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2025.05.04

箱根旅行記(2025)1日目

2025年2月21日(金曜日)

 今回、母との温泉旅行の行き先は箱根である。
 毎回言っているのに果たせていない気がするけれど、今度こそ「美味しいものを食べて温泉入ってゆっくりのんびりするだけ」の旅行にする予定である。そのため、ミラコロは使わず、なるべく荷物を減らしている。
 以前に箱根に行った際に気になっていたお店でランチを食べるべく、9時半に家を出た。

お茶とおやつ 11時に新宿駅に到着し、少し遅めのお昼になる予定なので、ロマンスカー車内で食べようとPRESS BUTTER SAND で和バターサンド〈あんバター〉をおやつを購入する。
 11時20分発のロマンスカーに乗り込み、早速いただいた。
 この和バターサンドを母が異様に気に入り、旅行後、あと2種類の和バターサンドを購入していただいた。
 母は、最初に購入したこの和バターサンド〈あんバター〉が一番気に入っているらしい。

 新宿を出た直後は青空が広がっていて、富士山も遠くに見ることができた。
 しかしお天気はどうもご機嫌斜めで、ロマンスカーが秦野に差し掛かるころにはすっかり雲で覆われ、富士山も全く姿を現すことはなかった。残念である。

 ロマンスカーは12時53分に箱根湯本に到着した。
 駅に降り立つと、思ったよりも寒くない。氷点下とか雪が降りそうという感じはなく、寒いと思って厚着して防寒の用意をしたのになぁと肩透かしを食った気分になる。
 そのまま、以前から母が行きたいと言っていた808 Monsmare: 箱根湯本の薪火イタリアンに向かう。
 お店の外に結構な待ち行列ができていてかなり待ちそうだと思い、母に「どうする?」と聞くと「待つ」と即答だ。せっかちな母が待つと言うのなら決まりである。列に並んだ。

 結局1時間弱待って店内に案内いただくことができた。
 ランチは、ピザまたはサラダと飲み物のセットメニューがある。メニューを検討し、御殿場産 ふじやまプロシュートとルッコラのサラダととマルゲリータ‘ 箱根アフミカート’とセットにしてもらうことにして、飲み物は母がコーヒー、私はブラッドオレンジジュースをお願いした。
 美味しい。
 遅い時間に食べ過ぎたかと少し心配になる。でもこの美味しさの前には控えめにするなんて無理というものだ。1品をサラダにして正解だった。

サラダピザ

 箱根湯本駅前に戻り、バス停を探し当てたら長い列ができていた。小田原からのバスが渋滞で遅れているらしい。
 結局、箱根湯本始発のバスが用意され、座ることができた。山道を行くことになるから有り難い。
 30分ほど揺られ、小塚入口というバス停で下車した。
 バス停から本日の宿である小塚久の葉までの道が急勾配の上り坂で、見上げたときには絶句した。こんなの聞いていない。
 母に「この間泊まった湯河原の宿も急坂だったわよね」と恨み言を言われつつ、えっちらおっちらと歩き、15時半過ぎに宿にチェックインした。

 フロントにいたスタッフは外国の人で、この宿も外国の方の宿泊が多いのかしらと思う。夕食のときに見た感じでは、この日は外国の方は一組だけのようだった。元々が全8室の宿である。
 サービスを絞ってお値段を抑えている宿で、例えば靴は自分で靴箱にしまい、アメニティと浴衣、お茶セットなどはロビーから自分で必要なものを持って行く、洗面所に置いてあるコップは紙コップになっていた。
 合理的である。

宿のお部屋 この日に宿泊したのは和洋室だった。
 母が立ったり座ったりが辛いと言うようになり、旅行のときの宿は和室にお布団よりは、ベッドの洋室を選ぶようにしている。
 畳に座布団に座るよりも、椅子に座る方が楽らしい。
 さらに和洋室になっていると、母が寝てしまった後で私がごそごそしても(比較的)邪魔にならないのも有り難い。

 17時くらいまで眠ってしまっている間、母はテレビを見ていたようだ。
 起き出して用意を整え、大浴場に行く。
 他にお客さんはおらず貸切状態だったのが嬉しい。
 内湯のみで、湯船も3人いたら一杯になりそうな大きさだけれど、その分、濁り湯の温泉成分は新鮮かつ濃いように思う。
 少しぬるめのお湯にゆっくり浸かったら、後からぽかぽかしてきてとても温まった。
 シャンプーとリンスが別に用意され、POLAのものだったのも地味に嬉しい。

 18時半から夕食をいただいた。
 何しろ「老舗相原精肉店の国産牛しゃぶコースプラン[朝夕2食]」で予約している。
 しゃぶしゃぶ目当てでの宿泊といっても過言ではない。

サラダしゃぶしゃぶセット

 テーブルにはサラダとしゃぶしゃぶのセット、タレはポン酢とごまダレの2種類、茶碗蒸し、お漬物、お水のポットとほうじ茶のポットが置かれている。
 そして、このご時世にサラダしゃぶしゃぶのお肉はもちろん野菜がたっぷりだったのも嬉しい。
 もの凄く得をした気分である。

〆のうどんビールとごまダレ

 どうしても飲みたくなって、HAKONE KOHAKU(330ml)を頼んで母と乾杯する。
 思ったよりも美味しく飲めて嬉しくなったけれど、コップ半分で自粛した。
 HAKONE KOHAKUは、ベルギー白ビールだそうだ。

 〆におうどんも食べ、デザートのバニラとブルーベリーのアイスクリームも平らげて、大満足の夕食だった。
 ごはんは頼むと持ってきてくれる感じだったけれど、母も私も〆のうどんでお腹がいっぱいでとてもごはんにまで到達できなかった。

 食後、テレビを見たりベッドで寝そべったりして休憩し、21時頃に大浴場に行ってみたところ先客がいらしたので、一度部屋に戻った。
 またまたテレビを見たり旅メモを付けたりしながらのんびりし、22時頃に行って見ると独泉できた。嬉しい。
 30分弱のんびりお湯に浸かり、23時頃に就寝した。
 本当に、移動して、寝て、食べているだけの1日を満喫した。

 -> 箱根旅行記(2025)1日目

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