湯谷温泉旅行記の入口を作る
ここは、2022年9月末に一人で湯谷温泉に行った旅行記の入口である。
湯谷温泉は本当に何もないところで、宿に籠もり(系列宿の湯巡りもできると案内いただいたけれど、結局、出かけなかった)、ひたすら宿の温泉を楽しんだ。
薬膳料理のお宿で、もちろん夕食も朝食も薬膳、お酒も薬膳のお酒を頂戴した。
宿を満喫する旅である。
以下の日程をクリックすると、旅行記に飛べるようになっている。
ここは、2022年9月末に一人で湯谷温泉に行った旅行記の入口である。
湯谷温泉は本当に何もないところで、宿に籠もり(系列宿の湯巡りもできると案内いただいたけれど、結局、出かけなかった)、ひたすら宿の温泉を楽しんだ。
薬膳料理のお宿で、もちろん夕食も朝食も薬膳、お酒も薬膳のお酒を頂戴した。
宿を満喫する旅である。
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2022年9月30日から1泊2日で湯谷温泉に行って来た。
帰り道に豊川稲荷に立ち寄ったくらいで、基本的には宿に一人で籠もり、温泉と薬膳料理を満喫する旅になった。
1泊2日で温泉に5回も浸かったのは初めてだと思う。
プロフィール写真は露天風呂からの眺めの写真を選んだ。
宿の目の前に一枚岩の川底の川が流れており、川のせせらぎの音と虫の声と時々とんびの鳴き声を聞きながら、のんびり温泉を楽しむことができた。
至福である。
2022年10月1日(土曜日)
前日、21時過ぎに眠ってしまったためか、1時だったか2時だったか、真夜中と言いたくなるような時間に目が覚めた。
そういえばこちらのお宿は24時間温泉に入れた筈と思い、起き出してお風呂に行くことにした。
当然のことながら、内風呂も露天風呂も空いている。
昨日に温泉に入ったときには気づかなかった温泉の成分表が目に入った。
ナトリウム-カルシウム-塩化物泉と書いてある。源泉は34.8度で、加温して42度にしてあるそうだ。塩素系薬剤は使っているけれど、加水、循環は両方なし。多分、源泉掛け流しと言っていい温泉だと思う。
真っ暗で何も見えない。凄い暗さだ。
川の流れる音が聞こえてきて、他に虫の声が聞こえていたかどうか。
熱めのお湯だし、強いお湯だ。ここで長湯をしたらもっと眠れなくなってしまうと思い、15分くらいで上がったものの、暑いくらいに温まった。
2時過ぎに温泉に入っていたにも関わらず、その前に21時から4〜5時間寝ていたおかげか、朝、6時過ぎに自然に目が覚めた。
健康的なのかどうか分からない。
朝食前の温泉は混むだろうなとお布団でごろごろしているときに、ハタと「そういえば廊下を歩く音を聞いていない!」と気づいて行ってみると、内湯が空いていた。
一人で貸切だし、窓を開け放って露天風呂のようにして入る。
風が気持ちいい。明るいけれど、まだ朝日は射していない。峡谷の底に近いところに宿が建っているからだと思う。
とんびと思われる鳥の声が聞こえてきて、もちろん川の流れの音も聞こえていて、爽やかな朝である。
朝風呂を気持ち良く満喫した。
30分ほどで上がり、お部屋に戻る。
ペットボトルに入れて持ち歩こうと思いつき、お部屋にあったプーアール茶を入れて、そのまま冷ましておく。
そんなことをしていたら、8時少し前に朝食の準備ができましたと内線が入った。
昨日、夕食をいただいた同じお部屋に朝食がセッティングされていた。
朝ごはんは和風かつ薬膳がこちらもちりばめられている。
赤米(黒米?)のおかゆに、海苔のスープ、おかゆとは別に鶏入りのちまきがあり、お魚はサワラが焼かれている。蒸したお野菜があり、奥の桶には豆乳が入っていてその場でにがりを加えてお豆腐を作ってくださった。そのお豆腐には紅花が散らされている。
旅館の朝ごはんは美味しいし、おかずもたくさんだし、そのたくさんのおかずがどれもごはんが進むお味で、いつもついつい食べ過ぎる。
しかし、今回はごはんがおかゆだったからか、薬膳の効果なのか、お腹がいっぱいになりつつ「お腹が苦しい」というほどではなかった。素晴らしい。
食後のデザートは場所を変えてロビーでいただいた。
仙草ゼリーである。
飲み物は、コーヒー、タンポポコーヒー、ジャスミンティから選ぶことができ、身体にいいもので初志貫徹することができず、ついコーヒーをお願いしてしまった。
