「古代インカ・アンデス不可思議大全」を読む
2022年2月に刊行された芝崎みゆき著「古代インカ・アンデス不可思議大全」は、もうとにかく情報量が果てしない。
まず、同時に発売となった「アンデス・マチュピチュへっぽこ紀行」を読み、次に少し遅れて発売された「イースター島不可思議大全」を読み、そして、こちらの「古代インカ・アンデス不可思議大全」に戻って来ているところである。
「書くぞ!」と決めてから11年の歳月をかけて描かれた本で、巻末にある参考文献の一覧を見ただけでその情報量と情熱の熱量は一目瞭然である。
これらの本を全部読み、考え、現地を旅して遺跡を実際に見たり、博物館に行ったり、そうした学びの全てを1冊の本で与えてもらえるなんて、贅沢すぎる。
その代わり、少し読むとお腹がいっぱいになってしまい、少しずつしか読み進められない。
ミーハーな私は、ついつい「ナスカの地上絵」とか「インカ帝国」とか「スペイン来寇」とか、ペルーを旅行したときに行った場所とか聞いたお話に関連するところから読んでしまっているけれど、多分、この本の醍醐味は、「プレ・インカ」というあまり知られていない時代にスポットを当てているところにあると思う。
もう、ここは開き直って、ゆっくり少しずつ、行ったり来たりしたり、いきない適当にページを開いて前後の流れなど関係なくじっくり読んだり絵を見たり、突然「最初から通しで読まなくては!」と最初のページに戻ったり、好きに長く楽しんでいる。
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