ブラタモリ「#131 熊野の観光~熊野観光の“深~い”魅力とは?~」を見る
2019年4月27日、毎週土曜日19時30分からNHK総合で放映されている「ブラタモリ」を見た。
この日のテーマは「熊野の観光~熊野観光の“深~い”魅力とは?~」である。
先週(20日)も熊野が舞台でぜひ見たかったのだけれど、出かけていて見そびれてしまった。5月21日の再放送を見られるといいなと思っている。
スタートが串本で、ここは行ったことがないので橋杭岩の奇観が面白かった。
岩の向こうと手前で海の気配が全く違うのが、不思議なような、当たり前のような、変な感じだ。
ここで熊野と今呼ばれている地域が、1500年前くらいに噴火したカルデラの中に当たるという説明があり、何ともブラタモリらしい展開である。
もはや死火山といえるのに熱い温泉が湧いているのはフィリピン・プレートという若いプレートが潜り込んできているからであるとか、奇観には流紋岩が一役も二役も勝っているとか、すべての道は地質に通ず、という感じなのは相変わらずだ。
その後、川湯温泉、つぼ湯、熊野本宮大社、大斎原と懐かしい場所が次々と写って嬉しい。
私が熊野古道に行ったのは13年も前のことで、比べると外国人観光客の姿がもの凄く増えていて随分と驚いた。
「東京からのアクセスは決して良くない」という話も出ていたから尚更である。
サンチャゴ・デ・コンポステラの巡礼の道と姉妹関係を結んだことも、観光地として世界に名を馳せたきっかけなのかも知れない。
また行きたい、歩きたいと思った。