窓からの川の眺めもごちそうである。美味しくいただいた。
デザートをいただいているときに、宿の方から「帰りはどうされますか」とお尋ねがあった。
お隣でデザートを食べていらした母娘の二人連れは「10時過ぎの電車で」とおっしゃっている。
11時のチェックアウト前にもう1回お風呂に行きたいと思っていた私は、11時台の特急でとお答えしたところ、チェックアウト後にロビーで電車を待ってもらってもいいし、散策に行かれるのであればお荷物を預かりますと言っていただいた。
ついでに、川向こうに見える遊歩道を歩けますかとお聞きしたところ、前は通ることができたけれども、雨等で道が崩れてしまい、今は通ることはできませんということだった。
なるほど、歩いている人を見かけない訳である。
コーヒーまでゆっくり、1時間弱かけて朝食をいただいた。
お部屋に戻り、もの凄く素早いヤモリが部屋の壁を横切るところを目撃したりしつつ食休みをし、今回の1泊2日で5回目の温泉に向かった。
1泊2日で5回も温泉に入るのは多分初めてである。
チェックアウトされている方もいらっしゃるロビーを通り、内湯と露天と両方が空いていたので、ここはやはり露天風呂を楽しむことにする。
流石に日も射してきて、お湯がきらきら光っていて、まだ暑いほどは気温も上がっていなくて気持ちいい。
10時前には上がったけれど、温泉で温まりすぎて大汗である。
お部屋で涼みつつ、プーアール茶をペットボトルに入れ替えて冷蔵庫で冷やしたり、お布団でごろごろしたり、荷造りをしたりして、11時少し前にはづ木をチェックアウトした。
玄関横にちょっとしたお土産(というよりは薬膳)のコーナーがあって、温泉の素があったのでチェックアウトの際に合わせて購入する。
大した荷物でもないのでそのまま持って温泉街をうろうろすることにした。
とは言うものの、湯谷温泉は本当に小さな温泉地で、特に見るものがある訳ではない。
朝食が適量だったとはいえ、流石にまだ五平餅をいただけるようなお腹の空き具合でもない。
そのままお店の前を通り過ぎ、吊り橋に向かった。
今日もいいお天気である。
そして、今日も川の色が美しく、水も透き通っていて川底の岩の様子がよく見える。
滝のようになっているところでは水しぶきが白く上がっていて涼しげである。
しかし、暑い。10月とは思えない日差しと暑さである。
往生際悪く、吊り橋を渡って、遊歩道入口らしきところにあった階段を降りる。
とりあえず川岸に幅1mもないくらいの道があるけれど、濡れてぬかるんでいるところもある。
少し進むと木々の間から先ほど渡った吊り橋が見えた。けれどもこの辺りまで進んだところで、道はどちらに続いているのか分からないくらいになってしまった。多分、5mも進んでいないけれど、撤退だ。
橋まで戻ったら、岩伝いに河原まで降りて行けそうだった。
そんなことをする人はほとんどいないだろうけれど、あの水にちょっと触ってみたい。
流石に1泊2日の荷物が入ったバッグを持ったままではバランスを崩しそうだったので、バッグは橋の陰に置き、カメラだけ持って降りてみる。
それにしても暑い。そういえば、天気予報は今日の愛知県の最高気温は30度だと言っていた。
河原で見た川の水はやはりきれいで、川底の一枚岩がよく分かる。
吊り橋を見上げるのも何となく面白い。
しばらく水面近くからの眺めを楽しんだ後、吊り橋のたもとにある日陰になったベンチに座って涼む。誰かと話す訳でもないのでマスクを外し、朝作ったプーアール茶で水分補給する。
電車の時間に合わせて駅に戻った。
湯谷温泉駅は、改札もないし、券売機もないし、suicaなどのICカードも使えない。
駅のホームは出入り自由である。
ホームを降りたところにお手洗いがあって、きれいに整えられているのが有り難い。
11時49分湯谷温泉駅発の特急伊那路に乗った。車内はガラガラである。
車内で車掌さんに声をかけてもらって、豊川までの切符代と特急料金を支払った。
冷房が有り難い。10月なのに。
ぼんやり車窓からの眺めを楽しむ。来るときとは反対側の座席に座り、うん、どちら側に座ってもそう長めに変わりはないなと思う。
