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2023.12.07

有馬温泉旅行記2日目その2

2023年11月1日(水曜日)

 ガイドツアー開始の11時より少し前に西入口についた。
 こちらがメインゲートのようで、入口の外にかなり広めの駐車場があり、観光バスが駐まっているのが見える。
 入口近くに「ショップ アルピコラ」という売店があった。センスのいい感じのショップで、欲しいものが色々あって困る。色々あって困ったけれど、迷いすぎて結局買いそびれてしまった。いつものことである。

 六甲高山植物園は牧野富太郎縁の場所でもあるらしく、ショップ内には縁の品や写真なども飾られている。
 また、奥の一角にドライフラワーのアレンジメント体験ができるコーナーも設えられていた。そろそろクリスマスシーズンに向けてリースを作るのも楽しそうだ。

 そうこうしているうちに11時になり、15人ほどが集まってガイドツアーが開始された。
 ガイドの女性によると、ただいまの気温は13度だそうだ。薄手のダウンを持って来て良かった。水辺はかなり冷える。
 ガイドツアーなのでもちろん色々と説明してもらった筈なのに、メモも取っていないし、記憶にもほとんど残っていない。
 説明してもらうのは好きだし嬉しいのに、この記憶に残らなさっぷりが申し訳ない。

六甲高山植物園六甲高山植物園 辛うじて覚えているのが、例えば左側の写真はサラサドウダンの実である。
 秋には真っ赤に紅葉する木だけれど、今年の紅葉はやはり遅れているらしく、葉はまだまだ「紅葉しかけ」とも言えない緑色だ。

 右側は「ナンバンギセル」という植物で、姿がキセルに似ていることからこの名が付けられたそうだ。
 植物としては相当に珍しいと思うのだけれど、光合成を行わず、他の植物から栄養分や水分を奪い取って生きているという。
 なかなか強かである。

 この他にも、同じ道筋を通って来た筈が来るときには目にした記憶のない様々な植物について目を留め、説明を聞くことができた。

六甲高山植物園六甲高山植物園

六甲高山植物園六甲高山植物園

六甲高山植物園六甲高山植物園

六甲高山植物園六甲高山植物園

六甲高山植物園六甲高山植物園

六甲高山植物園六甲高山植物園

六甲高山植物園六甲高山植物園

植物園六甲高山植物園

 約30分のガイドツアーは東入口の近くまで来たところで終了した。
 シクラメンの原種が展示されていた東入口の近くに温室のそばに池があり、入園したときから職員の方が数人、熱心にお掃除をされていた。
 この寒い時期に、これから落葉も増えるだろうに・・・と思っていたら、この日のお掃除は翌日に予定されていたテレビ取材に備えてのものだと教えていただいた。
 納得である。

 正午前、バスでロープウエーの六甲駅近くの六甲ガーデンテラス まで戻った。
 ショップやレストラン、イングリッシュガーデンが配置され、神戸の街の先の海まで一望できる場所だ。
 気温が上がってきていて、霞みがかっているところが少しだけ残念だけれど、見事な青空で見事な眺めである。気持ちいい。
 ここでお昼を食べて帰るというプランもあったけれど、まだお腹が空いていなかったので、軽く散策し、ロープウエーで有馬温泉に戻ることにした。

ガーデンテラスからの眺めガーデンテラスからの眺め

 12時50分六甲駅発のロープウエーで有馬温泉に戻る。
 帰りも生ガイド付きである。贅沢だ。有馬温泉に向かうロープウエーはガラガラで最前席に座ることができて嬉しい。
 途中ですれ違ったロープウエーは結構な混雑ぶりだった。

ロープウエーよりロープウエーより

ロープウエーよりロープウエーより

ロープウエーよりロープウエーより

 空の旅を堪能し、宿泊していたホテル有馬六彩に戻った。
 お昼ごはんを食べるなら、駅まで行くよりも温泉街の中心地で下ろしていただく方が便利だろうと思い、預けていた荷物を受け取り、有馬温泉観光案内所までの送迎をお願いする。
 我々二人だけのためにマイクロバスを出していただいてしまい、申し訳なくも有り難い。

 有馬温泉の温泉街は水曜定休のお店が多いと聞いていたとおり、確かにお休みのところが多い。
 温泉街で昼食を食べる予定にしていなかったので下調べをしておらず、偶然通りかかったなかさというお蕎麦屋さんでお昼をいただくことにした。
 13時半を回っていても満席で少し待つ。
 母は鴨南蛮蕎麦、私はおろし桜えびそばをいただいた。

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 温泉街を歩いて有馬温泉駅に向かう。
 途中、やまとごころというお香のお店に立ち寄り、有馬香心堂オリジナルという「和敬清寂」という名前のついたお香のセットを購入した。今回は父にお酒のお土産はなし、代わりにお香のお土産である。
 14時39分有馬温泉駅発の電車に乗り、15時過ぎに新神戸駅に到着した。

 新幹線改札前にかなり大きなお土産物屋さんのスペースがあり、母にはそこでお土産を選んでもらい、私は新幹線の指定席を押さえるべく券売機に並ぶ。
 若干忙しないと思いつつ、15時30分発ののぞみに2席並びの空席を見つけて購入する。
 慌ただしく買い物を済ませて帰途についた。

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