りに立ち寄ってから帰るのもいいかなぁと思っているところである。

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2021.10.26

「旅の絵本 Ⅶ」を読む

 2021年10月、安野光雅さんの「旅の絵本 Ⅶ」を読んだ。
 中国の旅である。

 表紙を開いてまず「ん? 何かいつもと違う?」と思ったら、この絵本では左開きと言えばいいのか縦書き仕様と言えばいいのか、旅人は見開き画面の右から左に向かって旅をしていた。
 従って、後書きや解説も縦書きである。

 この中国編では、他にも、これまでと雰囲気が異なっている。
 絵の中に物語の主人公がさりげなく描き込まれているようなことはなく、だまし絵や隠し絵も含まれていない。
 何というか、遊んでいない。

 旅人は陸に上がってからも馬に乗らず、しばらく川をボートで遡って旅をしている。
 出発してしばらくは旅人の服も青というよりはグレーで、水墨画の世界に入り込もうとしている感じがする。

 描かれた実在の場所で私が分かったのは、万里の長城と兵馬俑くらいだ。
 一方、この絵本の中のいくつかの場面は、「清明上河図」という中国の古い絵巻物から題材を取っていて、そういう場面には落款の絵が描いてあるようだ。

 8巻は日本である。
 日本はどんな感じで描かれているのか、とても気になる。

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2021.10.03

「旅の絵本 Ⅵ」を読む

 2021年10月、安野光雅さんの「旅の絵本 Ⅵ」を読んだ。
 デンマークの旅である。

 デンマークは首都コペンハーゲンだけもう30年以上前に行ったことがあるけれど、ほぼ何も覚えていないということがよく分かった。

 また、描き込まれたアンデルセン童話についての解説がシリーズの他の本にないくらい詳しく書いてある。ところがタイトルにすら聞き覚えがなく、ストーリーを読んでも全く知らない童話ばかりだった。
 私はこんなにもアンデルセン童話を読んでいなかったのか・・・、と思った。

 辛うじて分かったのはこれだけである。

  • 醜いアヒルの子
  • マッチ売りの少女
  • おやゆび姫
  • はだかの王様
  • 人魚姫

 アンデルセン童話以外では、物語の舞台がデンマークだった「ハムレット」があった。
 アンデルセンの像と人魚姫の像にはうっすらと見覚えがあった。チボリ公園には行かなかったと思う。

 この巻では、脱獄囚がきっちりと捕まえられていて、「おぉ! 君の行く末がやっと分かったよ!」と思ったことだった。

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