敢えて言うと、豊橋から湯谷温泉に向かう場合、左側の座席の座るとあちこちで曼珠沙華の花を見ることができる。
右側に座ると、湯谷温泉に到着する少し前に、木々の間から川を見ることができるけれど、本当にちょっとだけだ。
12時19分、豊川駅に到着した。
駅から徒歩数分で豊川稲荷に到着する。方向音痴の私でも間違いようのない、分かりやすい道である。そして近い。
日本三大稲荷とは知っていたけれど、想像していたよりもずっと広い。
考えてみれば京都の伏見稲荷だって山だし相当に広いけれど、街中で平らで道路沿いに塀の先が見えないくらい広い敷地というのが意外だった。
まずはお参りする。
上り坂の向こうに本殿がある。
豊川稲荷ではお手水を使えるようになっていたと思う。手を清め、お線香をあげる。
近づくと声明(だと思う)が聞こえてきた。どなたかが特別にご祈祷をお願いしていたのかも知れない。
お参りに来た人たちが少し遠巻きにするように耳を傾けているのがいい感じだった。
本殿の横を回って千本幟が立てられている参道を歩く。
これだけ緑が濃くても暑いとは、一体、今日はどんな暑さなのだろうと思う。しつこいようだけれど、もう10月である。なのに、最高気温30度の予報である。いいお天気だ。
境内には、お参りに来ている人ももちろん多いとは思うけれど、私のようにいかにも観光客っぽい人も結構歩いている。観光地でもあるらしい。
この幟たちは、参拝した信者の方々が奉納したものであるらしい。
千本幟の奉納を受け付ける窓口を見かけたように思う。多分、私でも奉納出来た筈だ。
千本幟の立てられた道を辿って、霊狐塚に到着した。
千体とも言われる狐たちが所狭しと並べられている。
これらの狐たちは、祈願成就の御礼として信者の方々が奉納し、お祀りされているのだそうだ。
そういういわれはともかくとして、何だか凄いインパクトである。今は明るいし日が射しているからいいけれど、雨の日や夕方の日が沈む頃に来たらもの凄く印象が変わるのではないかと思った。
最後に御朱印をいただいて豊川稲荷を後にした。
豊川稲荷では、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策の一つとして、御朱印は御朱印帳に書いていただくのではなく、別の紙に書いたものをいただくようになっていた。
恐らくはそのためだと思うのだけれど、通常の御朱印に加えて、切り絵になった御朱印も用意されていたので、「御朱印帳に後で貼るのなら」と思い、全面の大きさの、5色あるうち山吹色の切り絵の御朱印をいただいた。
お昼ごはんは豊川稲荷の門前町でお稲荷さんをいただこうと思っていたけれど、門のすぐ前にあったお店では元気が良すぎるくらいの呼び込みをしていてつい避けてしまい、改装中だったり、店内が全く見えないと不安だなぁと思ったりしているうちに駅に着いてしまった。
もの凄くお腹が空いているという訳でもないし、電車の時間もちょうどいい。それなら豊橋まで出てしまうことにした。
豊橋まで出たらお店を探すのも面倒くさくなってしまい、在来線の改札内にある壺屋で三色稲荷のお弁当を買い、新幹線で食べることにした。三色は、普通のおいなりさん、わさびの葉っぱの乗ったおいなりさん、ちりめん山椒の乗ったおいなりさんである。
また、そういえばここまで全く何も購入していなかったのでお土産を少しは買おうと、豊橋穂の菓のおつつみフィナンシェと、寡聞に為て知らなかったのだけれど双方とも豊橋が発祥であるQUONとブラックサンダーとがコラボした「ブラックサンダー × QUONテリーヌ」を購入した。
14時51分発のひかりより確実に空いているだろう14時41分発のこだまに乗る。
かつ、何かで「こだまの自由席は前方(1号車より)よりも後方(15号車より)の方が空いている」という話を読んだような気がしたので、後方の車両に乗ったところ、伊那路と同じくらいガラガラだった。今回も席は選び放題である。
流石にお腹が空いていたので、新幹線が動き出すと同時においなりさんを食べ始めた。
今回の旅行は特に目指していた訳ではないのに「飲んだくれの旅」になったので、最後を締めるべく新幹線の改札内でビールを買ってあった。
おいなりさんの油揚げはかなり濃いめの味付けに炊かれていて、「ごはんとビール」という組み合わせが意外なくらい合っていた。
