修善寺旅行記2日目
2006年8月27日(日曜日)
確か、朝食は8時からと言われていたと思う。
7時に3人とも起き出し、24時に入れ替わっている筈の、もう一つのお風呂を体験しに出かけた。昨日に引き続き他のお客さんの姿はない。
朝に入ったお風呂の方が狭く、眺めもあまり良くなくてちょっと寂しい。入れ替え制にしているのも納得だ。
そして、「少し早いですが。」と始まった朝食が凄かった。
もちろん、豪華さでは昨夜の夕食の方が勝る。しかし、インパクトはこの朝食の方が圧倒的だったと思う。間違いなく、私の生涯で一番大量で一番豪華な朝食だった。
最初につみれ鍋がセットされたときにはどうしようかと思った。
その後、揚げ餅やシュウマイ、お芋の煮物、茶そば、鰺に塩辛や明太子、茶碗蒸しまで出てきた。
朝食が3回に分けて出されたことに驚く。
宿をチェックアウトしたのが10時くらいだったと思う。
いったん修善寺駅までバスで戻り、使わない荷物をコインロッカーに預けて身軽になる。再びバスに乗って浄蓮の滝を目指した。
バスで30分くらい走り、浄蓮の滝のバス停に到着した。ここから遊歩道が滝壺まで続いている。結構深い。しかも、雨がポツポツ降り出してきた。
たどり着いた浄蓮の滝は、思ったより大きくて迫力があり、マイナスイオンが出ている! という感じだった。
滝壺も青緑色をしていてとても綺麗だ。滝壺から流れる川と並行してわさび田があったから、水の綺麗さは折り紙付きなんだろう。
また、滝壺手前の売店で釣り具の貸出をしており、滝壺から流れる川では家族連れが鮎釣りに興じていた。捌いてもらっている人もいて、結構大きな鮎が釣れていたようだ。
もちろん、「天城越え」の歌碑もある。
しばらく3人で代わる代わる写真を撮ったり、滝を眺めたり、わさび田に沿って行き止まりまで歩いてみたり、売店でわさび漬けを買ったり、のんびりと浄蓮の滝を堪能した。
戻りの階段の上りがちょっときつい。
階段を上がりきったところにも売店があり、わさびソフトが売られていた。これは試さねばと、3人揃ってわさびソフトに挑戦した。私ともう一人は甘口にしておいたけれど、一人は果敢に辛口に挑戦していた。
もっと違和感があるのかと思ったら、ソフトクリームはソフトクリームで、最後にわさびがピリっと利いているという感じで美味しい。辛口を味見させてもらい、こちらでも大丈夫だったなぁと思った。
ソフトクリームを食べている間に雨が本降りになってきた。
昨日は、浄蓮の滝に行った後でイノシシ村か湯ヶ島温泉に行って少し歩き(遊び)、お昼ごはんにイノシシを食べようかと相談していた。けれど、朝ごはんをたくさん食べ過ぎて、とてもじゃないけれどイノシシが入る余地はない。
何だかまったりとした雰囲気になり、それじゃあ早めに帰ることにしようと、まっすぐ修善寺駅に戻った。
流石に13時くらいでは渋滞は始まっておらず、行きよりは多少時間がかかったくらいで駅まで戻ることができた。
始発だから自由席でも大丈夫だろうと踊り子の切符を買い、駅に併設されているお土産物屋さんでお土産を物色する。
職場で「修善寺に行くんだ!」と触れ回ったのでお土産にわさびせんべいを買い、モンゴル旅行から帰ってきて妹に「お土産が何もないの?!」と言われてしまったので家にもお菓子やお漬け物を買い込む。
14時台に修善寺を出発する踊り子は、始発ということもあってそれほど混んではいない。早めに電車に乗って席を確保し、半分眠りつつ、半分お菓子を食べつつ、帰って来た。
ごはんとお湯を贅沢した旅行だった。
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