京都旅行記(2024)1日目 その3
2024年11月29日(金曜日)
パークハイアット京都でアフタヌーンティをいただいた後のプランは二通り考えていた。
プランAは、知恩院と高台寺ライトアップをはしごして本日の予定を終了、翌日の朝に清水寺を拝観。
プランBは、高台寺と清水寺のライトアップをはしごして本日の予定を終了、翌日の朝は寝坊(できれば朝風呂にも入る)。
ここまで意外と歩き回ったし、思っていたよりもアフタヌーンティでゆっくりしたし、プランAで行くことにした。
パークハイアット京都から高台寺は歩いてすぐだ。
途中、八坂の塔がライトアップされている様子を見ることができた。右奥で光っているのは京都タワーである。
京都タワーって遠くから見るとこんな感じなのね、高台寺は随分と高い位置にあるのね、と思う。
高台寺は豊臣秀吉の正妻である高台院(ねね)が、秀吉の菩提を弔うために建立した寺である。
2024年はねねの没後400年に当たる。
私は、プロジェクションマッピングはこの没後400年を記念してのものだと思い込んでいたけれど、以前から春と秋に行われているイベントであるようだ。
入口には行列ができていて、どうやら受付で御朱印をいただけたようなのだけれど「ちょっと言い出せる雰囲気では・・・」と思っていただきそびれてしまった。残念である。
拝観時には「ライトアップやプロジェクションマッピングだけでなく、その他も随分と公開されていたのだな」と思った記憶があるけれど、何を見たのかさっぱり記憶にない。多分、紅葉とプロジェクションマッピングに完全に気を取られていたのだと思う。
「プロジェクションマッピングを動画で撮る」という発想が出ず、方丈で座って見られたとはいえ、床はそこそこ冷たい中、多分3回転見続けたのではなかろうか。
プロジェクションマッピングで高台寺の夜間拝観のハイライトは終了、あとは出口を目指すだけと思っていたらとんでもなくて、この後も見どころが続いた。
臥龍池に映る紅葉がくっきりと美しい。角度によって、臥龍廊も水面に映って見える。
竹林の間の道を降りて行く。竹には蛍のような電飾も施されていた。
手に届くくらいの位置にもみじの木があったので、アップで撮影していたら、外国の方の目に入ったらしく、その方も同じ場所から撮影していた。ちょっと楽しい。
19時40分くらいに高台寺を後にし、Google Mapの指示通りに歩いたので今ひとつ道筋は分からないながら、20分くらいで清水寺に到着した。
このくらいの時間だと、まだちらほらと道筋のお店が開いていて、食べ歩きをしている方も結構いらっしゃった。
京都で行きたいところはたくさんあるし「わざわざ行かなくても」という気持ちもあって、清水寺は中学校の修学旅行以来である。
高台寺よりも混雑具合が凄い。
やはり、本堂の張り出した舞台と紅葉を撮影できる奥の院は大人気で、もの凄い人だかりだった。
押しつぶされるかと思ったし、こんなに人が乗っかって、こちらの建物が崩れちゃったり張り出しているところが落ちちゃったりしないのか、落ちてしまう人が出たりしないのかと、本気で心配になったくらいだ。
もちろん、警備の方も大勢出て、整理をすべく奮闘されていた。
それにしても「燃えるような紅葉」とはこのことかと思った。
清水寺では、御朱印をいただく場所が受付とは別にあり、20人以上並んでいたので迷ったものの「せっかく来たことだし」と列に並んだ。
3人の方が次々と御朱印を書いて行く。
これだけの人出が見込めるから、拝観料も御朱印の納経料も今日行った他のお寺よりもお安く設定されているのかと、世知辛いことを考えたりした。
奥の院の真下にある音羽の滝では今も落ちてくるお水を飲むことができるようで、こちらも行列ができていた。
中学の修学旅行で来たときには、三筋のお水にそれぞれ「健康」「縁結び」「学問」の御利益があると言われていて、学問の御利益があるお水を飲んだなぁと思いながら、「並ばなくていいっか」と飲まずに素通りした。
清水寺でももちろんもの凄い数の写真を撮っているけれど、大混雑で急いで撮ろうとしたからか、高台寺の夜間拝観でお腹いっぱいになっていたからか、ボケボケの写真が過半を占めていた。全く何をやっているのかと思う。
21時過ぎに清水寺を後にし、徒歩で宿に戻った。
流石にこの時間に開いているお店はほとんどないものの、道は明るくて歩きやすかった。
21時半くらいに宿に戻った。
檜風呂にお湯を貯めつつ、ポットでお湯を沸かしてお茶を入れる。
伊勢丹で購入した鯖寿司を夕食にいただく。お部屋にお茶碗とお皿が用意されているのが有り難い。
これで、お茶碗とお皿の柄が揃っていたら完璧だったのに! と思う。
食休みをしてから檜のいい匂いに包まれて入浴し、23時過ぎに就寝した。
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