17時前に東京駅に到着し、無事、帰宅した。
2022年9月30日(金曜日)
露天風呂からお部屋に戻り、ジャスミンティを入れる。
お茶菓子として用意されていたスイカの種を食べつつ、お茶を飲みつつ、窓際の椅子に座って本を読む。
この椅子が意外と座り心地が良い。
古い木造だから誰かが廊下を歩いていると家鳴りの音が聞こえるしドアの開け閉めの音もはっきり聞こえる。窓の外を流れる川の音が聞こえ、虫の声も聞こえる。時々とんびの声もしていた。落ち着く。
落ち着くといえば、こちらの宿は浴衣ではなく作務衣が用意されている。着方が下手な私はたとえ作務衣でも襟元がどんどん広がって行き落ち着かないことが多いけれど、こちらの宿の作務衣は襟元にボタンがあって留めることができて安心だ。どこの旅館でも採用してくれるといいのになぁと勝手なことを考えた。それくらい着心地が良く安心だった。
そして、用意されていた湯上がりの足袋も、丁字染めで緩すぎずきつすぎずでとても履き心地が良い。丁字は、正倉院御物の防虫・防かび等に使用されたりしていた染料だという。流石、薬膳の宿という感じだ。
しばらく本を読んだ後、夕食前に内湯に入るべく17時過ぎに行った。ちょうど良く内湯が空いている。
湯気が籠もっていた内湯も窓を全開にしたらあっという間に涼しい風が入ってきた。気持ち良い。
お湯は露天風呂と同じで渋い緑色に濁っている。お湯の温度も露天と変わらない、ように思った。
内湯のカランは並んで二つ、湯船も露天風呂より一回り小さい。こちらは、知っている人同士なら大人二人、知らないと一緒はちょっと避けたい、というくらいの大きさだ。
窓を開け放ったので、川の対岸にある遊歩道らしき道が見える。しかし、歩いている人が一人もいない。そもそも歩ける道なのか謎である。
歩けない道なら対岸から見られる心配はないから、目隠しのよしずは外してしまってもいいのでは? などと考える。
18時から夕食の方もいらっしゃるし、順番待ちしている方もいないだろうと、18時過ぎまでゆっくりさせてもらった。
18時半になるかならない頃に夕食の用意ができたとお部屋に電話が入った。
食事処への階段を降りて来ていただいたら係のものがお声がけしますと言う。
行ってみると丸テーブルが入った個室に案内されて驚いた。私一人で占拠してしまっていいらしい。
テーブルの上には、薬種がいくつか乗ったお皿が用意されていて、食前酒として、紹興酒かプーアール茶かを選べますという。もちろん紹興酒をお願いした。
宿の方が、薬種をお猪口に入れ、温かい紹興酒を注いで食前酒「不老養顔鬆」を作ってくださった。
漢字のとおり「人を若くきれいにする老酒」だと献立の紙に書かれている。薬種は、霊芝、クコの実、白にんじん、麦門冬の4種類だ。
このうち霊芝だけは固いので食べられないけれども、噛んでエキスをいただいてください、と言う。その他の三つは食べていただけますという案内だ。
また、この後もお料理が出されるたびに、そこで使われている薬種と効能を説明してくださった。
ここでももちろん説明していただいたし、薬種を説明する資料もテーブルに置かれていていつでも読めるようになっていたけれど、いつものことながら、全然覚えられなかったし、写真に撮ってくるのも忘れてしまった。
とにかく、身体に良くて美味しいお料理が供されたことは間違いない。
前菜の「健身開胃碟」は、献立で「新鮮な中性の前菜」と説明されている。
キャベツとりんごの上に、海老、キュウリ、インゲン、くるみ、牛肉、キクラゲが載せられている。
そういえば、この前菜に使われている薬種は何だったろう。メモし忘れたらしくて書いていない。キクラゲは薬種の一つでもあるから、それかも知れない。
上に乗せられた野菜や海老はほんのり甘い味付けで、下に隠れているキャベツとりんごは、恐らく何も味付けをしていないか、したとしても軽く塩か酢をしたくらいで、とにかくさっぱりしている。
器の効果もあって薬膳っぽい見た目でありつつ、お味は優しい。薬膳と聞いてイメージしてしまう苦みや渋みはなくてほっとする。
次に供された「滋腎益血鶏」は、鶏のムネ肉のスープである。
私の聞き間違いでなければ、「鶏のムネ肉は、粉末にして表面に振られている」という説明だったと思う。本当だろうか?
