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2021.12.05

「母といろんなところにいってきました」を読む

 2021年12月、さとうみゆき著「母といろんなところにいってきました」を読んだ。
 タイトルのとおり、著者が御母堂と母娘二人旅に出かけた様子が描かれたコミックエッセイである。

 この本の中ではさらっと触れられているのみだけれど、御母堂もご本人も患われており、リハビリを続け、「旅行しようか」と思えるようになってからあちこちに出かけた記録だ。
 合わせて御母堂が高齢ということもあり、「無理はしない」がテーマの一つのようだ。

 絵の雰囲気もあいまり、母娘の会話もほのぼの、時々むっとしている著者本人の様子もあくまでもふんわりである。

 読むと温かい気持ちになる。
 そして、新型コロナウイルス感染症が落ち着いたらどこどこへ行きたいという話を母としている私も、作者を見習って「無理をしない」を第一に旅程を組まなくてはと改めて肝に銘じた。

 またお二人であちこちにお出かけいただいて、続編を読ませていただけるといいなぁと思う。

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