オマーン旅行記5日目その2
2024年1月1日(月曜日)
岩の裂け目を入って行くと、結構な人数が広くはない洞窟の中にいて、その洞窟の奥に小さな滝があった。
「崖から飛び降りる」ことが好きな人が多いのか、滝のすぐ横からロープが下ろされていて、岩を登り、崖から飛び降りてジャンプする人が結構いた。
みな盛り上がってかけ声をかけている。何だか凄い。
流石にロープを伝って岩に登ろうとは思わなかったけれど、滝のすぐ下までは行ってみた。
ずっと足の立たない深さで、ライフジャケットを着ているとはいえ、捕まる場所もなく、泳がないと移動ができないという状況は結構疲れる。
ここでお一人だけ日本の方とすれ違い、その人がライフジャケットを着けていなかったので、泳ぎの得意な方なんだなぁといたく感心した。
というか、今思い返してみると、ライフジャケットを着けていたのは我々ツアーメンバーくらいだったかも知れない。
泳ぎが得意でなかったらキャニオニングなんてしないよということかも知れないけれど、どんだけ泳ぎが得意な人達なんだろう。
結構苦労して到着した割に、この目的地である洞窟の中にいたのは10分くらいだったと思う。
入って来た岩の割れ目を逆に辿り、外に出る。
入ってくる人がいたらとてもすれ違えないので、人が来ないのを見澄まして列を作って出る。
出ようとしたときに、光の加減なのか、(行ったことはないけれど)青の洞窟のような光景が見られて驚いた。
ツアーメンバーの中でもこの光景に気がついた人は少なくて、狭いところを通った後で振り返ったらこの光景だったのか、だったら入ったときにも同じ光景を見ていた筈なのではとか、色々と思い出そうとしているけれど思い出せない。
とにかく、いいものを見られたと思う。タイミングに感謝だ。
ワディ・シャアブでのキャニオニングは割とアドベンチャー感は少なめで、帰り道のこの滑り台みたいな岩が最大の難所、だったかも知れない。
行きはこの岩の坂道を登った筈だけれど記憶にない。多分、必死すぎて写真を撮る余裕もなかったのだと思う。
途中、背の立つ岩の上で休憩を取ったりしつつ、洞窟の入口から30分くらいで水に入った地点に戻って来られた。
13時半くらい、水に入った地点のすぐ近くの日向で昼食をいただいた。
昨日ほどではないけれど、水から上がれば寒い。ツアーメンバーの中にはここまで着替えを持ってきて、水から上がってすぐ着替えている方もいらした。
この日のランチは、ビーフ、チキン、エッグ&チーズ、ベジタブルから選ぶことができ、私はビーフとベジタブルを頼んだ。
定番となったレモンミントジュース、バナナ、チョコ菓子も付いた豪華版だ。
このベジタブルサンドがカレー味で滅茶苦茶辛かった。
後でベジタブルを頼んでいた方に聞いてみたら「そんなに辛くなかった」とおっしゃっていたので「当たり」だったらしい。
昼食後は来た道を戻る。
歩き始めてすぐ、思ったよりも脚が上がってなくてコケかけてしまい、帰り道はカメラをしまって足下に注意して歩くことにした。
写真を撮らなかった分せっせと歩いたし、帰りの方が断然早く歩けた。
ボートを下りてから水に入るまで、行きは1時間ちょっとくらい、帰りは1時間かからずに戻ったと思う。
バスの中で着替え、お手洗いを済ませ、マスカットに向けて出発した。昨日の反省を元にウォーターシューズとは持ってきたサンダルに履き替える。
16時半くらいに、マスカット観光の初日に行ったムトラ・スークに到着した。
午前中に行ったニズワのスークがまだほとんどオープンしていなかったため、代案として再びムトラ・スークで30分の自由時間を取ってくれたようだ。
そんなに歩く時間があるなら、サンダルではなくスニーカーを用意しておけば良かったと思いつつ、裸足にサンダルでペタペタと歩いた。
お買い物をした方もいらっしゃれば、海岸線沿いをお散歩されていた方もいらっしゃったようだ。
その後、かなり大きなスーパーマーケット(店名はHYPER MARKETだったと思う)で30分の自由時間があった。
あまりにも広すぎて、欲しいものを言うとガイドさんが「売り場はこの辺」と教えてくれる。
オマーンチップス(袋に「Oman」と書いてあって、ちょっとピリ辛の謎のスパイス味のポテトチップ)の小さめの袋がたくさん(多分、12とか20とか)入ったものを購入された方が多かったようだ。