スープは鶏のスープで、とろみがつけられ、溶き卵が散り、最後に青葱が散らされている。
こちらも優しい穏やかな味のスープである。疲労回復や血圧調整の効果があるという。
3品目は「紅花斐燴果」という紅花入り海老の炒め物だ。
炒め物と言いつつ、海老は衣をつけて揚げてあったのではないかと思っている。くわいなどの野菜を加え、餡でまとめてある。海老もプリプリしていて美味しい。
紅花はかなり万能の薬種のようで、血液循環を良くすることで、肌荒れ、腰痛、肩こりなどに効くという。
この辺りで紹興酒を飲みきり、薬膳酒をお願いすることにした。10種類くらい用意され、利き酒セットのように三つを選んでオーダーすることができる(もちろん、一種類をお願いすることもできる)。
メニューには、それぞれの薬酒の効能も書かれていてかなり迷う。迷った末、クコの実、霊芝、何首烏の3種類をお願いした。
一番左がクコの実のお酒で、滋養強壮、疲労回復、眼精疲労、成人病予防に効く。
真ん中が霊芝で、高血圧、成人病予防、あと二つ何かに効いた筈だ。
一番右の何首烏(カシュウ)は滋養強壮、コレステロール降下、動脈硬化抑制の効果がある。
我ながら、ほぼ老人向けラインアップである。よっぽど体力に自信がなかったらしい。あと、成人病に不安を持っていることが読み取れる。
この薬酒たちは小さなグラスに入っており、恐る恐る飲むとかなりアルコールが強めだった。
行く前に読んだどなたかのブログで「9種類飲んだ。10種類全部を飲めなくて残念」と書かれてあったけれど、私にはとてもそんなには飲めそうにない。三つを厳選して正解だ。
次のお料理は「黄耆天麻海巻」で、お魚の蒸し物だ。
衣をつけて蒸されたアカダイの上に乗せられているゴボウの輪切りみたいなものが「黄耆」で、真ん中に散らされたオレンジっぽいものが「天麻」だ。
なかなかピンポイントな効能のお料理で、高血圧に伴う頭痛やめまい、情緒不安、腎機能低下に効くという。
霊芝の薬酒と一緒にいただく。お酒の効果か、お料理の効果か、相乗効果か、この辺りから大汗が出始めて驚いた。タオルで顔を拭ってしまう。
次のお料理は、「陳皮漢果駝鳥肉」という、ダチョウのお肉の煮込みだった。
薬種としては陳皮と羅漢果が使われている。身体の酸化防止、胃腸・喉にいいらしい。
菊花がレンコンの上に乗せられて出てきて、「菊には毒消しの効果があると言われていますので、散らしてお召し上がりください」と説明があった。
ダチョウのお肉なんて、食べたとしたら20年近く前にケニアに行ったときくらいだ。覚えていないのだから初めて食べると言っていいだろう。
お醤油とお砂糖で甘辛く味付けされている。少し濃いめなのは、ダチョウ肉に臭みがあるからなんだろうか。全く気にならない。
最初に説明がなかったら、これがダチョウのお肉だとは気づかなかったと思う。
かといって、「何も説明がなかったら何のお肉だと思ったろう?」と考えても思いつかなかった。
そして、献立に書かれていないお料理が供された。
「料理長からの一品」の麻婆豆腐だ。
そう言われると何だかサプライズのようで嬉しい。
豆豉が入っていますという説明をいただいたから、豆豉も薬種の一つということなんだろうか。
ダチョウのお肉ともども、白いごはんが欲しくなるお味だった。
次にいただいた「珍珠芙蓉貝」は、いかにも美容に良さそうな名前でありつつ、湿疹とかすみ目に効くという。
卵白と貝柱の炒め物で、真珠の粉も使われ、上にクコの実が散らされている。
見た目どおりの優しい味で、卵白も真っ白で炒めてあるとはちょっと信じがたい。
青梗菜の炒め物は「麦冬燴時菜」という名前だ。名前のとおり、麦門冬が入っている。
青梗菜の左右にある黄色っぽい細長いものは金針菜、つまりは百合の花である。
こちらのお料理は便秘と喉にいいらしい。謎な組み合わせの効能である。
そして、お食事である。これが贅沢な組み合わせだ。
ごはんは、「菟絲子笋米飯」といって、漢方のトシシ、ひじき、大豆が具として入り、お米には餅米も加えてもちもちした食感を出しているという。
