伊東温泉旅行記2日目
2024年3月2日(土曜日)
6時半頃に目が覚めた。お腹が空いた。
そのまま1時間くらいうとうと二度寝し、7時20分から予約していた岩風呂に行った。
少しだけ窓を開けて空気を入れ換える。熱めのお湯が気持ちいい。
すっかり目が覚めた。
朝食は8時半からである。
ミネストローネ、サラダ、パン(4種類から選べる。クロワッサンとチョコパンをいただいた)、卵料理、オレンジジュース、コーヒー(他に紅茶、ハーブティが選べた)、はちみつ入りヨーグルトというメニューである。
恐らく、この朝食だけで30品目くらいの食材をいただいたのではなかろうか。おまけに美味しくて、お腹がいっぱいになった。
もう少しお腹に余裕があったら他のパンもいただいてみたかった。
10時少し前にチェックアウトし、駅まで送っていただいた。有り難い。
駅のコインロッカーに大きな荷物を預け、10時5分発のバスで小室山に向かった。小室山公園で椿を見ようという計画だ。
あまりちゃんと調べておらず、バスのアナウンスが「次は小室山つばき園」と言うのを聞いて慌てて降車ボタンを押した。10時半くらいに到着したと思う。
つばき園では、鑑賞会が開催され、気に入ったものに投票することができた。
私のイチオシは崑崙黒である。
小室山公園では、1000種類、4000本の椿が植えられており、10月上旬から4月中旬まで、季節の移ろいに伴い様々な椿が次々と咲くそうである。
概ね、2月中旬から3月にかけてが見頃ということだけれど、途中ですれちがった年配の男性曰く「今年は花付きが悪くてね」というお話だった。
散策コースも用意され、約45分かけて一周するBコースを若干ショートカットしつつ、1時間以上は歩いたと思う。
曇っていたし、いい位置に咲いているお花も少なくて、写真を撮ってやろうと試行錯誤してみたこともあって結構いい運動になった。
つばき園の入口近くで、リスが何匹も走り回っているのが見えた。
可愛い。しばらく観察する。
バスの時刻表を見ると結構待つようだったので、そのままバス道路に沿って小室山リッジウォーク MISORAに行くリフト乗り場まで10分ほど歩いた。
リフトで小室山山頂まで行くと、思っていたよりも空は明るく、海が綺麗に見えた。
満足である。
そして、降りてくると空が晴れてくるのはお約束というものだ。
リフト乗り場の隣にあるお土産物屋さんのラインアップがなかなか良くて、伊豆自然生活の伊豆海塩エステ石鹸や伊豆海塩バスソルトなどを購入した。
何故か母が炭で作られた犬(シーズー)を気に入って、「どうして伊東からわざわざ持ち帰るの!」という私の叫びも無視して購入していた。
13時過ぎのバスで伊東駅に戻った。流石にお腹も空いてきて、お昼ごはんをいただけそうである。伊東駅から歩いて5分くらいのところにあるすしの寿々丸で、地魚を忠臣とした「特選十種」をお願いした。
「特選」の所以は、巻物が含まれないことと、中トロと卵焼きが付くこと、地魚中心であることの3点というお話だ。
鰺、ヒラメ、カンパチ、メバチ、金目鯛、百広、中トロ、真鯛、マンボウ、鰆の十種と、卵焼き、あら汁である。
写真を撮り忘れてしまった卵焼きはつるんとしていて、ゼリーで固めたみたいである。お聞きしたら、海老のすり身を混ぜて卵液を造り、鍋に入れて1時間かけて焼くそうだ。巻かずに、そのままの厚さで時間をかけて焼くと、つるんとした卵焼きになるようだ。
家では絶対に食べられない卵焼きだ。
また、お皿に載って供されたのはマンボウの腸というお話だった。
何だか不思議な食感で、ほろほろと繊維に分かれるような感じだ。マンボウを狙って釣る訳ではないので、たまたまかかると入荷するという。
こちらもなかなか食べられない。というか、生まれて初めて食べた。むしろ、食べられるんだ! と感嘆した。
全部が美味しくて大満足だった。写真が美味しそうに撮れていなくて本当に申し訳ない。
お昼ごはんをいただいた後、えきねっとで帰りの特急踊り子の指定席を予約し、駅に戻る。
母がいつの間にか、駅まで戻る途中にあったひもの専門店 平田屋で買い物しているのに驚いたり、伊東駅に併設されたお土産物屋いずちゅうで、しらすパスタソースやお茶、丸ごとのミカンが入ったみかん大福などをお土産に購入する。
少しだけ時間があったので、最後に備屋珈琲自家焙煎工房で炭火焙煎珈琲をいただいて締めとし、15時31分伊東駅発の踊り子号で帰路についた。
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