カルダモン入りのインスタントコーヒーも人気で、棚にあった分はツアーメンバーで買い占められていた。
私は、アーモンド、カシューナッツ、くるみを購入した。
このところナッツ類がとにかく値上がりしていて、どこかで見かけたら買って帰ろうと思っていたのだ。
ほとんどオマーン産の物がない中、このナッツはオマーン産だった。もしかしたらオマーンでは詰めただけなのでは? と疑ったけれど、細かいことを気にするのは止めようと思う。
ナッツの袋を抱えて歩いていたら、ガイドさんから「なかなかいい選択だ」的なことを言ってもらえた。
その他ちょこちょこと買い物し、トータルで11.7リアル(4680円)だった。
18時過ぎ、初日にも泊まったムトラ・ホテルに到着した。
あまりちゃんと覚えていないけれど、初日の部屋と階が違うだけで部屋番号も部屋の造りも同じだったと思う。
ちょっとつまらない。
そこそこ広いし、明るいし、うるさくないし、お湯もちゃんと出たし、悪くないけれど、ツアーメンバーの中には別館のお部屋になった方もいらして、違う造りの部屋も見てみたかった。
夕食まで1時間くらいあったので、シャワーを浴び、洗濯をする。
明日は無人島でシュノーケリング&バーベキューの予定なので、水着とウォーターシューズを洗って乾かすミッションは重要だ。
ドライヤーを持って来て正解だったと思う。
夕食は19時20分から、ホテルのレストランでいただいた。
ビュフェである。
カレーは分かるとして、何故か焼きそばとかチャーハンがあったのが謎だ。そして、豚肉もラードも使えない筈なのにちゃんと中華の味で、そして美味しい。
中華風のコーンスープも美味しい。
このホテルのレストランではお酒をいただくことができて、結構な種類のビールも用意されている。各国のビールから選ぶとなると何を選んだらいいのか分からなくなり、定番だろうとハイネケンをお願いした。
入国時に購入しなかったので、オマーンに入って初めて飲むアルコールである。
他にも何人かビールやワインを頼んだ方がいらして、「嬉しい〜。」「美味しい〜。」と言い合う。
デザートのフルーツとアイスまで美味しくいただいた。
ここまで夕食のときにいただいた飲み物代を払っておらず、ここでまとめて精算となった。
2日目にムトラ・スーク近くのレストランで飲んだノンアルコールビールが1.4リアル(560円)、3日目にMISFAH OLD HOUSEで頼んだマンゴージュースが1リアル(400円)、4日目のAL AYJAH PLAZAでいただいたスイカジュースが1.5リアル(600円)、この日のビールが3リアル(1200円)、トータル6.9リアル(2760円)だ。
100ドル=38リアル、1ドル=150円で計算すると()内の金額になる。
夕食後、20時半過ぎにホテルの真向かいにあるSPARに何人かでお買い物に行った。
コンビニのようなお店で、夕食前に行ったHYPER MARKETよりも若干安かったように思う。
塩も買うか迷ったけれど、いかにも普通の塩だったし1kgと重かったので見送り、アーモンドが入ってチョコがけされたデーツと、粒胡椒を購入した。
我ながら意外とお金を使っている。
今回、アクティビティ系のツアーだし、そんなに一生懸命写真を撮らなくてもいいか、メモも取らなくてもいいかと思っていたものの、旅行記を書こうとすると本当にメモを取っていないことと、メモを取っていないとほぼほぼ何も覚えていない自分に驚く。
この日も、部屋に戻ってからそこそこの時間があった筈だけれど、びっくりするくらいメモが残っていない。何をしていたのか。
買い物を終え、部屋に戻って酔い覚ましにコーヒーを飲んだことは確かだ。
キャニオニングで結構日差しを浴びた割りに、日焼けをした感がない。日焼け止めスプレー優秀だと思いつつ、シートマスクもしたと思う。
メールをチェックし、そういえば明日はシュノーケリングだけれどシュノーケリングってやったことないんだよなぁ、無人島行って日陰でiPadで本読んでてもいいかと思いつつ充電もした。
23時半くらいに就寝した、というメモは残っていた。
1月1日(日本時間)の歩数:16260歩
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