奥に見えている奈良漬けのようなお漬物は、キクイモである。
お茶は羅漢果のお茶で少し甘い。ごはんにはちょっと合わないかも知れない。しかし、もちろん漢方のお茶で老化防止と肺をきれいにする効能があると言われれば飲まない訳には行かない。
おつゆは、烏骨鶏のスープだ。献立に「血檽珍珠鳥」と書かれていると思うけれど、2文字目が自信がない。実際は木偏ではなく末とか未に見えるけれど、これらと需を組み合わせた漢字を見つけられなかった。
それはともかく、烏骨鶏のスープである。具として山芋の加えられており、身体にいいに決まっている。いかにも「滋味溢れる」といったお味だ。
「軽度中等度の糖尿病」が効能に挙げられているところが何だか凄い。
こんなフルコースを食べたらお腹がいっぱいになりそうなものなのに、「お腹が苦しい」とかいったことは全くなかった。
腹八分目とは言わないまでも、「ちょうどいい量のお食事をいただきました」と感じる。
「忘れられちゃったかしら」と少し心配になったくらい後で、デザートが運ばれてきた。
「迎賓時令果」という白キクラゲのデザートである。胃腸炎と乾咳、高血圧に良いそうだ。ナツメも入り、甘いシロップ漬けになっている。
一緒に供されたタンポポコーヒーは、不思議と甘く、少し乾いた感じの味がした。
18時30分からちょうど2時間かけて完食である。
美味しい上に身体にも種々の効能がある(に違いない)。何て素晴らしいのだろう。
部屋には、雨戸が立てられ、お布団が敷かれていた。
お布団ですぐ寝られる態勢が整えられていたためか、急激に眠気が襲ってくる。
慌てて歯磨きだけは済ませ、テレビで世界卓球を見る。かなり音が伝わり易いことは分かっていたので消音にする。
21時くらいだと思う。いつの間にか眠ってしまった。
湯谷温泉旅行記1日目その1 <- -> 湯谷温泉旅行記2日目
2022年9月30日(金曜日)
夏のお疲れ休みで、愛知県の湯谷温泉まで一人旅してきた。
朝、10時過ぎに東京駅に到着し、こだま車内でいただくランチを吟味する。グランスタを歩き回り、駅弁屋 祭をチェックする。
色々迷った末、地下1階にあるTOUBEI でフィッシュボールと和風サラダ、駅弁屋 祭でクリームチーズ生ハム包みと白ワインを購入した。
朝ごはんもしっかりいただいているし、漢方薬膳の夕食までにしっかりお腹を空かせておこうという魂胆で炭水化物を避けたら、何だか飲む気満々の組み合わせになった。
こだまの切符は自由席である。
空いている車両を選んで確実に座ろうと15号車の前で発車15分前くらいから並んでいたところ、入線した後も車内整備があり、乗車できたのは発車5分前くらいだった。
狙い通り、10時57分の東京駅発車時点で車両に3人くらいしか乗っていないガラガラさだったし、その後も、ほとんど人が増えることはなかった。
11時くらいから、30分くらいかけてランチをいただいた。
少なめに買ったつもりが、結構な量である。流石に白ワインは飲みきれなかったので、どこかで飲もうとバッグにしまい込む。
早起きした訳ではないけれど、お腹もいっぱいだし、アルコールも入ったし、お天気はいいし、眠い。
空は快晴で雲一つなく、「これなら富士山も見られるかも」と期待したけれど、ちょうど富士山の稜線に沿って雲がもくもくと湧いていて、裾野の辺りがちらった見えているだけだった。
この日、富士山の初冠雪が記録されていて、雪を被ったまで行かずともうっすら雪化粧した富士山を見られるかと期待していたので、残念である。
それにしても、どうして富士山が見られる機会があると思うと、ぜひ見たいと思ってしまうのだろう。
しかし、静岡県を西進するうちに、きれいな緑の茶畑や、青く光る浜名湖などを見ることができた。
やはり、青空は偉大である。
車窓を眺めたり、うとうとしたりしているうちに、13時2分、こだま719号は豊橋駅に到着した。乗り換えである。
飯田線への乗り換えまで40分ほど時間がある。
新幹線の駅構内には、お土産物屋というほどのお土産物屋はなく、待合室内のキオスクで扱っている感じである。
他に、駅弁を売るお店と、カフェコーナーがある。
早々に在来線の駅構内に行くと、こちらの方が色々なお店が揃っていた。友人にお土産を送ろうと色々と見て回ったものの、ちくわやブラックサンダーは何だか違う気がする。帰りにまた考えることにした。
ペットボトルのハーブティだけ買い込み、湯谷温泉駅は改札もなく、SUICAも使えないということなので、一旦改札を出て切符を購入する。
13時42分発の飯田線は、前向きの座席が多く、一部だけ横向きになっているという車両だった。2両編成だったと思う。
平日の昼下がりだし、乗車率40%というところだったと思う。
「秘境線」として有名な飯田線も、豊橋からしばらくは市街地を走り、段々と田んぼが増えてきて、遠くに山並みが見える。
やはりいいお天気である。気持ちいい。
ぼんやり窓の外を見ていると、たくさんの曼珠沙華が咲いていた。
田んぼのあぜ道はもちろん、線路沿いにも咲いているし、曼珠沙華との遭遇率が高い。
そうと気づいて写真を撮ろうと狙ったけれど、いざ狙うとなかなか思うように撮れないものである。
そうこうしているうちに、14時49分、湯谷温泉駅に到着した。
新幹線で2時間、乗り換えに40分あって、さらに1時間強の在来線に乗るとなると退屈するんじゃないかと思っていたら、全くそんなことはなかった。
ぼんやり電車に乗っているっていいものである。
湯谷温泉駅では、10人以上の人が降りた。恐らくは、ほとんど湯谷温泉に泊まろうという旅行客だと思う。
駅では、車掌さんが切符を回収する。駅舎はなく、ホームからそのまま階段を降りれば、そこはもう駅前広場である。広場というか、駐車場っぽい場所だ。
宿泊するはづ木というお宿は全5室なので混み合うことはないと思うけれども、電車で湯谷温泉に来ようとするとこの電車が一番時間的にちょうどいい。他のお客さんとチェックインが重なることもあるだろう。
チェックイン前に少し歩いてみることにした。
湯谷温泉には、日本で二番目に美味しい五平餅の田舎茶屋 まつやというお店がある。
線路沿いに少し戻ったところにお店があり、「おぉ! ここか!」と思ったら、金曜定休の看板が出ていた。湯谷温泉から徒歩15分ほどのところにあるらしい、エッセンシャルオイルの蒸留体験などができる奥三河蒸留所も土日月の営業で、この辺りは金曜日はあまりお客さんが来ない前提なのかしらと首を傾げる。
まつやの前で線路を渡り、坂道を少し下ると赤い欄干の吊り橋があった。
その吊り橋の上から見た板敷川の眺めが絶景である。
川底は一枚岩になっていて、「板敷川」の名前はそこから来ている。水が澄み、青く、小さな滝がある。
かなり暑い日だったけれど、吊り橋の上は風が通って涼しい。
しばし涼みながら川の眺めを堪能し、元来た道を戻って駅を通り過ぎ、15時過ぎに本日のお宿「はづ木」にチェックインした。
3人連れの先客がいらっしゃった。恐らく、同じ電車で来たのだろう。
お茶請けのサンザシと、緑豆と蓮のブレンド茶が供された。もうすでに「薬膳」の世界が始まっている。
ロビーの大きな窓からは、先ほど吊り橋から見た板敷川が見える。ここから見ると、川底が一枚岩になっているのがよく分かる。
実際は汗だくになるほど暑いのだけれど、見るからに涼しげである。
夕食は18時からと18時30分から、2時間くらいかかりますというお話で、18時30分からでお願いする。
朝食は、8時からと8時30分からのどちらかだったか、7時30分からも選べたのだったか、どうにも記憶が曖昧である。8時からでお願いした。
温泉は、内湯と露天風呂が一つずつあり、部屋単位で貸切制、1回40分くらいを目安に、階段を下がったところにお食事場所と温泉があり、温泉に入るときは階段上にある札を「貸切中」にしてください、という説明があった。
また、系列のお宿が近くに2軒あり、そちらの湯巡りも楽しめるそうだ。
夜22時までどちらのお宿も女湯は内湯という説明だったので、行くなら明日の朝かなと思う。
1階の「音」というお部屋である。
お布団は食事のときに用意します、というお話だった。
6月に泊まった箱根のお宿と彷彿とさせる、「趣ある」感じのお部屋だ。窓もサッシではなくネジ式の鍵だったし、床の間の隣の茶箪笥(ではない気がするけれども正式な名前が分からない)の扉には由緒ありげな絵が描かれている。
お手洗いは、板の間の向かって右奥にあり、その手間に洗面台がある。
逆側の突き当たりに冷蔵庫があって、ポットの横にあったお茶セットとは別に、中国茶が3種類用意され、専用のポットとカップも用意されている。
ロビーでお茶をいただいたばかりだけれど、お茶セットにあった番茶をいただく。
もっとも、茶筒に入ったお茶っ葉を見て「番茶」と思ったし、飲んだときも「少し渋みのある番茶だな」と思っただけだったけれど、後で説明の冊子を読んだところ、茶筒に入っているお茶は、緑茶と烏龍茶だと書いてあった。
折角のおもてなしも、私にかかっては台無しである。申し訳ない。
お茶を一杯いただいて、すぐ、温泉に行くことにした。
お部屋を出て温泉に向かっていたら、先ほど同じタイミングでチェックインされていた3人連れの女性お二人が、こちらは「どんなお風呂か見てみよう」という感じで追いついていらした。
私の温泉支度を見て「ちょっと見せていただいてもいいかしら?」とおっしゃるので、どうぞとご一緒した。
男性お一人女性お二人の3人連れで、「お部屋は一緒でいいけどお風呂が一緒はちょっと」という感じらしい。内湯と露天風呂がそれぞれ一つ(中で男女に分かれている訳ではない)ことを確認し、「二つとも借りるしかないわね」とおっしゃっている。なるほど、「部屋単位での貸切制」というのもなかなか難しいらしい。
15時半くらいに、まずは露天風呂に入った。
手前に室内の洗い場があり、カランが三つ並んでいる。その奥の扉から出ると、右手にカランがもう一つあり、浴槽がある。
知っている人同士なら大人3人、知らない同士だったら二人まで、というくらいの大きさの湯船だ。
もちろん川に向けて開けていて、板敷川の眺めも良い。
お湯は渋い緑色に濁っている。
脱衣場に貼ってあった成分表によると、カルシウム・ナトリウム-塩化物泉である。見た目の色の割りにさらっとした肌触りのお湯だ。
風も気持ち良くて、ぼんやりお湯に浸かっていた。
「長湯するぞ!」と決心していない場合、大体、20分くらいで「そろそろ上がろうか」という気分になる。
脱衣場には、花梨のクレンジングオイル、花梨の化粧水、へちま水が置かれていた。へちま水はお手製のようで、ボトルに手書きのラベルが貼ってある。
浴用タオルがたくさん用意されているのも嬉しい。
脱衣場を出たところに流しがあって、そこには、冷えた柚子みつと冷たい五穀茶が用意されている。
柚子みつは甘く、五穀茶はさっぱり香ばしい。お風呂上がりにいただくなら、五穀茶の方がごくごく飲めて好みである。
2022年9月30日から1泊2日で愛知県の湯谷温泉に一人旅してきた。
飯田線を乗り尽くすとか秘境駅を味わうとか鳳来寺に行くとか鳳来峡に行くとか色々とアイデアはあったけれども、結局、2日目の帰りに豊川稲荷にお参りしただけで、あとはお宿でのんびりする「だけ」の旅行になった。
1泊2日の旅行で温泉に5回入ったというのは、自己最高記録だ。
我ながら、進歩である。
お天気が良くて、暑くて、良すぎるくらいのお天気だった。
青空は素晴らしいし、雨が降っていないって素晴らしい。
でも、暑い。
もう10月なのに最高気温30度というのはびっくりである。
今回の旅行費用は約45000円だった。
ここには、交通費、宿代、飲食費が含まれるが、お土産代は含まれていない。
また、1日目の歩数は5829歩、2日目の歩数は11773歩だった。
宿の中では万歩計を持ち歩かなかったので、あと100歩くらいは多かったと思う。
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